山、川、空、すべてがすぐそばに
愛媛県東温市の河之内地区は、松山市から車で約45分ほどのところにある自然豊かな里山です。美しい棚田が太陽の下で四季折々の色に輝き、夜には満天の星空。初夏の川辺には蛍が舞い、冬に巨大な氷の芸術を作り出す高さ96mの白猪(しらい)の滝は県内でも屈指の景勝地です。
そんな自然を背景に佇む『瀧乃元 近藤家』は、築100年を超える古民家を再生した宿泊施設です。
一泊一組限定の一棟貸しなので、思うままにプライベートタイムを満喫できます。裏の畑でプチ農業体験もできますよ。
長い歴史が育んだ古民家の魅力
この家が建てられたのは明治23年。深い色に艶めくの柱や天井の梁が歴史を感じさせ、初めてなのに懐かしい感覚に陥ります。ずぅっと続く広い畳の間に思いっきり手足を伸ばして寝転んでいると、タンスのかげから座敷童子や物語の中の生き物がひょっこり顔を出しそう。もしもそんなことが起こっても不思議じゃない気がします。
二間続きの寝室は庭に面した縁側付きで、ふかふかの寝具は寝心地抜群。お風呂やトイレにもこだわって選んだアメニティグッズやタオルが備え付けられています。女性には特に嬉しいポイントですね。
食事は掘りごたつの板の間で。玄関から続く土間の雰囲気も心地良い空間です。みんなで食卓を囲んで賑やかに過ごしましょう。
心づくしの料理もお楽しみ
地元でとれた新鮮な旬の食材をたっぷり使った料理にも注目!
夕食はジビエ料理やお座敷天ぷら、庭先でのバーベキューがいただけます。
ジビエはヘルシーで栄養価も高い食材として近年人気急上昇中。近藤家では、鹿肉のすき焼き、猪肉の味噌鍋、鴨鍋のいずれかを選べます。どれもどんどん箸がすすむ美味しさで、お酒にもご飯にもよく合いますよ。
自分で揚げる体験もできるお座敷天ぷらは、海外からの旅行者にも評判です。揚げたて熱々は最高!
朝食は土鍋炊きのご飯に味噌汁などの和定食。産みたてのこの上なく新鮮な卵で玉子かけご飯にするのもいいですね。
お得な価格で宿泊できたり食材のプレゼントが受け取れたりする会員システムもあります。ふるさとに帰省するように、定期的に近藤家を訪れるのもオススメですよ。家族や仲間たちと、近藤家で暮らすように過ごしてくださいね。
瀧乃元 近藤家(こんどうけ)
住所/愛媛県東温市河之内3434-1
電話/080-2388-3597
チェックイン16:00(会員はアーリーチェックイン可能) チェックアウト10:00
宿泊費(税別)/大人2名利用時1泊1名12,000円〜(会員8,000円)
食事代(税別)/朝食1名500円・夕食1名3,500円
※夕食は、お座敷 天ぷら、ジビエ料理(猪鍋・鹿鍋・鴨鍋のいずれか)、バーベキューから選択
※予約は専用サイトのご予約申し込みフォームから
http://kondoke.yours-llc.net
瀬戸内Finderフォトライター 矢野智子
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この記事を取材したフォトライター
矢野 智子
1970年、愛媛県今治市生まれ。松山市在住。 大学時代を京都で過ごした後愛媛に戻り、システムエンジニアとして年の半分以上は県外出張という旅人のような生活を20年近く続けました。 退職後、愛媛を紹介する本を友人と作ったことをきっかけに、自分の「夢」と愛媛の魅力を再発見。地元出版社で編集のイロハを学び、現在は自らを「ことばのデザイナー」と称しフリーで活動中。書く、作る、伝えることに力をそそいでいます。
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