滝と夢わらべに出会える紅葉名所! / 白滝公園(愛媛県大洲市)

白滝公園(しらたきこうえん)は、愛媛県を代表する紅葉名所の一つで、「日本の紅葉百選」にも選定されています。
紅葉に彩られた山から落差80mを超える複数の滝が流れ落ち、遊歩道を登りながら美しい滝と紅葉の景色を眺められるようになっています。

まずは、山麓の駐車場から見上げる白滝公園の全景です。
この山の中腹に白滝の展望スポットがあり、よく整備された遊歩道を登っていきます。

この登山道には、ちょっと面白い仕掛けがあります。
途中には何箇所かベンチや東屋などの休憩場所があるのですが、そこには「夢わらべ」と呼ばれる愛らしい石像が置かれていて、長い階段を登ってゆく際の疲れを癒してくれるのです。

道中で夢わらべ達に出会えば、「童心に戻り、思いやりやお陰様といった感謝の気持ちを自然の形で思いおこさせてくれます」と石碑に書かれています。
たとえば、このような滝が見られる休憩スポットも。
遊歩道の左隅にさりげなく2体の夢わらべが置かれているのがわかるでしょうか。

苔むした道端に、愛らしい表情の夢わらべ。
よく見ると、誰かにドングリを入れてもらっています。思わず笑顔がこぼれます!

紅葉に彩られた山を登りながら、随所で夢わらべ達と一緒に紅葉狩りを楽しめるのです。

もちろん、「滝と紅葉」の景色も抜群です。
白滝とは、実は大小7つの滝の総称なのですが、特に素晴らしいのは主瀑の「雌滝」。
優雅に上下二段になって流れ落ちる落差85mの滝で、遊歩道の随所から紅葉した木々と共にその繊細で美しい姿を見られます。こちらは上段。

そして、こちらが下段です。

この白滝には「るり姫」伝説があります。
この地方を治めていた城主の奥方であったるり姫は、武芸者としても知られていました。

しかし、長宗我部氏に攻め入られた際、得意の吹き矢や手裏剣で善戦するも落城。
追われて逃げ込んだこの白滝で、2歳の世継ぎの息子を抱いてこの滝に身を投げたという悲しい伝説です。
登山道には、このるり姫伝説を紙芝居にした14枚の立札も並んでいます。

滝と紅葉の景色を楽しみながら、ついに中腹にある展望広場に到着しました。休憩所や「もみじ亭」という小さな食堂もあります。

そして、もちろん、この展望広場の片隅でも、夢わらべが笑顔で出迎えてくれます。

展望広場から見下ろす景色。真っ赤に燃える森と、幾重にも重なる山々の風景は、日本の秋の美しさを凝縮したような風景です。

白滝公園の紅葉の見頃は、例年11月中旬から下旬。
瀬戸内地域でも、もっとも遅く見頃を迎える紅葉名所の一つです。
あなたも、夢わらべ達と出会って、童心に戻ってみませんか?


所在地:愛媛県大洲市白滝
案内HP:http://www.city.ozu.ehime.jp/sightseeing/map/shirataki.html

瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣

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松岡 広宣

松岡 広宣

松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/

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