柳井市近郊にある琴石山登山にチャレンジ!
琴石山(こといしやま)は山口県南東部にある標高545mの山で、柳井市街の近郊に位置し、その登山道は起伏に富んだハイキングコースとして人気です。
山頂からは360度の息を呑む景色が広がり、周防大島など瀬戸内海に浮かぶ島々が一望できる絶景の山としても有名です。
琴石山には中腹まで車道(林道)が通じているのですが、道幅が狭く非常に滑りやすいため、運転に慣れた人でも少し危険かもしれません(2018年12月現在、林道入口に通行止の表記あり)。
そのため、山麓を通る広域農道『やない美ゅーロード』に整備された『琴石山パーキング』から歩いて登る方が無難です。
登山ルートはいくつかあり、もっとも歩きやすいのは勾配が緩やかな車道を登るコースですが、遠回りになります。
今回はしばらく車道を進んだ後、『愛宕神社登山道』へ。勾配が急な箇所もありますが、自然の中で森林浴を満喫できますし、車道よりもかなりショートカットできます。
山道をしばらく登ると愛宕神社跡に出ます。ここは複数の登山コースの合流点になっており、『四季の森』コースにある弁慶岩や展望東屋へ寄り道するのもいいでしょう。
さらに山頂方面へ登っていくと、徐々に樹木の隙間から瀬戸内海が見えてきます。景色を楽しみながらゆっくりと登っていきましょう。
山頂の手前はかなり勾配がきつくなりますが、背後には瀬戸内海の素晴らしい景色が!
山頂に近づくほどワクワクしてきます!
ついに、琴石山の山頂に到着!
ゆっくりと休憩しながら歩いても、登山口から約1時間半ぐらいで登頂できますよ。
琴石山の山頂から見下ろす絶景の大パノラマ!
琴石山の山頂は視界を遮る樹木も少ないため、素晴らしい大パノラマを満喫できます!
周防大島がドーンと眼前に横たわる眺めは、まさに絶景のひと言!
この景色を見れば、長い急坂を登ってきた疲れも、一瞬で吹き飛びます!
本州と周防大島との間にある『大畠瀬戸』は日本三大潮流の一つにも数えられます。
柳井と松山を結ぶ防予フェリーや大型タンカーなど、多くの船舶が大島大橋の下を通過していきますが、タイミングが良ければ渦潮が見られることもあるそうです。
南西方向には柳井市街が広がり、その先には瀬戸内海に突き出した『室津半島』の全景も望めます。
室津半島には、その中央に連なる山々を縦走する『室津半島スカイライン』が通っていて、『大星山(おおぼしやま)』や『皇座山(おうざさん)』は隠れた絶景スポットです。
さらに、北東方向には柳井市と岩国市にまたがる『銭壺山(ぜにつぼやま)』もそびえます。
「山頂の岩に天女が舞い降りて、その岩の上で琴を奏でた…」
この伝説が琴石山の名称の由来になっているそうですが、山頂からはまさに360度の息を呑む絶景が広がり、いつまでも下山せずにその場にいたくなります……
琴石山は瀬戸内海や周防大島などの大パノラマが望める絶景の山で、中腹にも奇岩・巨岩などの見所があり、四季を通じてハイキングを楽しめる山です。
琴石山(こといしやま)
住所/山口県柳井市柳井813-5(駐車場)
電話/0820-22-2111(柳井市教育委員会生涯学習課)
駐車場/あり(無料)
最寄駅/登山口までJR柳井駅から車で15分
http://y-view-navi.jp/ja/spots/17829
JR柳井駅までのアクセスはコチラ
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣
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この記事を取材したフォトライター
松岡 広宣
松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/
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