2022.10.7
アート

徳島県・香川県・愛媛県の定番観光スポットめぐり/祖谷温泉、栗林公園、金刀比羅宮、道後温泉

瀬戸内Finderでも日々お伝えしている通り、瀬戸内海沿いには魅力的な観光スポットがたくさん。
一つの県や地域にギュッと絞って旅するのも良いですが、たまには県をまたいだ「いいとこどり」プランもいかがでしょうか。
今回は徳島県、香川県、愛媛県のいいとこどり旅行プランをご紹介いたします。

スポット 1

徳島県を代表する秘湯「祖谷温泉」

徳島県三好市

「日本三大秘境」として知られる徳島県の祖谷地方。

祖谷(いや)と読むのですが、どの辺り?と 思ったあなた。大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)は聞いたことはありますでしょうか。
徳島県三好市にあたるのですが、祖谷地方はこのエリアだと思っていただけると分かりやすいです。祖谷渓の小便小僧は見たら「あー」となる名物。

紅葉の時期は息を飲むほどの絶景が見れることでも有名ですが、その絶景を見ながら入ることができる温泉が「祖谷温泉」です。

冒頭写真の温泉も十分魅力的なのですが、ケーブルカーに乗って行く露天風呂も人気。
「せせらぎの湯」と「渓谷の湯」があり、景色に溶け込むような作りが美しい。
お湯の温度が体温と同じくらいなので、長風呂をして景色を楽しみましょう。

祖谷温泉については、こちらの記事で詳細をチェックしてみてください。
展望風呂と露天風呂で楽しむ四国随一の秘湯/和の宿 ホテル祖谷温泉(徳島県三好市)


和の宿 ホテル祖谷温泉
住所/徳島県三好市池田町松尾松本367-28
電話/0883-75-2311
駐車場/利用者専用あり(無料)
最寄駅/JR大歩危駅
カード決済可(詳細はお問い合わせください)
https://www.iyaonsen.co.jp


露天風呂・展望風呂
入浴時間/宿泊客:7:00~21:00(冬季1月4日~2月末までは19時まで)、 日帰り入浴:7:30~18:00(最終受付17:00)

定休日/不定休(ただし毎水曜日は大浴場清掃のため、露天風呂のみの営業)

料金/宿泊客:無料、一般1,700円 子ども900円(ケーブルカー乗車料・露天風呂入浴料・展望風呂入浴料 すべて込)

スポット 2

香川県を代表する美しい庭園「栗林公園」

香川県高松市

香川県の観光名所の大定番、『栗林公園』。
国の特別名勝に指定されている文化財庭園の中で最大の広さを誇ります。

築庭から約400年経った現在でも、その美しさは変わりません。
江戸時代の作庭技術が駆使された広大な庭園を、四季折々に姿を変える樹木や花々が彩ります。
特に紅葉が見頃になる晩秋は多くの人が訪れます。夜のライトアップも綺麗なので、ここは外せません。

詳しくはこちらから。
香川観光で絶対外せない名所、栗林公園の見どころは早朝である5つの理由/香川県高松市


栗林公園(りつりんこうえん)
観光事務所所在地/香川県高松市栗林町1-20-16
観光事務所電話/087-833-7411
開園日/年中無休
開園時間/ほぼ日の出から日没まで
入園料金/大人410円 小人170円(団体料金、年間パスポート有り)
https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden

 


香川県高松市の立ち寄り①
子ども心が爆発!「讃岐おもちゃ美術館」

そして高松市に来たら寄っていただきたい施設が2022年4月25日にオープン。
その施設は「讃岐おもちゃ美術館」といって、なんとも興味をそそる名前です。

「0歳から100歳まで楽しめる」をモットーに作られたこの施設は、まさに子ども心をくすぐるものばかり。
香川県内のアーティストや作家、材料が中心で、おもちゃであり、伝統的工芸品でもある作品を手に取って楽しむことができる施設です。
言葉での説明は難しいので、写真と一緒に紹介していきます。

入口からとてもいい木の香りがするので、気持ちが安らぎます。
が、入ってしまえばその安らぎはワクワクへと変貌します。まずはカフェスペースがあります。
いろいろな飲み物や軽食がいただけるので、ひと休みにも最適です。

そしてメインのエリアでは子供は新しいものに触れ、学ぶことができ、大人はどこか懐かしい気持ちになる空間があります。
まさに「0歳から100歳まで楽しめる」場所なので是非。


讃岐おもちゃ美術館
住所/香川県高松市大工町8-1 丸亀町くるりん駐車場1F
電話/087-884-7171
https://npo-wahaha.net/stm

 

香川県高松市の立ち寄り②
瓦町に漂うコーヒーの香りの元は多分ここ!「LIMA COFFEE」

瓦町駅からすぐのところにある、リマコーヒー。近くを通るだけでコーヒーの香りが漂い、気づくとフラッと立ち寄ってしまうオシャレで美味しいコーヒースタンドです。
高松付近のクリエイターやアーティスト、経営者などがよく集まって楽しく過ごしており、ここで生まれる新たなコンテンツも多々。出会いの場所にもなっています。
私自身もたくさんの出会いをいただいた場所ですが、まずは何よりもコーヒーが美味しい。

最近はドーナツなどのスイーツもあるので、テイクアウトも店内でのカフェも、どちらもオススメです。
高松市内をブラブラするのに美味しい相棒を片手にいかがでしょうか。


Lima Coffee(リマコーヒー)瓦町店
住所/香川県高松市瓦町2-12-6
電話/087-802-6363
http://limacoffee.jp

スポット 3

香川県と言えば「こんぴらさん」こと金刀比羅宮!

香川県琴平町

香川県の観光名所、たくさんありますが歴史という視点から見ると、やはりこんぴらさんが代表かと思います。
人を呼び続けた歴史、累計何人がここを訪れたのか考えるだけで煙が出ます。

そしてこの琴平町にも少しずつ活気が帰ってきています。コロナ明けのインバウンドを意識した施設もあり、今回はその施設を紹介いたします。

まずは言わずと知れた「こんぴらさん」こと金刀比羅宮。
御本宮まで785段、さらに奥社までは1,368段にもおよぶ長い石段で知られる、香川県で最も有名な神社です。

稲や麦の実りを表し、病気や災いから守ってくれる黄色を纏った 『幸福の黄色いお守り』が大人気。私も香川県に越してきた時にお世話になりました。

785段を登り切ったとこで、振り返るとそこには海抜251mから見る讃岐平野のご褒美が。
讃岐富士や、天気が良ければ瀬戸大橋も見ることができます。

私のおすすめは春の裏参道です。
こんな景色が見えるスポットを見つけてしまったのです。(秘密です)

こんぴらさんの詳しい記事はこちらから。
香川きっての観光名所『こんぴらさん』参拝ガイド【前編】/金刀比羅宮
香川きっての観光名所『こんぴらさん』参拝ガイド【後編】/金刀比羅宮


金刀比羅宮
住所/香川県仲多度郡琴平町892-1
電話/0877-75-2121(社務所)
http://www.konpira.or.jp

 

香川県琴平町の立ち寄り
こんぴらさん近辺も活気上昇中!「染匠 吉野屋」

琴平駅から少し歩いたところに、この染匠 吉野屋はあります。

創業百有余年。古くからの伝統を守りながら、新しいことに挑戦し続ける4代目の大野さん。
通常の業務をしながら、様々な人とコラボをしたり、若い世代にもっと身近に感じてもらう工夫を試行錯誤しておられます。
この日は家紋のトートバックを見せていただきました。

ワークショップも行なっており、子供から大人まで楽しめます。
ワークショップの詳細はこちらのじゃらんnetからご覧ください。

染匠 吉野屋について詳しくはこちら。
こんぴら歌舞伎大芝居の幟がそのままバッグに!世界でここだけのKONBAG/染匠 吉野屋


染匠 吉野屋
住所/香川県仲多度郡琴平町旭町286
電話/0877-75-2628
http://kotohirayoshinoya.jp


スポット 4

愛媛県でここは外せない!夏目漱石も愛した「道後温泉」

愛媛県松山市

私自身も何度も訪れている道後温泉。松山市内を走る路面電車での移動がオススメです。

市街地からどんどん街の雰囲気が変わり、味のある商店街に到着すれば、そこはもう道後温泉の帷の中。古き良き空間がそこには広がっており、温泉に着くまでに足を何度も止めるでしょう。

道後温泉には3つの湯があります。
「道後温泉本館」、「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」、「道後温泉 椿の湯」の3つです。

オススメは早めか遅めに入ること。ピーク時は想像を超える人がいます。
ゆっくり温泉を楽しみたい方は時間に余裕を持っていくと良いでしょう。

私は本館に入った後、坊ちゃん団子を食べました。本館の中で夏目漱石の資料もあり、窓からの風を気持ちよく浴びながら過ごしました。
すると後ろから「若い頃の漱石マジイケメンじゃん」と女性の声が。
坊ちゃん団子が喉に詰まりかけました。

さらに道後温泉はアートな取り組みも行っておりますので、是非こちらもチェックしてみてください。
道後オンセナート
https://dogoonsenart.com/#1


道後温泉
住所/愛媛県松山市道後湯之町5-6(本館)
電話/089-921-5141(道後温泉事務所)
https://dogo.jp

 

以上が、徳島県、香川県、愛媛県のいいとこどりプランでした。
瀬戸内海沿いは、海が助手席に座ってくれているので、移動も楽しむことができます。
是非、自分なりの楽しみ方も見つけてみてください。

瀬戸内Finderフォトライター 日髙 慎一郎

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日髙 慎一郎

日髙 慎一郎

大阪府出身香川県在住のフォトグラファー/イラストレーター。 地域おこし協力隊をしつつ、香川県のまだ知られていない魅力を探す日々。3食唐揚げでOK。 映画と猫がいれば、どこでも住めます。

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