海の見えるユニークなカフェがあると聞いて、やってきました明石市の林崎松江海岸。
潮風が心地よく吹いています。
ロケーション抜群のカフェでランチ
ビーチから細い道路を1本隔て、見上げると大きな窓が印象的な薄緑色の建物がそのカフェ、『ヒポポパパ』。
30年以上ここでカフェを経営する海好きオーナーさんにそっくりだという、船乗りのカバがヒポポパパの目印です。
外側からは、噂に聞くユニークさはまだ見えてきませんね。
おそるおそる扉を開けると、店内には、大きな窓から眩しすぎる自然光がたっぷりと注いでいます。
うわぁ!
お客さんが、入店するたびにオーシャンビューに目を奪われて歓声を上げ、先客はまだ着いたばかりなのに「きれいだよね~うんうん」と内心なぜか先輩気分。
窓側には海を真正面に望めるカウンター席があります。
船が行ったり来たりして、明石特産の養殖のりを刈り取る様子を眺めながら待っていると、人気の『レディースランチ』が来ました!
スープにさくさくのエビカツサンド、ミニグラタンにサラダ、デザート、ドリンクと盛りだくさんで、まるでお子様ランチのようにわくわくします。
デザートの抹茶ゼリーはココナッツミルクとつぶ餡との相性が、失礼ながら驚くほど良く、ぺろりと完食です。
日本初!魚の目が気になる水族館トイレ
さて、そろそろヒポポパパが『日本初』と謳う、目玉をのぞいてきましょうかね。
お手洗い、お手洗いと…。
そう、ここはトイレがユニークで地元では有名なカフェなんです。ただし、特別なのは女性用お手洗いのみなので、注意してください。
何がユニークって、座って見上げると目に入るのがこれ。お魚がすいすい、頭上を泳いでいきます。
まさかトイレが海中に張り出している…わけないですよね。
これはオーナーが試行錯誤の末作り上げた、通称『水族館トイレ』という、いわばデコレーショントイレなんです。
見渡せば、黄色と青を中心に、カラフルなお魚がたくさんいます!
25年以上このトイレを管理するオーナーが、もう把握しきれないほどの数と種類を誇るお魚たち。
トイレの全体像はこんな感じになっています。
お魚に見とれてついつい長居してしまう人もいれば、お魚の目が気になってそわそわしてしまう人もいるそうですが、私は…好きかな。
水槽の中心に入って1人きりになれる機会って、そんなに頻繁にはないですもの。
SUP体験ができる林崎松江海岸
あー、おもしろかった。
カフェに行ってこんな感想を持つこともそうそうないですよね。
ヒポポパパのある林崎松江海岸では、ボードに立ってパドルで水を漕ぐSUP(スタンドアップパドルボード)も体験することができます。
晴れた日には淡路島がくっきりと見えて、とても美しい海岸です。
季節を問わず、穏やかな海と、水の生き物が楽しめるスポットに是非お出かけください。
ヒポポパパ
住所/兵庫県明石市松江57-1
電話/078-923-0253
定休日/不定休
営業時間/10:00~22:00(時間変更の場合あり)
最寄駅/山陽電車林崎松江海岸駅
林崎松江海岸駅へのアクセス
駐車場/有り
瀬戸内Finderフォトライター 堀まどか
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この記事を取材したフォトライター
堀 まどか
堀 まどか/フォトライター 兵庫県生まれ、在住。実務翻訳、外国人起業家支援、通訳案内士(英語)、そしてフォトライター。 ネットマーケティングの外資系スタートアップで進行管理や顧客サポートを担当。 2011年から、フジサンケイビジネスアイ掲載の週刊コラム『ITビジネス最前線』を英日翻訳しています。 日常の風景や旅先で出会った人の表情など、心に触れるものを写真におさめています。瀬戸内のスポット、暮らしぶり、季節感、食を私目線で切り取ります。 写真ブログ http://riderv328.tumblr.com ツイッター https://twitter.com/Riderv328
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