ままかりは、まんま(ご飯)を借りてまで食べたくなるほど美味しいというのが、その由来と言われている岡山を代表する伝統料理。主に酢漬けやお寿司などにして食べられます。
その岡山の伝統料理をイタリアンにアレンジした特産品が話題になっています。
こちらがその特産品「ままチョビ」。
「ままかり」をイタリア料理で調味料として使われる「アンチョビフィレ風」に仕上げた加工食品です。
本家のアンチョビは片口鰯(かたくちいわし)を使いますが、ままチョビは、岡山県瀬戸内市で穫れた新鮮なままかりを塩漬けにして発酵させたものをオリーブオイル漬けにして作ります。
ままかり特有の癖のないシャープな旨味としっかりとした身が特徴で、アンチョビが苦手という人でも楽しめます。
こちらがままかり。正式名称は「サッパ」、ニシンの仲間です。
ままかりをイタリア料理に生まれ変わらせたのは、岡山市のイタリアンレストラン「Ristorante Terada」の寺田シェフと、就労支援事業所「atワーク長船」の利用者のみなさん、そして岡山県瀬戸内市の地域おこし協力隊です。
岡山県瀬戸内市をPRする新しい特産品をつくろうと、伝統食材ままかりをイタリアンに「リデザイン」し、その魅力と可能性を広げました。
ままチョビは、ニンニクやトマト、じゃがいも、オリーブオイルなどと相性抜群です。
写真は「ままチョビきゃべつ」と「ラデックさんの誘惑」
その他にもパスタやピザなどのイタリア料理へのトッピングや、サラダなどのアクセントとしても楽しめます。
パーティにぴったり。華やかな一皿をご紹介。
<ラデックさんの誘惑レシピ>
材料 2人前
たまねぎ 半分
ままちょび 6ひれ
ジャガイモ 3つ
生クリーム 150ml
パン粉 適量
ままちょびが浸っていたオリーブオイル 適量
あったら ディル 適量
1)たまねぎを繊維に沿って薄切りに切る。ままちょびはみじん切り、ジャガイモは2つを5ミリ幅くらいの短冊切り、1つを5ミリの輪切りにする。オーブンを180度に温める。
2)18cm幅の耐熱皿に、短冊切りにしたジャガイモ、たまねぎ、ままちょびの順に重ねる。またその上に輪切りにしたジャガイモを飾る。写真のように並べるとパーティ等で見栄えします。
3)上から生クリームを注ぎ、ままチョビが浸っていたオリーブオイルを回しかけて、オーブンで30分焼く。
4)パン粉をかけて、さらに15分焼く
ポイント◎早く調理したい場合は、予め、ジャガイモを浸るぐらいの牛乳で20分ほど煮たものを使うと、オーブンに入れる時間が半分に短縮できます。
重ねれば重ねるほど美味しいので、小さな耐熱皿に、ジャガイモ・玉ねぎ・ままチョビの順に重ね、最後はジャガイモで終わるようにしてください。
岡山を盛り上げたいという想いから生まれた、古くて新しいお土産「ままチョビ」。
みなさんもぜひ、ご賞味ください。
ままチョビ
原材料:ままかり(岡山県瀬戸内市産)、塩(アドリア海の天日塩)、オリーブ油(イタリア産)
内容量:50g(総量70g)
賞味期限:3ヶ月
価格:800円(税別)
ご購入はこちら:http://shop.kkhr.jp
お問い合わせ
ココホレジャパン株式会社
所在地:701-4246 岡山県瀬戸内市邑久町山田庄696-4
tel:0869-24-7560
mail:hello@kkhr.jp
HP:http://kkhr.jp
瀬戸内Finderフォトライター アサイアサミ/浅井克俊(ココホレジャパン)
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ココホレジャパン
ココホレジャパンは、岡山を拠点に全国で「地域の魅力を広告する」インディペンデントでオルタナティブな広告会社です。 雑誌「TURNS」の企画制作、岡山を代表する魚「ままかり」の可能性を探すプロジェクト=「ままかRe:Project」の主催のほか、CMやグラフィック制作など、広告屋さんぽいこともたまにしています。 大都市のモノマネ・劣化版ではない、その地域・企業だけの魅力を掘り起こし、デザイン・編集して、「これ、いいでしょ!」と伝えていく。 それが私たちの仕事です。 ココホレジャパン http://kkhr.jp
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