アート・文化

いつもとひと味ちがうエネルギーチャージの旅/兵庫県姫路市

いつもとひと味ちがうエネルギーチャージの旅/兵庫県姫路市

スポット1:池に浮かぶパワースポット

「姫路市内に、姫路城以上のパワーを感じられるスポットなんてあるの?」そんな疑問はごもっとも。
ですが、信じてください。たつの市との境に近い山麓に、不思議なパワーを感じられる場所があるんです。

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江戸時代はじめに、灌漑用のため池として造られた西池に浮かぶこの小さな神社。『洲濱(すはま)神社』といいます。

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晴れた日に訪れると、空と水の美しさが際立ち、いつまでも日なたぼっこをしていたくなる場所です。

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西池築造のときに州浜形(浜辺の入り込みをデザインした形)の小島を築いて、そこに市杵島姫神(イチキシマヒメカミ)を祀ったのが由緒と伝わります。市杵島姫神は美しい水の女神さまです。

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小さいけれど鳥居もあり、島に渡ってしっかりとお参りすることができます。

スポット2:お米やさんの古民家ギャラリーでランチ

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洲濱神社から車で10分ほどのところに、築140年の平屋の古民家で昼食をいただけるところがあります。

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『米ギャラリー大手前』では、オーナーのお父さんが姫路城近くで営む『大手前米穀店』のおいしいお米と旬の野菜がたっぷり詰まったお弁当をいただけます(要予約)。

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でも、大手前はただの古民家レストランではありません。お店の名前からもわかる通り、ここはオーナー夫妻の好きなものが集められたギャラリーなんです。

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骨董品もあれば、現役で動く古いピアノもあり、ご主人の育てる山野草(さんやそう)もあり、本も自由に読める。ときには金継ぎ教室までやっている。なんて不思議な、そして温かい空間なんでしょう。

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時間が許せば、オーナーに話しかけてみてください。きっとあなたの知らないことを何かひとつ、教えてくれますよ。

スポット3:安藤建築から姫路城

ちょっと違う姫路旅とはいっても、やっぱり姫路城も一目見ておきたい。そんなあなたにおすすめするのが『姫路文学館』です。

姫路を中心に、播磨にゆかりのある作家や学者たちを紹介する姫路文学館は、姫路城の北西徒歩15分のところにあります。

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古い町並みが美しい、落ち着いた地域にモダンな建物。もしや!これは!安藤忠雄氏の建築ではないですか。

館内のおすすめは、北館1階の『ことばの森』展示室。タッチパネルを使った演出で作家や学者の残したことばの数々が展示されます。
しばらく座って、溢れ出すことばを眺めていると深く考えさせられたり、はっと気付かされたり。時間が過ぎるのを忘れてしまう場所です。

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外に出てみると、安藤忠雄氏の作品と国宝・姫路城のコラボレーションがなんと印象的なことでしょう。人の作り出すものはすごい。つくづくそんなことを感じさせられます。

姫路文学館では常設展示のほかに絵本作家の作品展などの特別展が開かれることもあります。ぜひチェックしてみてください。

スポット4:姫路の海で工場夜景

さて、人の作り出す美をもうひとつ。
姫路でこんな工場夜景はいかがでしょうか。

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日が沈む前に、海辺の網干なぎさ公園に移動してきました。

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目の前のヨットハーバーが美しく、朝の散歩にも最適な公園ですが、夜は工場夜景スポットとして知られています。足元に注意して、なぎさ公園みはらしの丘にのぼります。

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西の空が茜色に染まり、そこに煙突がにょきにょきと並んでいます。

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北側には化学工場が隣接していて、みはらしの丘からなら、望遠レンズを使わなくてもこんなに大きく見えるんです! 工場建築をしっかりカメラに収めたい人におすすめです。

姫路は山も海も美しく、人が集まる商店街もあれば、おいしいお米が育つ田園風景も化学工場もある、多様な街です。
姫路のさまざまな顔を知るきっかけにこの旅プランを活用してみてください。

瀬戸内Finderフォトライター 堀まどか

※感染症対策に配慮した上で撮影を実施しています。

関連地域

兵庫県

瀬戸内海と日本海の2つの海に面し、中央には中国山地が延びる兵庫県。古くから貿易の拠点として発展してきた商業地と豊かな自然が残る兵庫県は、観光地としての見所も数多く存在します。異国文化漂う神戸の町並み、白く輝くように美しい姫路城、せとうちの海で大きく育った明石のタコや、四季の花々を楽しむことができる淡路島。買い物、温泉、歴史や文化、そして自然。どれをとっても一級品の旅が楽しめる場所です。