瀬戸内海で3番目に大きい島、山口県周防大島。明治時代から大正時代にかけて、約5,400人もの人々がハワイへ移民として渡りました。その後、姉妹島縁組を締結したカウアイ島とは、50年以上も交流が続いています。
ハワイとの長年の繋がりから、別名『瀬戸内のハワイ』と呼ばれている周防大島。ビーチにはヤシの木が植えられており、瀬戸内海でありながらもハワイのような南国ムード漂う風景に出会えます。
POWER BEACHで出会うハワイ
そんな『瀬戸内のハワイ』でひときわ注目を浴びているスポットがこちら! 2018年春にオープンした『POWER BEACH』です。真っ青な空と海を背景に、インパクト大な外観。店内はどうなっているんでしょう!?
一歩足を踏み入れると、ここ日本だっけ!?と錯覚してしまうような空間が広がっていました! 潮風を感じるハワイアンミュージックが流れ、鮮やかなブルーに目がくらみそう。吹き抜けの2階へと上った先には……。
まるでスクリーンのような大きな窓からは、どこまでも透き通った青のグラデーションが続きます。ため息が漏れるほど素晴らしい景色に、何も言葉がありません。
SNS映え間違いなしのソフトクリーム
どこを切り取っても絵になるPOWER BEACHで、ダントツ人気のメニューがGAGAソフト!(写真左)。カメハメハ(写真右)には手作りのキャラメルソースと塩バターナッツがたっぷり。クリーミーなアイスに手焼きの香ばしいワッフルコーンがよく合います。食べる前に、皆さん必ず写真を撮られるそう!
POWER BEACHイチオシの特等席
POWER BEACHには、オーシャンビューのテラス席がたくさんあります。中でも、階段を奥へ進んだ先にあるこちらは、POWER BEACHの特等席! プライベート感のある造りで、時間を忘れてゆったりできますよ。
絶景を眺めながら、タコライスをいただきました! シャキシャキの野菜、スパイシーソース、爽やかなトマトの酸味が絡み合って、ん~~最高! 半分ほど食べたところで、残りをトルティーヤで巻いて、パクッ。コーラをひと口……気分はまるで、ハワイのバカンス♪
POWER BEACHで楽しむアート
絵になるのは、風景やフードだけではありません。POWER BEACHの外観や内観を彩るペインティングはすべて、オーナーの浜村昌樹さんが手描きされたものなんです。こちらはタイダイ染めからインスピレーションを得て、生まれたものだそう。
実はこのお店を建設中、がんと闘っていたという浜村さん。毎日絵と向き合ううちに、徐々に体調が良くなり、今ではすっかり元気になられました。生きる力を与えてくれた絵。「ここが地球上で一番好きな場所」と笑顔で話す姿が印象的でした。
遊びゴコロ満載のフォトスポット!
最後にスタッフさんにお願いして、入り口と反対側の壁画でパシャリ! 少し下側からあおるように撮ると、サーフィン感のある楽しい写真が撮れますよ♪浜村さんの生み出す躍動感ある作品は、見ているだけでエネルギーをもらえます。新たな壁画も製作中とのこと。次々と進化していくPOWER BEACHから、今後も目が離せません!
POWER BEACH
住所/山口県周防大島町久賀久保木663-1
営業時間/10:00~16:00
定休日/月・火曜日(祝日は営業)
電話/0820-72-2170
駐車場/10台
Instagram @power_beach_japan
瀬戸内Finderフォトライター 武井奈々
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
関連記事
この記事を取材したフォトライター
武井 奈々
Hashtags
旬のキーワード