「地方は都会と比べて遊ぶところが少ないのでは?」「地方に移住してみたいけど、地元の人は具体的にどんな生活をしているんだろう?」
今回の企画は、そんな都会からの疑問を解決するヒントのひとつになるかも。
名付けて、『アラサー女子の休日!香川の地元民密着ホリデープラン』!
香川生まれうどん育ちの地元民が楽しむ香川県でのとある休日を、ちょっと覗いていきませんか?
スポット 1
地元農家が運営「さぬきこだわり市」(三豊市)
AM 11:00
今日は休日。少し寝坊して、遅めの朝からスタートです。
いつもなら友人と会うことが多いという彼女ですが、一人ならどう過ごしてるの?
「ときどき産直に花を探しに行ったりするかな。行ったことのない産直を開拓するんも楽しくて好き!」
ということで今回初めてやってきたのが、香川県三豊市の『さぬきこだわり市』。
広々とした店内には野菜、生花、メダカや加工食品などが並びます。
こちらの産直は、地元農家が運営する直売店。無農薬・有機・減農薬で育てられた野菜と果物が並ぶスペースがあることが特徴です。
そしてもうひとつのおすすめポイントは…
産直の敷地内にいるヤギたち!
彼らに思う存分癒されることができるのは、この産直ならではかも。
「産直にヤギがおるんは知らんかった! 珍しいし、子どもも喜ぶね! また色んな産直探して行ってみようっと」
さぬきこだわり市
住所/香川県三豊市高瀬町上麻1175-1
https://www.facebook.com/さぬき-こだわり市-1520848191463575
スポット 2
ローカルな味わい「大川製麺所」(善通寺市)
PM 12:30
時間はちょうどお昼どき。
お腹が空いてきたな……と次にやってきたのは、香川県善通寺市の『大川製麺所』です。
そう、私たちうどん県民には、お気に入りのうどん屋か製麺所がひとつやふたつはあるのです(多分)。
こちらの大川製麺所の注文は、少し独特。
建物に向かって右手の通路に入ると置いてある台上の注文票に記入し、奥でうどんを茹でているお母さんに渡します。
併設のイートインスペースで待つこと数分、小窓からお待ちかねのうどんが到着!
今回頼んだのは『冷しぶっかけうどん(小210円・大290円)』。ネギ・天かす・生姜のトッピングがシンプルでいい!
「いただきま〜す……ここのうどんはほんまコシがある! 注文のシステムも、製麺所らしくていいよね」
味はもちろん、地元の方も大勢集まってくるなんとも言えないローカルな雰囲気、そして何よりここのお母さんお父さんがとっても優しくて可愛らしいという、個人的に癒し度満点の大川製麺所。
ごちそうさまでした、また来ますね〜!
大川製麺所
住所/香川県善通寺市上吉田町3丁目9-5
スポット 3
地元民御用達!「みどりや」の福福餅(丸亀市)
PM 2:30
続いてやってきたのは香川県丸亀市の商店街にある『みどりや』。
昭和27年にできたこちらのお店は、彼女をはじめとして多くの地元民から愛される和菓子屋さん。
「ここの福福餅(ふくぶくもち)は、友達に教えたいNo.1の和菓子なんよ。寄ってこ〜!」
『福福餅』は、薬効顕著な福の葉(山帰来。香川ではガラダチとも呼ばれる)で福(麩餅)を包んだ和菓子。
グルテン・小麦粉・もち米粉からできた生麩の皮は、もっちりふわっとした食感で、口に入れるとまさに福の味……。1個108円で、お財布に優しいのも幸せポイントなんです。
次に行った時は箱買いすること間違いなしの絶品でした。
みどりや
住所/香川県丸亀市浜町8
スポット 4
丸亀城を望む「丸亀市民ひろば」でほっこり(丸亀市)
PM 3:00
『みどりや』のある商店街から歩いて約10分。
日本一高い石垣を誇る丸亀城を遠くに見ながら、香川県丸亀市の『丸亀市民ひろば』でひと休みしましょう。
広々とした緑に囲まれて、気分はピクニック。集まってきた鳩に癒されるひと時も。
「街中にこうしてゆっくりできる公園があるんがいいよね、意外と知らん人も多いんかも?」
こんなちょっとした食べ歩きも、仲のいい友人や家族と一緒ならより楽しい時間が過ごせますよね。
さあ、本日のホリデープランも終盤に差し掛かってきました。
丸亀市民ひろば
住所/香川県丸亀市大手町2丁目2
スポット 5
「沙弥島海岸」でサンセット散歩(坂出市)
PM 7:00
夕日が沈む頃やってきたのは、香川県坂出市の『沙弥島海岸(しゃみじまかいがん)』。
この日は休日のため、海で泳いだりする子どもたちや、浜辺でバーベキューを楽しむ家族で賑わっていました。
夕日を眺めながら家族と過ごす夏の時間は最高の思い出になるんだろうな。
夕日が沈んでから過ごす、少しの間のマジックアワー。
海辺でたゆたう波と遊んだり、砂を蹴ってみたり。
「子どもの時みたいに海で泳いだりはしなくなったけど、ここには地元の友達とたまに来るんよ。タイミングが良かったら海ほたるも見れるよ」
沙弥島海岸・沙弥島海水浴場
住所/香川県坂出市沙弥島
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スポット 6
ライトアップを楽しむ「瀬戸大橋」(坂出市)
PM 7:30
今日一日の締めを飾るのは、地元民が口を揃えて自慢だと話す『瀬戸大橋』。
本州・岡山と香川を繋ぐ瀬戸大橋は、主に週末や休日にライトアップされています(日程や時間のスケジュールはHPで要確認)。
この日も、友人や恋人と語らいながら綺麗にライトアップされた瀬戸大橋を眺める人たちがちらほら。
「ライトアップされた瀬戸大橋は、昼間とはまた違った雰囲気で大好き。身近にこんな素敵な橋があるのはほんまに幸せやと思ってるよ」
瀬戸大橋記念公園
住所/香川県坂出市番の州緑町6-13
http://www.setoohhashi.com
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>瀬戸大橋を見下ろす絶景も!360度見渡せる地上108mの空中散歩を楽しもう/瀬戸大橋タワー(香川県坂出市)
今回ご紹介した、地元民が過ごす香川のとある休日はいかがでしたか?
観光の王道コースではなく、地元民ならではの視点で楽しむ香川県。観光だけでは伝わりきらない香川県の魅力を、あなたも探しに出かけませんか?
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この記事を取材したフォトライター
山田 芽実
香川生まれ。 高校卒業後、米国・京都・香川・東ティモールを経てまた香川在住。 地元のすてきさを改めて発見中。 絵を描いたり写真を撮ったりしています。
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