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蘇った三津の町!ステキなスポットを訪ね歩く三津めぐりのまとめ/愛媛県松山市

蘇った三津の町!ステキなスポットを訪ね歩く三津めぐりのまとめ/愛媛県松山市

古くは漁業や経済の中心地として栄えた三津の町。いつしか商店街もシャッターが目立つようになっていましたが、
近年、三津は息を吹き返しました。古き良き時代の面影を残す町に新風が吹き渡り、多くの人々がこの町に再注目しています。JR松山駅から伊予鉄高浜線に乗り換えて約30分。三津駅前の橋を渡ると商店街の入り口です。さぁ一緒に街歩きへ出かけましょう!

おしゃれ女子必見『N’s kitchen **&labo』

商店街に入って少し歩くと、緑と赤が映えるステキなお店が見えてきます。

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手作りパンと焼き菓子、アンティーク雑貨が同居するステキなお店、『N’s kitchen **&labo』です。カフェスペースもあります。パンは午前中には売り切れてしまうほどの人気店。

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店内は古道具や雑貨がセンス良く並べられ、こんなステキな場所で過ごせば、日常の雑多なことを忘れられそうです。

病みつき必至のかき氷『島のモノ 喫茶 田中戸』

年々クオリティが上がり、一流スイーツの仲間入りを果たした夏の風物詩『かき氷』。 最近では、かき氷ファンのことを『ゴーラー』と呼ぶそうです。

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温暖な愛媛県は、柑橘だけでなく、良質で豊富な果物が採れるお土地柄。

そんな地の利を生かした手作りシロップのかき氷が食べられる、ゴーラー垂涎の隠れ『かき氷県』なんです♪

中でも人気の、三津商店街にある『島のモノ 喫茶 田中戸』をご紹介します。

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とってもステキな空間で極上のかき氷を堪能できます。つい長居してしまいたくなる心地の良いお店です。

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名物はかき氷。4月中旬から10月上旬くらいの期間限定販売で、毎年たくさんのファンが、この季節を首を長〜くして待っています。

『島のあまなつ』、『ブルーベリー』、『生いちご』、『苺のコンポート』、『島はちみつれもん』、自然栽培の『キウイ』、『いちじく』……。

島どれや無農薬など、こだわりの愛媛県産フルーツを使ったシロップの他、この店だけのオリジナル『田中戸れん乳』など絶品揃い。

もちろんかき氷以外のシーズンでも、ゆったりと流れる時を過ごしに来てください。

大正時代の洋館『旧濱田医院』

三津らしい風景を形作る要素の一つが、戦火を逃れて江戸から昭和初期までいくつもの時代の建物がその姿を留めていること。

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そのひとつ、『旧濱田医院』は大正時代に建てられた産婦人科医医院です。素晴らしい擬洋風建築がリノベーションで蘇りました。

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内部もレトロ感が漂い、まるで異空間にいるよう。ガラスや建具なども隅々まで見たい建築です。

現在では各部屋にテナントが入り、まちの小さな賑わいスポットとなっています。

7つのテナントは様々な店舗が入り、小さい子供から大人まで様々な人が出入りする光景が見られるようになっています。

登録有形文化財の日本建築で絶品鯛メシ『鯛や』

洋館だけでなく日本建築も色々あります。 港にほど近い場所にある『鯛や』は、文科省の登録有形文化財でもある住宅で、江戸時代から続く住宅の8代目が始めた鯛めしのお店です。

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メニューは1日30食限定の『鯛メシ膳』のみ。お櫃に入った鯛めしと、朱塗りのお膳。これぞ日本というスタイルで出てきます。

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その日に水揚げされた伊予灘の天然鯛を使った鯛メシ。米と一緒に鯛を贅沢に炊き込み、旨味が口いっぱいに広がります。

古民家のお座敷でゆったりと過ごすことができるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

帰りは渡し船でのんびりと『三津の渡し』

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『鯛や』から北へ歩くと、渡し船『三津の渡し』の乗り場に出ます。江戸時代には俳人・小林一茶も乗ったのだとか。 向こう岸までわずか2分足らず。随時運航、年中無休、無料という太っ腹さ。自転車を載せることだってできます。 地続きの対岸に渡ったら、歩いてすぐに伊予鉄高浜線の『港山駅』があります。スタート地点の『三津駅』の一つ隣の駅です。

港山駅

三津の渡しで対岸まで渡り、『港山駅』で今回の三津あるきはフィニッシュ。 今回紹介したお店以外にも、面白い店はたくさんあります。また町を歩けばきっといろんな発見ができますよ。

たっぷり時間をかけて歩いてみてくださいね。

関連地域

愛媛県

愛媛県といえば、みかん。全国的に知名度も高く、近年では穏やかな気候を活かして多くの柑橘類を生産している。また日本最古の温泉「道後温泉」や、城下町として栄えた松山では、ゆったりとした時間を味わえます。愛媛と広島を結ぶ「しまなみ海道」からは、多島美景観だけでなく、大迫力の造船所を眺めることもできます。村上水軍ゆかりの地や、せとうちの海産物を楽しむ島巡りもおすすめ。