日本初!『スタジオ・ムンバイ』が手がけるプレミアムな宿泊施設/LOG(広島県尾道市)

広島県の尾道市は、サイクリストの聖地『しまなみ海道』の本州側を担い、風情のある街並みが魅力的な観光地。今回は、海側の『ONOMICHI U2』と対をなす、山側の新たな宿泊施設『LOG(ログ)』をご紹介します。

当時、人力のみで造られた『奇跡』の建築をリノベ


▲映画やドラマの中にもたびたび登場する石畳の坂道。

『LOG』があるのは、尾道のランドマーク・千光寺へつながる坂道の中腹。車も重機も入らない、千光寺新道にある昭和30年代築のモダン住宅『新道アパート』をリノベーションしました。「どうやって資材を運んだのかな」と思わずにはいられない、当時としては大変貴重な鉄筋コンクリート造の建物です。

リノベーションを手がけたのは『せとうち 湊のやど』など、尾道の名建築を生かしてまちを盛り上げる地元企業『せとうちホールディングス』。尾道水道がある海側とくらべ、静かな山の手に、灯りをともす拠点として『LOG』を誕生させました。

見た目は素朴、中身はプレミアムな『LOG』


▲木々や空気、周りとなじむ柔らかな色合いの外観。

優しいピンクベージュの外観が素朴な印象を与える『LOG』ですが、客室は、ぱっと見ただけですぐにわかる『特別感』で満たされています。


▲308号室ではワークショップを開催し、みんなで手漉き和紙をちぎり貼りして仕上げた。
スタンダード2ベッドルーム。1室37,800円〜(定員4名)。

客室の床や壁、天井に貼られているのは和紙。京都を拠点に活動するハタノワタルさんが手漉きした「黒谷和紙」を使用。革のような独特の質感の和紙は、あたたかみのある色合いです。絶妙な光の差し具合と相まって、室内は落ち着きの極地に。今まで経験してきたものとは趣の異なる、プレミアムな一夜を過ごせます。


▲スタンダード2ベッドルーム。1室37,800円〜(定員4名)。


▲デラックス ダブルルーム。1室43,200円〜(定員2名)。

随所に試行錯誤の跡が見て取れる


▲2Fのギャラリー。『LOG』ができるまでの軌跡を1番理解しやすい。

こちらの『LOG』で1番興味深いのは、PRAXIS(プラクシス)の跡をなぞれること。リノベーションを共に手がけた『スタジオ・ムンバイ』が『実験と検証』を大切にすることから、各部屋の素材、左官の技法、塗装の色に至るまで、人の手をかけて丹念に検証を積み重ねました。プロジェクトのはじまりから年月を経ること約4年(!)、ついに2018年末にオープンしたのです。


▲朝食の一例。

食事は料理家の細川亜衣さん監修で、島しょ部や山間部の契約農家の野菜など瀬戸内の食材をメインに使用。素材の良さを引き出すよう心がけています。


▲3階のライブラリーは宿泊者のみ利用可。左官のアール施工、かきおとしの技法が凝縮。

建物のつくりはそのままに、敷地内にあった土壁や瓦などを再利用し、周りの環境と調和している『LOG』。館内を探検して、スクラップ&ビルドではつくりだせないくつろぎを見つけましょう。

宿泊しなくても楽しめる『LOG』


▲尾道の風景を一望できるカフェ&バー。LOGオリジナルチャイも美味しい。

『LOG』は宿泊以外でも気軽に立ち寄れます。ガーデンでまったりしたり、ショップでお買い物、カフェでのおしゃべり、『尾道映画祭』の前夜祭などイベントに参加するのも◎。

ありのままの自分でいられて、新しい発見もあるのが『LOG』。楽しさをただ消費する場というよりは、日々の生活の中に豊かさを見いだし、見つめ直す場と捉えたほうが『LOG』の良さを感じられそうです。

風情ある街並みを一望でき、数々のお寺めぐりや魅力的なお店まわりもできる尾道の山側。その灯りとなる『LOG』で、より深く尾道の魅力をお楽しみください。


LOG(ログ)
住所/広島県尾道市東土堂町11-12
電話/0848-24-6669
宿泊費/デラックスダブルルーム 1室43,200円〜(定員2名)
    スタンダード2ベッドルーム1室37,800円〜(定員4名)
チェックイン/15:00〜20:00 チェックアウト/11:00
駐車場/なし(尾道駅付近の商店街内など、周辺のコインパーキングを利用)
最寄り駅/JR尾道駅 徒歩15分
https://l-og.jp
予約用WEBページ https://www3.489ban.net/v4/client/plan/daycalender/customer/l-og

[ショップ営業時間]9:00〜20:00
[カフェ&バー]カフェタイム11:00〜17:00(土日祝:10:00〜)、バータイム17:00〜23:00(L.O.22:30)

JR尾道駅までのアクセスはコチラ

瀬戸内Finderフォトライター ココホレジャパン(生田早紀)

大きな地図を見る>

この記事が役に立ったらいいね!してね

関連キーワード

関連記事

この記事を取材したフォトライター

ココホレジャパン

ココホレジャパン

ココホレジャパンは、岡山を拠点に全国で「地域の魅力を広告する」インディペンデントでオルタナティブな広告会社です。 雑誌「TURNS」の企画制作、岡山を代表する魚「ままかり」の可能性を探すプロジェクト=「ままかRe:Project」の主催のほか、CMやグラフィック制作など、広告屋さんぽいこともたまにしています。 大都市のモノマネ・劣化版ではない、その地域・企業だけの魅力を掘り起こし、デザイン・編集して、「これ、いいでしょ!」と伝えていく。 それが私たちの仕事です。 ココホレジャパン http://kkhr.jp

「ホテル・宿」のランキング

「ホテル・宿」の記事はまだまだあります

ホテル・宿一覧

Features

特集

特集一覧
PAGE TOP