兵庫県の素麺、食べ比べ!
夏の定番、素麺。
つるつるっとした喉越しで、暑い日は氷に載せ、寒い日はにゅうめん…などなど、沢山のアレンジが出来て、朝昼夜問わず食べられる、なかなか便利な乾麺です。
桃色と緑色の素麺を、兄弟で奪い合い!!
そんな思い出がある人も少なくないのでは?
さて、素麺と言っても、様々な種類があるのをご存じでしょうか。
兵庫はそうめんの代表的な産地のひとつ。あの有名な揖保乃糸も兵庫のブランドです。
この豊富なラインナップ! どれが一番おいしいの?
ズバリ、兵庫出身のお店の方にオススメを聞いてみたのですが、それぞれの味わいが違いすぎて選べないと言われてしまいました。
それならば……味わいの違いを楽しめるセレクトで大人買い!
そうめんと言っても、お値段もバラバラ。細さや製法も様々。
奥右側は手延素麺の下管部分。三味線のバチが語源。お吸い物などに使われるそう。
さて、味わいはどのように違うのでしょうか。
シンプルに茹でて比較してみました。
正直にいうと……どれも美味しい(笑)
確かに微妙に風味や歯ごたえが違うのですが、決定的な違いは何か。
それは、細さです!
よーく見てください。
左から
兵庫県手延素麺協同組合の揖保乃糸・黒帯(特級品:熟練の職人が厳寒期に製造)
揖保乃糸・赤帯(上級品:スーパーなどで手軽に購入できるタイプ)
東亜食品工業の厄(ヤク)上りそうめん(製造後一定期間経たものを“古(ヒネ)”と呼ぶ)
横尾製麺の絹しぐれ(餅味そうめん)
東亜食品工業の華色そうめん(白、緑、黄、紅色の彩りそうめん)
断面をよーく見てみると……
左のほうが細いのがわかりますか。
この細さが歯ごたえや喉越しにも影響してくるようです。
いろいろ食べた中から筆者が個人的にオススメするのは…
揖保乃糸・黒帯。これがダントツの細さ。喉越しが良く、細いのにしっかりとした歯ごたえ。
歯ごたえという点でいうと、古(ヒネ)もかなりコシが強い印象。
でも、やっぱり懐かしい思い出がある色付き素麺も捨てがたい…。
皆さんはお気に入りの素麺がありますか?
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瀬戸内Finder 編集部
地元の皆さんからの写真や、在住ライターの記事で発信する、瀬戸内地域の観光情報サイト、「瀬戸内ファインダー」を作る編集部です。 瀬戸内海を囲む兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県の7県に関わる旬な情報を日々更新しています。 お問い合わせは下記まで Email : staff@setouchifinder.com
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