今夜は何を食べる?6つの店舗の料理で徳島の夜を堪能!/阿波横丁(徳島県徳島市)

徳島で話題を呼ぶ新スタイルの『阿波横丁』

旅先の楽しみの一つはご当地の食材や料理と出会うこと。しかし、地元の名店と呼ばれるところはハードルが高かったり、予約が大変だったりするもの。そして、いろいろ食べたい人にとっては少し物足りない場合もあるかもしれません。

徳島に訪れた観光客のそんな悩みを一気に解消する飲食施設が、徳島市内中心部の鷹匠町に2018年10月からオープンした『阿波横丁』。地元の建築家チームが“徳島らしさ”をコンセプトにデザインした外観もインパクト大! 入店前から気分を盛り上げてくれます。

入り口の暖簾をくぐると、奥行きのある広い店内。夕方から多くのお客さんで賑わっています。

『阿波横丁』最大の特徴は、鳴門鯛の専門店をはじめ、イタリアンや四川中華、創作和食など、異なるジャンルの6店舗が全125席というワンフロアに入っていること。

「徳島の食材を使った料理を通じて地元の良さを伝えたいという熱意を持つお店を選びました」と語るのは『阿波横丁』を運営する株式会社アスラボの川波 力さん。全国で展開中の“横丁プロジェクト”の根底に流れる「料理人の起業を応援する挑戦の場の提供」という思いのもと、出店に必要な最低限の初期費用は同社が負担し、フロアスタッフや各種ドリンク、会計など、共用できるところは各店でシェアしていく新しいスタイルの飲食施設です。

それぞれの店の厨房を囲むようにカウンター席が用意されているほか、フロアの奥にはグループで使いやすいテーブル席もあります。
どこに座っても全店の料理が楽々と注文できるのが『阿波横丁』の良いところ。タブレット端末に表示されたメニューから注文するため、6つの異なるキッチンがある1つのお店のようなイメージで飲食を楽しむことができます。

もちろん、会計も一括でオーケイ! 「店舗ごとに支払う必要はないほか、今後、メニュー表示は英語や中国語にも対応していきます。外国人観光客の方にも気軽に徳島らしい料理の数々を楽しんでいただければと考えています」。

旬の食材を生かす6つの店舗を紹介!

ここからは『阿波横丁』に入っている各店をご紹介しましょう。
まずは『鳴門鯛専門店 おひるね』。近くの栄町にある『阿波夢見酒場 あさねぼう』の若手スタッフが運営する海鮮のお店です。
本店と同様、その日の朝に獲れた魚介類のみを使用。流れの速い鳴門海峡で育った鳴門鯛をはじめ、新鮮な地元の海の幸を刺し身や寿司などでいただくことができます。

オーナーの一押しは写真の「阿波鮮魚お造り盛り合わせ~極~」。ぜひ注文してみてくださいね。

続いては『エガヲニナル』。「徳島産青海苔のナポリの揚げパン」や「徳島産トマトの窯焼きカプレーゼ」など、徳島の食材をふんだんに使ったイタリア料理が人気のお店です。

写真は小松島市和田島町の鮮魚卸し『とこ丸』直送の釜揚げシラスを全面にトッピングした「窯焼きピッツァ とこ丸さんの釜揚げシラスとすだち」! 高温で焼き上げた美味しい阿波流ピッツァを頬張ってみてください。

暖簾に描かれた“油場処”という言葉も気になる『和食天ぷら わさわさ』は“変わり揚げ”をコンセプトにした創作和食のお店。徳島産の肉や魚介類、野菜まで、さまざまな旬の素材をこだわりの衣で包み込んで揚げていきます。

「うずらの卵の天ぷら」や「屋台風げそ天」などの串揚げは一串ずつ注文できるほか「ピリ辛揚げ出し」のような前菜向けのメニューも人気です。オーナーの一押しは写真の「徳島牛ロース天」。絶妙な揚げ加減で牛本来の美味しさをじっくり味わうことができますよ。

徳島の鶏料理好きの間では有名な秋田町の『地鶏料理 無玄』の2号店である『むげん』。本店と同様、薩摩地鶏と阿波尾鶏を使った料理がリーズナブルに楽しめます。

その日の朝にカウンターで捌かれたばかりの新鮮な地鶏は、弾力のある歯応えとジューシーな肉汁の後を引く美味しさ。特製ネギソースで味わう「唐揚げ」と写真の「阿波尾鶏の炭火焼き 盛り合わせ」はマストで注文を! 徳島で人気の『たむらのタマゴ』の卵を使った「たむらの濃密卵のなめらかプリン」も女性客を中心に支持されています。

厳選された阿波牛のホルモンを炭火焼きで楽しむことができるのが『阿波横丁』のもっとも奥に位置する『炭火焼きRoast』。タンやハラミ、テッチャンやイリカス、ミノなど、それぞれの部位の美味しさを炭火の輻射熱で引き出し、一気に焼き上げることで旨味を外へ逃しません。味つけはオリジナルブレンドの塩か醤油から選ぶことができます。

テーブル席が近いため、焼き肉の香ばしい匂いに釣られてどんどん頼んでしまいそう。おすすめは何と言っても写真の「阿波牛上タン炙り ねぎ塩まみれ」です。

最後は『阿波流中華 香香(しゃんしゃん)厨房』。こちらは徳島駅前にあるそごう徳島店にある『四川料理 大唐 火鍋城』など、数々の本格中華料理店を手掛けてきたオーナーによる新店です。

写真の「陳麻婆豆腐」や「エビのチリソース 渭東ネギ入り」など、中国人店主が本場の調理法で腕を振るう“阿波流中華”は必食! その鮮烈な味わいをぜひ体験してください。

いつ訪れても新しい発見がある空間に

料理人とお客さん、お客さん同士の近さが大きな魅力の『阿波横丁』は、開店から約1ヵ月という短期間で来場者数1万人を突破。地元の人々はもちろん、観光客からも注目を集める飲食施設ですが、常にアップデートを繰り返しています。
たとえば、徳島の酒造がつくった新酒を期間限定で提供する『新酒祭り』もそんな試みの一つ。月に一度のペースでイベントを開催するなど、いつ訪れても新たな発見がある空間になっていくといいます。

「常時100種類ほどのメニューがありますが、どんどん新しいものを開発しています」と川波さん。期間限定の裏メニューがあったり、店舗同士が互いの持ち味を生かしたコラボレーションメニューなども展開中です。
異なるジャンルの6店舗がワンフロアに集い、進化を続ける『阿波横丁』。徳島を旅するときにはぜひ。


阿波横丁
住所/徳島県徳島市鷹匠町1-52-1
電話/088-660-5067
営業時間/17:00~24:00 (L.O.23:30) ※金・土・祝前日は~翌1:00 (L.O.翌0:30)
定休日/火曜日
https://awayokocho.owst.jp

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瀬戸内Finderフォトライター 重藤貴志

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重藤 貴志

重藤 貴志

徳島で暮らしているインタヴュアー/ライター/コピーライターです。屋号は“Signature”。新聞広告をはじめ、書籍や雑誌、ウェブサイトなど、幅広い媒体で仕事をしています。生まれ育ちは東京ですが、縁あって徳島に移り住みました。県外出身者の視点から見た徳島の魅力を中心に、瀬戸内のさまざまな情報を紹介していきます。 Twitter https://twitter.com/Siqoqtaq

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