カルチャーの町・広島市を満喫する黄金ルート/READAN DEAT→nice nonsense books→本と自由→カモメのばぁばぁ→ヲルガン座

広島旅行を企画中という、ちょっと“文化派”なあなたにご提案。
平和記念公園や厳島神社など、広島文化の王道を堪能した後は、ちょっとディープなカルチャースポットめぐりはいかが? 広島観光がもっと味わい深い旅になる!カルチャーな町あるきプランを考えてみました。

スポット 1

READAN DEAT(広島市中区本川町)

世界中から観光客が訪れる『平和記念公園』から徒歩約6~7分。電車が走る本川町の路面沿いのレトロビル2階に本と器の店『READAN DEAT』はあります。

店には店主・清政 光博(セイマサミツヒロ)さんが選んだ本や器が並んでいます。
扱うジャンルはリトルプレスを中心とするアート本や写真集、カルチャー誌のほか、日々の暮らしによりそった食やライフスタイル本などさまざま。棚は丹念に手入れされていて、いつ訪れてもハッとさせられる新しい発見があります。

限られた空間にギャラリースペースを設けるなど、さまざまに仕掛けられたカルチャーとの出合いを愉しみつつ、本について聞くもよし、世間話をするのもよし。本を媒介に店主との会話を楽しむことこそが個人書店の醍醐味。聞けばどんなことも丁寧に教えてくれる店主・清政さんとの会話もぜひ楽しんでください。

>旅の想い出になる一冊に出合う場所 本と器の店『READAN DEAT』/広島市中区

スポット 2

nice nonsense books(広島市中区土橋町)

READAN DEAT』から徒歩約10分、本川町のお隣の土橋町に『nice nonsense books(ナイス・ナンセンス・ブックス)』はあります。2011年、元洋服屋さんだったという昔ながらの長屋風古民家で、店主のハヤシさんが始めた古本屋です。

オープンから8年。「こんなに長く続けられたのは、マイペースな運営とそれを許してくれるお客さんのおかげ」とは、この日の店番をしていた奥様の言葉。それを聞いて、『本と自由』の店主・青山さんが会社員だった頃、『nice nonsense books』さんを見て「こんな生き方ができたらと思って本屋になった」という話を思い出しました。

店内には古本のほか、店主が好きでコレクションしているというレコード盤もたくさん。レコードは店内奥のレコードプレーヤーで視聴することもできます。

本棚にはつげ義春やビート文学などディープな書籍から、部屋に飾りたくなるようなお洒落な装丁の洋書や写真集、絵本まで幅広いジャンルの古本がびっしり。これほど相対するジャンルの本が並べられているのに違和感なく、逆に一体感すら感じるのは店主の優れたバランス感覚と建物が醸す、いい感じの朽ちた感(!?)の賜物でしょうか。古道具や雑貨もあるのでアンティーク好きな女子にもおすすめです。

nice nonsense books
住所/広島県広島市中区土橋町5-22
アクセス/広島電鉄土橋電停徒歩約2分
電話/080-4556-9987
営業時間/平日12:00〜16:30、土曜日13:00〜18:00 
https://nnbs.exblog.jp
*不定休につき営業日は事前に必ずブログInstagramでチェックしてくださいね。

スポット 3

本と自由(広島市西区横川町)

続いて横川エリアのご紹介。『nice nonsense books』のある土橋町の電停から路面電車に揺られること約9分。昭和の下町情緒とアングラ的な匂いが交錯する横川商店街にあって「タダモノじゃない!」と感じさせるオーラを放つ古本屋『本と自由』です。

約15坪の店内にはこの通り4,000冊以上の本がぎっしり。新刊もありますがほとんどが古本。文学全集や写真集、レアなアート本など掘り出し物もたくさん。

店内のギャラリースペースでは作家の個展が開かれたり、音楽ライブが催されたり。5〜7人が座れるバーカウンターも夜な夜な本屋らしからぬ盛り上がりを見せる“ホント(本と)”に“自由”な本屋さん。広島のディープなカルチャーを体感してください!

*金〜日曜日は11時オープン。火〜木曜までは営業時間がまちまちなのでFacebookでチェックしてくださいね。

>古本を選んで、ビールを飲んで。自由な大人のための古本屋/本と自由(広島市西区)

スポット 4

カモメのばぁばぁ(広島市西区横川町)

『本と自由』から歩くこと約6分。横川本通りの一画に、『gallery+cafeカモメのばぁばぁ』があります。小さいギャラリーながら、国内外のアーティストの企画展が2週間単位で催され、企画展のスケジュールは来年2021年の12月まで埋まっているといいます。

写真はオーナーの船本 由利子さん。53歳の時にデザイナーとして働いていた会社を辞めてイギリスに留学、帰国した翌年の2008年に『gallery+cafeカモメのばぁばぁ』をオープンしました。温かでオープンな人柄とアートに深い愛情を持つ船本さんを慕って、多くのアーティストが展示終了後も足繁く通います。

「アートをゆっくり楽しんでほしい」という想いから店内でカフェも営業。「料理は苦手でこれしか作れないのです」といいながら出してくれた手作りチーズケーキはふわとろ食感で絶品でした!
写真のカップ&ソーサーはイサム・ノグチのデザイン。他にも作家の1点モノが揃えられていて、好きな器を選ぶことができます。

gallery+cafeカモメのばぁばぁ
住所/広島県広島市西区横川町1丁目5-23
アクセス/JR横川駅徒歩から7分・広島電鉄横川1丁目駅から徒歩2分
電話/082-232-5074
営業時間/10:30~20:00
定休日/火曜日
http://kamomenobaabaa.web.fc2.com

スポット 5

音楽喫茶 ヲルガン座(広島市中区十日市町)

旅の終わりはまた電車で十日市町まで戻って、おいしい晩ごはんをいただきましょう。最後にご紹介するのは『音楽喫茶ヲルガン座』。平日はディナータイムの夕方17時30分から営業しています。(週末は11時30分〜営業)

ビルの中には、イベントがある時だけオープンするレンタルスペース『ふらんす座』(3階)と、貸しギャラリーの『廃墟ギャラリー』(4階)もあります。登る途中の階段の壁もこの通り、全方位カルチャー感満載です。

『音楽喫茶 ヲルガン座』はビルの2階。“喫茶”と名前がついていますが、カレーやごはんプレート、フォーなどお腹いっぱいになるレストランメニューが充実。飲み放題付きのコース料理もあります。ドリンクもアルコールはビールから洋酒、日本酒までほぼ全種類、ソフトドリンク、お茶系も含めメニュー3ページ分ぐらいぎっしりありました。

ロココ調を思わせるクラシック&ゴージャスな店内。奥のステージで夜な夜な繰り広げられるアーティストたちのライブやパフォーマンスを堪能しながら、美味しい料理に舌鼓。こんな文化的な食事ができる場所はちょっと他に見当たりません!

オーナーのゴトウイズミさんは、自身もアコーディオン弾き語りやキャバレースタイルのパフォーマンスで全国ツアーなど展開するアーティスト。ふんわりと優しいオーラの中に凛とした空気を感じさせる佇まいと潔い言葉の数々、取材しながら惚れてしまいそうでした(笑)。
国内はもとよりアメリカやヨーロッパでのステージ経験も豊富なゴトウさんが立つステージは必見! ステージのスケジュールはサイトFacebookで公開されているので、行く前に必ずチェックしてくださいね。

音楽喫茶 ヲルガン座
住所/広島県広島市中区十日市町1-4-32-2F
アクセス/広島電鉄十日市町電停徒歩約3分
電話/082-295-1553
営業時間/火〜金曜日17:30〜26:00、土曜日11:30〜26:00、日曜日11:30〜24:00
*L.O. 閉店30分前
定休日/月曜日
http://www.organ-za.com

瀬戸内Finderフォトライター イソナガアキコ

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イソナガ アキコ

イソナガ アキコ

約10年のWEBディレクター業ののち、2014年よりフリーライター。 撮影を含む仕事も増える中、カメラ熱も上昇中。 2019年、インディペンデントな本屋さんを応援する「あいだproject」を創立。 本や本屋を起点にしたイベントをあれこれ妄想しては実行中。 URL/https://isonaga.wixsite.com/aidapress

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