山口県周防大島。明治から大正にかけ、この地から多くの人々がハワイへ移民しました。姉妹島であるカウアイ島とは50年以上の交流があり、別名『瀬戸内のハワイ』とも呼ばれています。
瀬戸内のハワイ、周防大島へようこそ
大島大橋を渡ると、そこはSUO OSHIMA! 左折して海岸線を約10分ドライブ、今回の目的地、『アロハオレンジ』へ到着!
ハワイアンをBGMに、アロハシャツを着たスタッフさんが迎えてくれるアロハオレンジは、年中南国ムード漂う雰囲気。のどかなカウアイ島の食堂さながらの、まったりした時間が流れています。そんなリラックスした空気と相反する刺激的なメニューがこちら!
アロハオレンジを代表する『ギャング丼』
レアステーキのスライスがふんだんに盛り付けられた『ギャング丼』! 噛めば噛むほど肉の旨みがジワっとあふれ出てきます。お肉の下には、キャベツの千切りとライス。甘めのフルーティーな特製ソースが絡み合うお肉と頬張れば、もうほっぺたが落ちそう……! こちらの丼はMサイズですが、ボリューミーでも意外とあっさりいただけますよ♪
これぞ、アロハオレンジの秘技!
レアステーキを、約1mmの均等な厚さに手際よくスライスしていく、この包丁さばき。程よい噛み応えと肉の柔らかさを堪能できるこの1mmという厚みが、ギャング丼には必要なのです。肉が柔らかいため、もちろんスライサーなどの機械は使えず、すべてが手作業。次々と入るオーダーにも応えられるスピード感と正確さ、鍛錬を積んだシェフにしか出来ない技です!
アロハオレンジの肉へのこだわり
「ギャング丼は専属の契約農場から仕入れている国産の赤身肉のみを使っています」そう話すのは、オーナーの野口友希さん。精肉店の許可を持っているので、自身が目利きした高品質なお肉を直接仕入れることができます。「レアステーキという形態は、肉の質がそのまま味に直結するので、絶対に妥協できない」。食肉加工業に長年携わった経験を持つ野口さんは、いわば肉を知り尽くしたプロ。素材と製法にこだわり抜いたギャング丼、そりゃあ美味しいはず!
鮮やかなギャング丼のバリエーション!
実はこんなに種類豊富なギャング丼。 大根おろしの『みぞれ”和”』、濃厚な『炙り”マヨ”』、レアを表面だけあぶった『炙り』、『ユッケ風”漬け”』、その日の気分で選んでみて。優柔不断なあなたには『ハーフ&ハーフ』や、上記4種類を全て味わえる『デラックス』がオススメ。友達や家族でワイワイ盛り上がれますよ♪
アロハオレンジのハワイアンスイーツは別腹!
アロハオレンジではデザートも見逃せない! 本場の粉を使用したパンケーキはモッチリ。ミルクベースの甘いソースがたっぷりとろけて、マカダミアナッツとの相性も抜群です。
11月~3月末までの冬季限定メニュー
こちらは牛のテールを4時間コトコト煮込んだ、オックステールスープ。ホロホロと口の中で崩れるテール肉にうっとり。すりおろし生姜を加えれば、身も心も芯から温まる、ホッとする美味しさです。シメにライスを投入、雑炊風にして食べるのも最高!
お腹も心も満たされた後は、腹ごなしに海辺を散歩してはいかがでしょう。アロハオレンジの目の前には、こんなに美しいビーチ、『ビー玉海岸』が広がっています! 周防大島のドライブコースに外せない名店、アロハオレンジ。大満足の休日をお過ごしくださいね♪
アロハオレンジ
住所/山口県大島郡周防大島町久賀7270
電話/0820-72-2860
営業時間/11:00~16:00
定休日/木曜日
http://alohaorange.com
Facebook/https://www.facebook.com/alohaorange.oshima
瀬戸内Finderフォトライター 武井奈々
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