2020年版 しまなみ海道サイクリング【向島編】おすすめスポット/広島県尾道市 向島

向島編|しまなみ海道おすすめスポット

サイクリストの聖地・しまなみ海道。
自転車好きはもちろん、ビギナーさんでも、いつかは体験したいアクティビティのひとつです。
その起点&終点となる尾道・今治にはもちろん、それぞれの島にもレンタサイクルを行っているショップが多数あり、いつでもどこでも手軽にスタートできるのが魅力。また、尾道〜今治を結ぶ自転車ルートには「ブルーライン」と呼ばれる道標が引かれており、しまなみサイクリングが初めての人でも迷わずコースが辿れるようになっています。

今回は、しまなみ海道サイクリングにおすすめのスポットをピックアップ!
絶対行きたいスポットばかりなので、しっかりチェックしてくださいね。

①住田製パン所|名物ネジパンは必食!

尾道から向島に渡って最初に行くべきは、大正5年創業の老舗『住田製パン所』。
年中無休、朝6時開店なので、早朝にサイクリングをスタートする場合の朝ごはんにもぴったり。
尾道側にはフェリー(渡船)が「駅前渡船」「福本渡船」「尾道渡船」の3航路あるのですが、「尾道渡船」を使えば降りてすぐたどり着けます。

名物は「ネジパン」。ふわっふわの生地にまぶされた砂糖がジャリジャリと口の中で弾ける楽しくておいしい一品。1本軽〜くペロリといけます。
自家製あんこが詰まった「あんぱん」はじめ、メロンパンやロールパンなどレトロかわいい手作りパンが並びます。
現役の女将・住田宣子さんにお店のエピソードを聞くのも楽しい!

住田製パン所
住所/広島県尾道市向島町24-1
電話/0848-44-0628
http://www.sumidapan.jp

②後藤鉱泉所|昔懐かしの手作りラムネ

お次は『住田製パン所』からすぐ近くのラムネ屋さん。昭和5年創業の瓶入りジュース専門店『後藤鉱泉所』へ。底抜けに明るい奥様と、ダンディなご主人が出迎えてくれます。
ビー玉入りの「ラムネ」、爽やかな喉越しの「サイダー」、練乳仕立ての「ミルクセーキ」、豆から抽出した「コーヒー」、果汁入りの「オレンヂジュース」、後味スッキリの「クリームソーダー」の6種類を、併設の工場で作っています。

大量生産品にはない濃厚で丁寧な味に感動! 市販のジュースと思って飲んだら舌がびっくりします。製造過程のお話を伺っていると、そんなにこだわってるの? コレが200円そこらでいいの!?と驚きの連続ですよ。
今では製造されていない希少な瓶を使っているため、持ち帰りはできません。悩みに悩んで1本選び出すのもよし、気合いで6種類制覇するのもよし!
ちなみに私は全種類制覇しましたが、ミルクセーキが大のお気に入りです。

後藤鉱泉所(後藤飲料水工業所)
住所/広島県尾道市向島町755-2
電話/0848-44-1768
おのなび(尾道観光情報)|後藤鉱泉所

③USHIO CHOCOLATL|ブッ飛び!奇想天外チョコレート

2014年秋、向島の山道の途中の「立花自然活用村」にオープンしたチョコレート専門店。
各国のカカオ農園から仕入れたカカオ豆を自家焙煎し、オーガニックシュガーなどナチュラルな素材のみで作った八角系のチョコレートが大人気。
チョコレートは持ち帰りだけでなく、海を見下ろすイートインスペースで味わうこともできます。「ガーナ」「ハイチ」「グアテマラ」「タンザニア」など、コーヒーに似た感覚でチョコレートを選ぶ・味利きするというちょっとスペシャルな体験をぜひ。

と、それは大前提として。ショーケースの中に詰め込まれた、パレットをひっくり返したようなパッケージに注目!
地元作家をはじめ、全国で活躍するクリエイターたちによるアート過ぎるデザインに釘づけ。チョコレートをジャケ買いするって新鮮。あの人にはコレ、この人にはアレ、って選ぶのがまた楽しいね。
知る人ぞ知る神雑誌『月刊 ムー』とコラボしたパッケージなんてもう素敵。シビれる憧れる。映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」ブレンドなどなど、コラボチョコレートも多数。他にも柑橘ブレンド、きびブレンド、コーヒーブレンドなどなど色んな味がありますよ。定番商品以外は期間限定だったりするのでお早めに。
超濃厚なホットチョコレートもおいしいよ。

USHIO CHOCOLATL(ウシオ チョコラトル)
住所/広島県尾道市向島町立花2200
電話/0848-36-6408
https://ushiochocolatl.stores.jp

④WILLOWS NURSERY|海沿いのハワイアンカフェ

WILLOWS NURSERY(ウィローズ ナーサリー)とは「植物園」を指す言葉。By店主
芝生の広がるガーデンには大きなシンボルツリーが枝を広げ、まるで絵本の世界! ウッドデッキが可愛いオーダーカウンターがお庭に映えます。

こちらの名物は国産の無農薬小麦を使ったパンケーキ。プレーン、ココナッツクリーム、フルーツホイップ、バターシュガー、スパムパンケーキバーガーなど焼きたてを味わえます。
目の前は海! 瀬戸内のほのぼのとしたオーシャンビューを楽しみながらのひと休みをバッチリ叶える、イチオシのスポットです。

WILLOWS NURSERY(ウィローズ ナーサリー)
住所/広島県尾道市向島町立花250-4
電話/0848-51-7773
Instagram @willowsnursery

向島情報+α|やすらぎの宿しーそー&cafe Rondine

向島の海沿いの丘の上に建つ『やすらぎの宿 しーそー』は、尾道の町を対岸から望む絶景のお宿。昼間の景色にも感動するけど、夜景はさらに美しい……! 向島からしか見られない尾道の姿を独占できますよ。
お宿の部屋は和室、洋室どちらもあり、個室は6,600円〜。この絶景でこの値段は破格ですよ!

宿に併設されているカフェレストラン『Rondine -ロンディネ-』は宿泊者以外の利用もOK。尾道に移住したシェフ・奥谷さんが作るパスタが絶品とウワサなんです。
パスタはトマト・オイル・クリームの3種類から選べて、具材は季節によってチェンジ。季節のデザートも超おいしいんだとか! 知る人ぞ知る向島の絶景スポット、ぜひお立ち寄りを。

やすらぎの宿しーそー
http://www.seeso.jp

cafe Rondine(ロンディネ)
Instagram @cafe.rondine.onomichi

▼▼▼今回の旅の動画はコチラ!▼▼▼


瀬戸内Finderフォトライター 塚本 明日香

いかがでしたか?
今回の旅の様子は「瀬戸内Finder」のInstagramでも発信中!
しまなみ海道の向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島それぞれのおすすめスポットも順次アップしていくので、ぜひあわせてチェックしてくださいね。

瀬戸内しまなみ海道とは?

広島県尾道市を起点に、広島県の向島・因島・生口島の3島、愛媛県の大三島・伯方島・大島、そして愛媛県今治市までを結ぶ「西瀬戸自動車道」の愛称。尾道〜今治間に10本の橋が架かり、それぞれ歩行者・自転車専用道が設けられています。瀬戸内らしい多島美を眺めながら長距離ライドができるスポットとして、国内だけでなく海外のファンからも注目されるようになり、2014年には「サイクリストの聖地」記念碑が建てられました。
尾道〜今治を結ぶ自転車ルートには「ブルーライン」と呼ばれる道標が引かれており、しまなみサイクリングが初めての人でも迷わずコースが辿れるようになっています。

 


▶︎しまなみ海道サイクリング【向島編】


▶︎しまなみ海道サイクリング【因島編】


▶︎しまなみ海道サイクリング【生口島編】


▶︎しまなみ海道サイクリング【大三島編】


▶︎しまなみ海道サイクリング【伯方島編】


▶︎しまなみ海道サイクリング【大島編】

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塚本 明日香

塚本 明日香

広島県尾道市生まれ。 地元誌の編集を10年間経験したのち、現在は瀬戸内エリアの編集者・ライター・Webディレクターとして活動中。愛用カメラはNikon D610。 大人になってからの趣味は演劇と舞。外が好きでどこでもバイクで行きたがる。夢は犬に囲まれて暮らすこと。

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