幻のスイーツ『霧の森大福』。食べて買って満たされる道の駅があった!/霧の森(愛媛県四国中央市)

倍率100倍超!?『霧の森大福』ここにあり

愛媛県が誇る絶品スイーツのひとつ、『霧の森大福』。店頭に並ぶと即完売の人気は衰え知らず、ネット通販は抽選で倍率100倍超との噂、今や幻のスイーツとも呼ばれています。
その『霧の森大福』が手に入る場所があると聞いてやって来ました。四国中央市新宮町、道の駅『霧の森』です。

そこは緑と清流の別天地

道の駅『霧の森』は、高知自動車道・新宮ICから車で約1分という好アクセス。
あふれる緑、抜けるような青空、メインゲートにかかる橋の赤い塔が鮮やかに映え、見下ろせば馬立川の清流が流れています。

絵画のような景色に目を奪われつつ、何はともあれ『霧の森大福』を!と、施設内のカフェ『霧の森茶フェ〜ゆるり〜』へ。店内は囲炉裏(いろり)や掘りごたつを設えた古民家風で、ほっと安らぐ心地良さです。

お茶どころで生まれた名品

ここ新宮町は愛媛のお茶どころ。『霧の森大福』は地元の新宮茶をふんだんに使って作られています。
4層構造で、舌に触れる外から順に、香り高い抹茶、抹茶を練り込んだ餅、上品なこし餡、とろりとした生クリームという贅沢さ。

運ばれてきたお皿にようじは添えられていません。「手でパクッと一気にほおばっていただきたくて」とお店の方。
それでは……とパクリ。ああ、もちもちトロリとした食感、舌に広がる苦みと甘みのハーモニー。確かにこれは、4層すべてが一体となって生まれる美味! 豪快にほおばるのが正解です。

「霧の森」は大福だけじゃない!

おいしい幸せをもっと、とばかりに『霧の森パフェ』も注文してみました。

上から下までぎっしり。抹茶やほうじ茶などお茶を使ったゼリーやアイス、わらび餅、さらに果物やシャーベットなど、なんと食材総数12種類! 一口ごとに押し寄せるおいしい衝撃にスプーンが止まりません。
厳選された食材揃いで、例えばてっぺんの抹茶バニラソフトは、淡い色なのに驚くほど濃厚な抹茶味。添加物は加えず無着色の本物だからこその味です。溶けるのが少し早いのも無添加の証なのだそう。
ここでしか食べられないパフェをぜひご賞味あれ!

季節限定メニューも注目です。
夏の『涼風セット』(7〜8月の土日祝のみ、1日10食限定)は、かわいい練り切りと極上煎茶八十八夜摘みの水出し煎茶のセット。なんでも練り切りを手がけるスタッフさんがとっても楽しそうに作っているとのこと、その気持ちが形からも味からも伝わってきます。目でも舌でも感動。別の季節も楽しみです!

もちろん飲むお茶も。愛媛名物「新宮茶」

そして愛媛が誇る新宮茶を、しっかり飲んで味わいましょう。
水も空気もきれいな新宮の地で、農薬を使わず大切に栽培するお茶は、量産はできませんがその分とても上質。知る人ぞ知る名品です。

単品で注文するお茶は、一煎目を必ずお店の方が目の前で淹れてくれます。お茶の特徴やおいしい淹れ方も詳しく教えてくれますよ。

「一煎目は甘みが強くストレートに伝わる味、二煎目以降は、渋み、苦みへと変化して余韻を残す味になりますよ」とのこと、何煎も淹れて飲んで味わってみましょう。

『霧の森大福』の製造場所はココだけ!

『霧の森大福』はこの道の駅『霧の森』内の工房で作られています。特別に見学させていただきました。

全体を一目で見渡せる小さな工房です。なんと、『霧の森大福』の製造場所はここだけ。これが製造の全貌なのです。

蒸して練って、抹茶を加えて餅生地を作ります。

生地と餡、生クリームを機械にセット。

丸く包まれて出てきた大福を一つずつ手にとり、表面にたっぷりと抹茶をまぶします。

最後にまた一つずつチェックをして、個包装をして完成です。

機械を使うのは必要最小限、ほとんどが手作業です。また主材料の新宮のかぶせ抹茶は貴重で年間生産量が限られています。つまり、大量生産は不可能なのです。手に入りづらいのも納得。抹茶の一粒も落とさず、感謝して食べようと強く思いました。

来られなかったあの人にも。地方発送もOK

一緒に来られなかった友人や遠方の知人にも『霧の森大福』を食べさせてあげたい……。そんなあなたもご安心を。施設内の『霧の森菓子工房 新宮本店』で購入することができます。
地方発送も可能。『霧の森大福』をはじめお茶を使った和洋のお菓子や新宮茶(茶葉)、茶器などもあります。

いつか食べたいと熱望していた県外の友人へ送ると、なんと箱の中に、水引細工とステキなメッセージが入っていたと喜びの報告が。お店の粋な心遣いに感激!

なお販売店の『霧の森菓子工房』は愛媛県内にあと2店舗、松山市のロープウェー街にある『松山店』と、同じ新宮町にある同系列施設『霧の高原』があります。『霧の森大福』の販売店はこの3店舗だけ。あとは高知自動車道の馬立PA(上り)に少量ですが置いてあるそう。

いずれも売り切れる前の早い時間を狙うとよさそうです。常時買えるようにしているという新宮本店でも、時期によっては完売することも。そして各店、時期や状況で購入できる箱数が制限されることもありますが、みんなで幸せを分け合う気持ちで、ルールを守って購入しましょう。

道の駅『霧の森』には温泉やコテージも

そしてこの道の駅『霧の森』の見どころはまだまだあります。
例えば茶そばや季節の山の幸などが味わえる『霧の森レストラン』、霧の森温泉に浸かれる立ち寄り湯『霧の森交湯〜館』。どちらも窓に広がる緑を眺めてゆったりと過ごせます。

一棟単位で借りられる『霧の森コテージ』は、家族やグループでの宿泊に最適。

道の駅『霧の森』の施設全体を囲むように流れる馬立川では川遊びもできます。広い河原で水音に癒されたり清流に足をつけたり、思い思いの楽しみ方で。

車で30分ほど走るとアウトドア施設『霧の高原』があります。キャンプやハイキング、パラグライダーなどもできる広大な高原。夏も涼しく、秋はススキや紅葉、雲海も美しい高原で自然を満喫できますよ。

他にも色々書き切れないほどです。おいしい『霧の森大福』と楽しいレジャーを、全身で満喫してください。


霧の森
住所/愛媛県四国中央市新宮町馬立
電話/0896-72-3111
アクセス/高知自動車道・新宮ICから車で約1分

霧の森茶フェゆるり・霧の森菓子工房 新宮本店
営業時間/10:00〜17:00
定休日/月曜日(祝日の場合は火曜日)、4〜8月は無休
https://www.kirinomori.co.jp

瀬戸内Finderフォトライター 矢野智子

感染症対策に配慮した上で撮影を実施しています。

大きな地図を見る>

この記事が役に立ったらいいね!してね

関連キーワード

関連記事

この記事を取材したフォトライター

矢野 智子

矢野 智子

1970年、愛媛県今治市生まれ。松山市在住。 大学時代を京都で過ごした後愛媛に戻り、システムエンジニアとして年の半分以上は県外出張という旅人のような生活を20年近く続けました。 退職後、愛媛を紹介する本を友人と作ったことをきっかけに、自分の「夢」と愛媛の魅力を再発見。地元出版社で編集のイロハを学び、現在は自らを「ことばのデザイナー」と称しフリーで活動中。書く、作る、伝えることに力をそそいでいます。

Hashtags

旬のキーワード

「おみやげ・お取り寄せ」のランキング

「おみやげ・お取り寄せ」の記事はまだまだあります

おみやげ一覧

Release

瀬戸内リリース

Ranking

記事ランキング

Keyword

人気のキーワード

Hashtags

旬のキーワード

Features

特集

特集一覧
PAGE TOP