海と島々を眺めながら、純粋に瀬戸内海を美しいと思える場所。
そんな場所が香川県にあります。
香川県の西部・庄内半島にある紫雲出山(しうでやま)は、標高352m。
山頂から、ぐるりと三方の瀬戸内海を眺めることができます。
西を向けば燧灘(ひうちなだ)と伊吹島(いぶきじま)。
北には岡山県の笠岡諸島。
東を望めばポコポコと海上に顔を出した島々が。
粟島(あわしま)、高見島(たかみじま)、佐柳島(さなぎじま)、本島(ほんじま)…。
その向こうに瀬戸大橋が見えます。
この場所に立つと、瀬戸内海にはたくさんの島があることに気づかされます。
そして、その風景の美しさにも。
紫雲出山は花を愛でる人たちにも人気です。
春には桜。
青い海を背景にした薄いピンクの花が散りゆく様はなんとも言えません。
初夏には紫陽花。
花びらの上の小さな水滴の透き通った姿を見られるのは、この季節ならでは。
また、紫雲出山の山頂には弥生時代(2100年前)の遺跡があり、
併設の遺跡館には出土した土器や石器が展示されています。
屋外には復元された建物や家族の姿も。
2000年以上前の人々もここから眺める景色を美しいと感じたのでしょうか。
紫雲出山(しうでやま)
http://www.mitoyo-kanko.com/mt-shiude/
瀬戸内Finderフォトライター 小西智都子
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瀬戸内Finder 編集部
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