江戸時代の天守が現存する難攻不落の城! / 松山城(愛媛県松山市)

松山城は、松山市のまさに中心部にある城で、日本全国にたった12ヶ所しかない、江戸時代以前に建てられた天守が残る『現存12天守』の一つです。

しかも、天守のほかに櫓(やぐら)や門など、現存・復元を含め40棟以上の建造物があり、日本でもっとも完全な形で残ったお城の中の一つとしても知られています。

松山城は、標高132mの『勝山(城山)』の山頂周辺に築かれています。
山頂近くまで行けるロープウェイ・リフトに乗るか、山麓から登山道を歩いて登ります。

もし自分が城を攻める兵士だったら・・・、と想像しながら登っていくのがオススメです!
松山城がいかに守りの堅い難攻不落のお城であるか、リアルに体感できるからです。

例えば、以下のような高い石垣に囲まれた通路。石垣の上には兵士が潜めるような建物があり、もし戦いになった場合には、攻め寄せる敵兵に対して弓矢や石などで攻撃できるようになっています。

高い石垣を迂回したり、いくつもの門を突破しなければならず、なかなか天守まで近づけない構造です。

こうして、いくつもの門を通り抜けて、ようやく天守が間近に見えてきます。ここは本丸広場ですが、たどり着くまでに多くの将兵を失っていることでしょう!


「さあ、残るは天守攻めだ!」と気合を入れますが、天守はより一層厳重な構造になっており、天守を取り囲むように小天守や櫓(やぐら)が配置されています。
これらは『連立式天守』と呼ばれる構造で、近くで見上げると、かなり迫力があります。

しかも、天守に攻め入ろうとしても、なかなか入口が見つかりません。ここでも高い石垣と門に行く手を阻まれ、城兵から集中攻撃を受けます。

こうして、さらにいくつかの門を突破して、ようやく天守の入口にたどり着きます。
さっそく入ってみましょう!

天守やそれに連なる櫓の内部には、様々な歴史資料や武具などが展示されています。天守は江戸時代に建てられたものですから、柱や天井などの木材自体も貴重なもので、歴史の重みがあります。

いよいよ、天守の最上階に到着です!こちらは南側の本丸広場の眺め。もちろん城下の町並みは変わっていますが、かつて江戸時代の城主もここから同じ風景を見たと思うと、感慨深いものがあります。

こちらは西側です。連立式天守の建物が連なり、やや霞んでいますが遠方には瀬戸内海まで見渡せます。

天守が現存するだけでなく、ほぼ完全な形のお城を体感できることが、松山城の魅力!
天守を含む21棟の現存する建造物は国の重要文化財に指定されており、『日本100名城』にも選ばれています。

あなたも、城を攻める兵士の気分になって、松山城へ登ってみませんか?

所在地:愛媛県松山市丸之内
案内HP:http://www.matsuyamajo.jp/

◇松山城 天守
営業時間:9:00~16:30 (※12月~1月 季節によって変動があります。入場は営業終了30分前まで。)
料金:大人 510円 / 小人(小学生) 150円

◇ロープウェイ・リフト
営業時間:8:30~17:00 (※12月~1月 季節によって変動があります。)
料金:大人 往復510円 / 小人(小学生) 往復260円

瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣

大きな地図を見る>

この記事が役に立ったらいいね!してね

関連キーワード

関連記事

この記事を取材したフォトライター

松岡 広宣

松岡 広宣

松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/

「アート」のランキング

「アート」の記事はまだまだあります

アート一覧

Features

特集

特集一覧
PAGE TOP