平安時代へタイムスリップ!?旅殿 御所 社乃森
徳島県阿波市土成町は緑豊かな町。
その山嶺、四季の彩りが大切に隠すように佇む寝殿造りのお宿があります。
『旅殿 御所 社乃森(ごしょ やしろのもり)』。
ここは大人(13歳以上)だけが入ることを許された場所。
慌ただしい現代社会と時空を隔てる大きな門を抜ければそこには、雅なる平安王朝の世界が広がります。
ここへ足を踏み入れた瞬間、あなたは平安貴族。
まずは、用意されている部屋着を身に纏いましょう。
あとは、ゆったりと流れる平安時代の空気感を楽しむだけ。
今回は、『社乃森』の魅力や過ごし方を少しだけ紹介します。
なりきり度150%!ここでしか体験できない優雅な平安時代
【寝殿】
宿泊者の客室である寝殿は全室50畳以上の広さ。
檜の銘木と御簾で仕切られた幻想的な美しさに、誰しもが“情緒”を感じ取れることでしょう。
平安時代の人々は昼間身に付けていた着物を掛け布団として使用していたことから、それを再現した布団が用意されています。
また、各部屋の内風呂ではラジウム鉱石でのラドン湯を楽しむことができます。
【食殿】
美しき庭園を眺める食殿の個室でお食事。
地元徳島でとれた山海の美味を、こだわりの会席料理でいただきます。
【湯殿】
100%天然温泉の開放的な露天風呂も楽しみのひとつです。
源泉掛け流しのナトリウム炭酸水素塩の温泉(重曹泉)は、「美人の湯」「美肌の湯」と言われています。
その湯船は文字通り船の形をしており、船頭は敷地内にある神社の方角を指しています。
【平安装束着付け体験】
部屋着以外の華やかな衣装を身に纏うことができます。
まさに気分は平安貴族。
このロケーションでこの衣装、なかなか出来る体験ではありません。
記念撮影もお忘れなく!
【平安遊び体験】
平安時代の貴族も楽しんでいたという『お香遊び』や、扇を投げて蝶(的)に当てる『投扇興(とうせんきょう)』、またお抹茶席も楽しむことができます。
【優雅な舞による宴】
毎日夕暮れ時には、『神楽舞』『平安王朝舞』『白拍子』などの舞が披露されます。
暮れゆく美しい景色の中、優雅な舞により時がゆったりと流れていきます。
現代の慌ただしさとは無縁の『旅殿 御所 社乃森』。
ここでのひと時は、きっと忘れられない思い出となるはずです。
時を超え、しばし平安の旅に出てみませんか。
旅殿 御所 社乃森(ごしょ やしろのもり)
所在地/徳島県阿波市土成町宮川内字落久保71-2
電話/088-695-5846
定休日/無休
宿泊料金/二名一室利用の場合、一泊二食付き3万9500円(一人あたり)※13歳未満は利用不可
P/16台
HP/http://yashironomori.jp/
瀬戸内Finderフォトライター 千葉大輔
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この記事を取材したフォトライター
千葉 大輔
千葉大輔/フォトライター 1985年生まれ、徳島県三好市出身、徳島市在住。 大学卒業後、徳島の出版社にて様々なMOOKの編集長を務め、2014年4月フリーランスのフォトグラファーとして独立しました。 写真と同時に、コピーライター、エディターとしても活動してます。つか、他にも商品開発やなんやら、いろんなことやってます。求められれば何でもやる、徳島人のくせに阿波踊りドヘタ、そんな僕です。よろしくどうぞ。 http://www.quareal.net/
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