非日常の瀬戸内旅をデザインする『新スタイルSetouchi Island Hopping』/玉野コミュニティ・デザイン(岡山県・香川県)

ヨットに泊まり、島をわたる。あなただけの旅

日本最大の内海である瀬戸内海には、有人無人、大小さまざまな島が700以上あるといわれます。直島をはじめとする瀬戸内国際芸術祭の会場となる島々もその一部。島を訪れるには、定期船を利用したり、ドライブで橋を渡ったり、島へのアクセスも瀬戸内旅の楽しみであり、対面のしかたで島の印象が変わったりもします。

今回ご紹介するのは、岡山県の〈玉野コミュニティ・デザイン〉が提案するこんな旅。ダイニングキッチンや寝室もあるラグジュアリーな貸切ヨットに宿泊しながら、岡山・香川の島々をめぐる豪華なプライベートチャーターの旅です。


▲ヨットと、瀬戸大橋と、サンセット。ヨットは揺れの少ないカタマラン(双胴船)艇。寝室3室とダイニングキッチンを完備

ゆっくり贅沢に、瀬戸内の無人島へ

プライベートチャーターの出港は、岡山県の宇野駅近くの温泉施設「瀬戸内温泉たまの湯」から。事前に予約すればオプションで岡山駅からの送迎もお願いできます。

今回は、宇野港を出発して、1日1組限定で貸し切りできる無人島「KUJIRA-JIMA」を目指します。エンジンボートとは違い、ヨットの進みはゆっくり。沖に出て帆を広げたところで、昼食をいただきました。


▲プライベートチャーターの旅に参加した中上家の崇さん(左)絢子さん(右奥)梛くん(右手前)。瀬戸内海上で瀬戸内の食材をいただきました


▲イタリア料理のシェフが用意してくれる瀬戸内の食材をつかった昼食。左上から時計回りに、魚介のボロネーゼ、蒸し鶏のアンチョビソースと南瓜のサラダ、自家製フォカッチャ、プティフール、豚肩ロースのグリエ(中央)

 
穏やかな瀬戸内海の上で、いただく食事は格別。島にはお店が少なかったり、また行っても閉まっていたり……と、食のトラブルも少なくありませんが、このプライベートチャーターの旅では、移動中(しかも360度・瀬戸内海!の絶景ロケーション)に、本格的なイタリア料理がいただけてしまうのです。もちろんお味もバッチリ。

ヨットに揺られること2時間。移動時間も贅沢に過ごしながら、KUJIRA-JIMAに到着です。


▲ウッドデッキでのんびり家族の時間。無人島ですが設備・アクティビティは完備なので、手ぶらで島遊びを満喫できます

KUJIRA-JIMAは、コテージ、またはグランピング、テントでのキャンプで宿泊が可能。そのほか日帰りでも利用できます。今回はDAY CAMPプランを利用。「できたばかり」という、瀬戸内海を一望する五右衛門風呂を父子でいただきました。


▲隠すものはなにもない。贅沢な露天風呂。もちろん薪で沸かします

海が見える温泉「たまの湯」で懐石

「次はKUJIRA-JIMAに泊まりたいね!」とすっかり島が気に入った一行ですが、楽しい時間はあっと言う間。後ろ髪を惹かれつつ、宇野港の温泉施設「瀬戸内温泉たまの湯」に帆を向けます。その間に瀬戸大橋の向こうに沈むサンセットを楽しみます。


▲両親に気を利かせたのかはしゃぎすぎたのか、お子さんはいい子におやすみ。少しだけ夫婦の時間

たまの湯では、瀬戸内の食材を使った豪華懐石料理をいただきました。とれたての新鮮な魚はもちろん。ブランド牛や黄ニラ、シャインマスカットなど、これでもかと瀬戸内・岡山の素材が並びます。加えてボリュームも◎。地穴子のお寿司なんてひとり一升です。なんて贅沢……。


▲鯛、鰆など瀬戸内の魚のお造りや地穴子寿司、岡山のブランド牛・千屋牛(ちやぎゅう)のステーキなど、瀬戸内の味覚がいっぱい

お腹がいっぱいになったところでお風呂をいただき、今晩は港に停泊中のヨットに宿泊。ちなみに、アンカーを降ろして洋上で一晩明かすなんてことも可能です。

部屋は清潔で、ベットも広く、エアコンや電源も完備で快適。ヨットの中で寝るのかと思うと、子供ならずともワクワクしました。


▲快適な寝室。かすかに波の音が聞こえゆったりとゆれる。ホテルでは決して味わえない体験

瀬戸内の島々の散策へ


▲朝食はデッキで。人生一の朝ごはん

朝ごはんが旅の楽しみという人も多いはず。そんな人には特にこのプライベートチャーターの旅がおすすめです。カタマラン(ヨット)宿泊プランでは、食事をするところも自由に選べます。今回は、現代アートの聖地である直島の沖。ウッドデッキに朝食を用意していただきました。最高です。

腹ごしらえをすませたら、今日も島へ。香川県・志々島、本島の2つの有人島の散策へ。


▲海上からの志々島

志々島は香川県三豊市の島。四国から定期船で渡ることもできます。映画「男はつらいよ」のロケ地にもなりました。亡くなった人を埋葬するお墓とお参りをする場所を別々に儲ける「両墓制」というめずらしい風習が残ります。そんな島の風習や歴史などを伺いながら島の散策します。


▲島民の方から歴史や風習、見どころなどを伺う

志々島で一番の見所が、港の反対側の斜面に生える樹齢1000年とも1300年ともいわれる大楠(おおくす)。ガイドさんの案内で、両墓制のお墓や町並みを抜けながら斜面を登り大楠を目指します。


▲島の木々を抜けると眼の前に大楠が。圧倒的存在感


▲神秘的で生命力みなぎる大楠

島の急斜面を登りおりし、木々を抜けると、突然視界ひらけ、見たこともないような大きな楠が現れます。梛くんは道中拾ったどんぐりを握りしめて「トトロ!」と興奮。大人はその姿にあっけにとられ立ち尽くします。こんな小さな島にこんな大きな木が……。自然の力に圧倒されながら、木の周りをまわり、木肌に手を触れます。

志々島を散策し、昼食をいただいた後は、本島(ほんじま)に向かいます。本島は香川県の丸亀市。瀬戸内国際芸術祭の会場にもなっている島で、「水の下の空」などの常設アート作品があるほか、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている笠島の町並みが、主要な観光スポットです。島内の移動にはレンタサイクルがおすすめです。


▲古い町並みが保存されている笠島地区

志々島の小トレッキングと、本島のショートサイクリングで心地よい汗をかきました。日も少しずつ傾いてきたところで帰路につくことに。てんこ盛りの贅沢な瀬戸内クルーズの旅も終わりです。

今回は、新スタイルSetouchi Island Hoppingを主催する玉野コミュニティ・デザインの皆さんのおすすめコースを体験しましたが、このツアーは完全オーダーメイドも可能です。瀬戸内のアートの島を回ってもよし、普段行くことがない島を巡ってもよし、はたまた島にはよらず、ずっとヨットでも過ごしてもよし。

瀬戸内海でつながるいろいろな場所を自由に訪れることができますので、ぜひあなただけの瀬戸内旅をデザインしてみてください。


▲最後は2日間お世話になったスタッフのお二人と記念撮影。家族の素敵な思い出になりました


『新スタイルSetouchi Island Hopping』に関するお問い合わせ先
一般社団法人 玉野コミュニティ・デザイン
info@tce-u.jp

瀬戸内ヨットチャーター
集合場所/岡山県・宇野港(岡山県玉野市築港1-1-11)
基本プラン料金/宿泊チャーター 1室利用(最大2名)140,000円〜
https://www.seto-yacht-charter.jp

瀬戸内Finderフォトライター ココホレジャパン(浅井克俊)

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ココホレジャパンは、岡山を拠点に全国で「地域の魅力を広告する」インディペンデントでオルタナティブな広告会社です。 雑誌「TURNS」の企画制作、岡山を代表する魚「ままかり」の可能性を探すプロジェクト=「ままかRe:Project」の主催のほか、CMやグラフィック制作など、広告屋さんぽいこともたまにしています。 大都市のモノマネ・劣化版ではない、その地域・企業だけの魅力を掘り起こし、デザイン・編集して、「これ、いいでしょ!」と伝えていく。 それが私たちの仕事です。 ココホレジャパン http://kkhr.jp

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