鳴門公園は、淡路島と四国を分かつ鳴門海峡の四国側(徳島県側)にある公園で、一帯には様々な高さ・方角から渦潮と大鳴門橋を見られる展望地が整備されています。
これらのビューポイントが手軽な距離に点在していて、すべて徒歩で巡ることができるのが、鳴門公園の大きな魅力です!
以下は、鳴門公園の敷地地図です。今回は五つの絶景ポイントをご紹介します!
一つ目は『エスカヒル鳴門』。公園中央の有料駐車場から歩いてすぐ目の前にあります。建物の中に入り、東洋一の長さを誇るエスカレーターを登ってゆきます。
屋上には展望台があり、大鳴門橋と鳴門海峡を望む大パノラマが広がっています!
対岸には淡路島が見えています。
そして、左下に見える白い小さな建物、後でまた登場しますので、ちょっと覚えておいてくださいね。
ここからは海峡の海をズームアップすると、渦潮も見えます。有料の望遠鏡が設置されていますので、ぜひご覧ください。
二つ目は『エスカヒル鳴門』のすぐ近くにある『歩道橋』です。高速道路を横断するための歩道なのですが、その途中から大鳴門橋を真正面に見られます。橋のビューポイントとしては、なかなか珍しいアングルです。
三つ目は『お茶園展望台』です。歩道橋を渡って、さらに5分ぐらい歩くと到着します。
実は、ここは旧徳島藩主の蜂須賀氏が造園したといわれる歴史ある展望台です。
江戸時代はもちろん橋は架かっていなかったわけですが、歴代藩主もこの景色を楽しんだのでしょうね。
四つ目は『千畳敷』です。お茶園展望台から歩いて10ほどで着きます。
ここは大鳴門橋をたもとから見上げるダイナミックな景色が見られます!
なお、大鳴門橋には『渦の道』も整備されていて、橋桁を海に向かって歩いてゆくと、ちょうど自分の真下に渦潮を見ることもできます。
そして最後五つ目は『孫崎』です。千畳敷から丘をしばらく登ると到着します。
孫崎は鳴門海峡の四国側の先端で、白亜の『孫崎灯台』が鎮座しています。
先ほど『エスカヒル鳴門』から見下ろした白い建物は、実はこの灯台だったのです!
つまりここまで遊歩道が通じているんです。
灯台前にある『孫崎展望台』から大鳴門橋を望みます。ここでは、大鳴門橋の全景を横から眺められます。渦潮観光船など、たくさんの船舶も行き交います。
今回ご紹介した五つのビューポイントは全て徒歩圏内にあり、10分も歩かないうちに次の展望台に到着しますし、帰りは駐車場への近道もあります。
気軽に散歩しながら、色んな『橋の風景』が見られる、これが鳴門公園の大きな魅力です!
鳴門公園
所在地:徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池
案内HP:http://www.city.naruto.tokushima.jp/kanko/map/narukoen.htm
◇エスカヒル鳴門
営業時間:8:30 ~ 17:00 (年中無休)
料金:大人 400円 / 小・中学生 100円
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣
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松岡 広宣
松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/
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