「Wacca Farm」が切り開いた美しい谷/邑久(岡山県)

岡山県南部、瀬戸内海に面した瀬戸内市邑久町(おくちょう)に美しい谷があります。
そこで農業を営んでいるのが「Wacca Farm(ワッカファーム)」です。

この美しい谷を開墾したのは、農業生産法人ワッカファーム代表の佐々木竜也さんとその仲間達。
30年以上放置され、荒れていた畑など約2ヘクタール(現在は3ヘクタール)を、このような美しい畑に変えました。

ワッカの野菜たちは農薬や化学肥料、除草剤などを一切使わず、完全露地栽培で育ちます。「Wacca(ワッカ)」とは、アイヌ語で「水」を意味しており、「Wacca Farm」は、この大地にとっての水のように循環する農業を目指します。そのために草生栽培・在来固定種・自家採取の種を使用して、真摯な野菜作りをしています。

こうして丁寧に作られた野菜たちは、見た目の美しさは元よりとても美味しく、なによりも野菜本来の味がします。この野菜は宅配で全国から購入することもできます。

ワッカファームの主なメンバーは佐々木さん一家と就農を志す若者たち。WWOOF(ウーフ)という仕組みを利用して、農体験をしながら宿泊することもできます。
佐々木さんは、仕事としての農業というよりは「農的暮らし」をみんなで営んでいるという意識だといいます。
そんなオルタナティブな谷には、音楽が響き、人々が集います。

またワッカファームはメンバーでバンドを結成しています。そう彼らは世にも稀な「歌う農家」!彼らの住む「錦海寮」は瀬戸内海が臨める尻海(しりみ)という地域にあります。
錦海寮では、ライブやマルシェなども開かれ、彼らの暮らしの豊かさを垣間見ることができます。

彼らのつくる野菜を食べるもよし、WWOOFを利用して彼らと農作業するもよし。
ガイドブックに載らない、ちょっとディープな瀬戸内の暮らしを体験してみてはいかがでしょう?


Wacca Farm
住所:701-4212 岡山県瀬戸内市邑久町尻海4396(錦海寮)
TEL:090−8713−0533
HP:http://wacca-farm.tumblr.com/

瀬戸内Finderフォトライター アサイアサミ/浅井克俊(ココホレジャパン)

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浅井 克俊/フォトライター 地域おこしプロデューサー・瀬戸内市地域おこし協力隊。 1974年、横浜生まれ。既婚・息子ひとり。広告代理店経て、タワーレコードに入社。 ブランドマネジメント、セール・キャンペーンの企画制作、タイアップ、ライヴイベントの企画運営などに携わる。 販促企画部部長、ライブ事業部部長を経て、2012年9月に退社。縁もゆかりもない岡山県瀬戸内市に移住。 同年10月より瀬戸内市地域おこし協力隊として活動をはじめる。 2013年7月「地域の魅力を 広告する会社」ココホレジャパン設立。 古民家再生、特産品の開発、地域ブランディングなどに取り組む。 ココホレジャパン http://kkhr.jp/   アサイアサミ/フォトライター エディター&ライター。 ジャンルは主にソーシャル、音楽、暮らし(家)。東京生まれの東京育ちが2012年にノリで岡山県瀬戸内市に移住しました。雑誌は「リンネル」「田舎暮らしの本」「クウネル」などで執筆。オモシロイ友だちの書籍なども制作しています。 またFM岡山の番組ディレクター、構成作家なども。 読ませる字から聞こえる字まで、モノヒトコトを日々かきかきしています。 ココホレジャパン http://kkhr.jp/

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