乗りもの好き、メカ好き大興奮の体験型企業ミュージアム/カワサキワールド(兵庫県神戸市)

白い骨組の大屋根で知られる神戸海洋博物館では、その内部およそ2,000平方メートルのスペースを使って川崎重工グループの企業博物館が運営されています。

その名も『カワサキワールド』。

神戸生まれの川崎重工グループが世界と渡り合ってきた120年超の歴史を学び、陸・海・空の乗り物中心の展示で日本のものづくりの力と最新技術を体感できる施設です。

バイクをめぐるカワサキの挑戦がすごい!

グループの手がける製品のなかで、私たち消費者向けに販売されている乗り物といえばモーターサイクル(バイク)です。

1972年発売の『Z1』は当時国産では最大排気量を誇り、世界にカワサキの名を知らしめました。北米市場向けの愛称“Ninja”で親しまれ大成功を収めた『GPZ900R』、グループの総力を結集して完成した新フラグシップモデル『NinjaH2』などギャラリーには数多くの名車が展示されています(展示車両は変更されることがあります)。

実車にまたがって写真を撮影できるコーナーもあります。

大人気なのが、サーキット走行を疑似体験できる『RidEX(ライデックス)』。身長140cm以上なら、バイクに乗ったことがない人にもぜひ体験してほしいライディングシミュレーターです。難しい操作は必要なく、左右に体重をかけながら前方に映し出されるプロライダーの後を必死に追いかけるだけ。バイクは最大で9度まで倒し込めるので思いっきり体を倒してみましょう。映像とサウンドにも臨場感があり、ゴールしたときには汗がふきだしていました。

新幹線の実物あり!鉄道模型も操作できる博物館

『陸のゾーン』では0系新幹線の先頭車両の実物がでんと展示されていて、客室はもちろん運転席にも入ることができます。

HOゲージサイズの模型を操作できる鉄道模型ジオラマも大人気です。

模型にカメラが取り付けられているので、その映像を見れば街を実際に走り抜けているような感覚が得られます。

『海のゾーン』では、船の形をしたシアターに入って船舶の進水式や新幹線・航空機ができるまでの迫力ある映像を観賞します。

水上バイクのゲームも楽しくて盛り上がりますよ。カワサキはモーターサイクルの技術を活用してジェットスキーも開発しているんです。

館内には川崎重工グループOBのボランティアが常駐していて、製品の豆知識からゲームの攻略法までいろいろと教えてくれるので気軽に話しかけてみましょう。

室内でまさかのタンデムヘリコプターに乗れる

『川崎バートルKV-107II』型ヘリコプターの実物が展示されているのが『空のゾーン』。ローター(回転翼)が前後に2つ配置されたタイプのヘリコプターの客室に入ったり、計器類の並ぶ操縦席を見学したりすることができます。驚くのはローターがあまりにも大きくて、館内に全然収まりきっていないことです。

普段は近づく機会の少ない乗り物を間近で見上げ、実際に乗り込んでみることで、川崎重工グループが創業以来作り出してきた製品の数々に親近感が湧いてくるから不思議です。

子どもたちも、最高品質を求めて挑戦し続けるエンジニアのエネルギーや大きな乗り物を支える技術の数々に驚くでしょう。メリケンパークに来たら、家族みんなが満足できるカワサキワールドにぜひ立ち寄ってください。きっと忘れられない体験になりますよ。


カワサキワールド
住所/兵庫県神戸市中央区波止場町2-2(神戸海洋博物館内)
電話/078-327-5401
最寄駅/神戸市営地下鉄海岸線みなと元町駅、JR元町駅、阪神電車元町駅、阪急電鉄神戸高速線花隈駅
駐車場/周辺に市営駐車場、コインパーキングあり(有料)
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日休館)年末年始(12月29日〜1月3日)
開館時間/10:00~17:00(入館は16:30まで)
https://www.khi.co.jp/kawasakiworld

瀬戸内Finderフォトライター 堀 まどか

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堀 まどか

堀 まどか

堀 まどか/フォトライター 兵庫県生まれ、在住。実務翻訳、外国人起業家支援、通訳案内士(英語)、そしてフォトライター。 ネットマーケティングの外資系スタートアップで進行管理や顧客サポートを担当。 2011年から、フジサンケイビジネスアイ掲載の週刊コラム『ITビジネス最前線』を英日翻訳しています。 日常の風景や旅先で出会った人の表情など、心に触れるものを写真におさめています。瀬戸内のスポット、暮らしぶり、季節感、食を私目線で切り取ります。 写真ブログ http://riderv328.tumblr.com ツイッター https://twitter.com/Riderv328

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