1300年前の城が岡山県に!?
鬼ノ城(きのじょう)は標高400mの鬼城山(きのじょうざん)にある7世紀の城です。
城の範囲は30ha、なんと甲子園球場23個分にもなります。
同じころ、九州から瀬戸内の山々には20前後の城がつくられました。
これらは「古代山城」と呼ばれていますが、実態がわかっている城は多くありません。
鬼ノ城は、長年の発掘調査で当時の様子が判明している数少ない古代山城。
現在は、その成果に基づいて建物などが復元されています。
圧巻なのは復元された「城門」。
城としての防御の要で、その大きさには驚かされます。
門の壁には「版築」と呼ばれる当時と同じ工法を用いているそう。
頂上付近は、ぐるっと一周できるように山道が整備されていて、
ところどころに復元された石畳や解説板も。
ゆっくり見て回ると2時間くらい。
眺めもいいので、ハイキングコースにもオススメですよ。
鬼ノ城
http://www.pref.okayama.jp/kyoiku/kodai/kinojou-top.html
鬼ノ城の入口までは車で行くことができ、無料の駐車場もあります。
入口近くのビジターセンターには、鬼ノ城を深く知るための展示が。
わかりやすくまとめた紹介映像もありますので、
鬼ノ城を歩く前に見ておくと理解が深まりますよ。
瀬戸内Finderフォトライター 小西智都子
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瀬戸内Finder 編集部
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