鷲羽山(わしゅうざん)は、瀬戸大橋を間近に見下ろす絶好の展望地です。
山の中腹まで車道が整備され、絶景を見ながら手軽なハイキングが楽しめますし、瀬戸内を代表する夕陽名所の一つとしても知られています。
こちらが鷲羽山です。瀬戸大橋のすぐ背後にある標高133mの山で、ゴツゴツとした岩が山肌を覆います。
鷲羽山には中腹までドライブウェイが通り、無料駐車場も整備されています。駐車場から階段を登っていくと、展望台とレストハウスがあります。
その展望台からの眺めはこちら!瀬戸大橋は、実は複数の橋で構成されていて、瀬戸内海をまたいで本州と四国を結ぶ10の橋の総称なんです。全長は12.3kmにおよびます!
鷲羽山を訪れた人の9割ぐらいは、この最初の展望台を見ただけで帰ってしまいます。でも、それではあまりにももったいない!
展望台から山頂までは、徒歩で約30分ぐらいなのですが、途中の登山道は緩やかで歩きやすく、瀬戸内海に浮かぶ島々を横目に眺めながら、少しずつ瀬戸大橋に近づいていくようなコースになっています。
コースの途中には、休憩スポットやユニークな石碑が点在していて、記念写真を撮りながら徐々に山頂に近づいてゆきます。
最後にちょっと急な岩場を登ると山頂に到着です!ここからは、まさに瀬戸大橋を眼下に見下ろす眺望です。
瀬戸大橋は長大ですので、カメラで撮影する際は、全長を一つのアングルに収めるのが難しいのですが、もし超広角レンズ(10mm~24mm程度のレンズ)を持っていたら、山頂付近まで来ると、全長を捉えられるようになります。
また鷲羽山のハイキングコースは山頂で終点ではなく、さらに瀬戸大橋に向かって緩やかに下ってゆくコースが整備されています。コースの終点には東屋が建っています。
ここからは、まさに瀬戸大橋を真後ろから眺める風景。ここまでくれば、標準レンズでも橋の全景を捉えられます。
そして、鷲羽山のもう一つのオススメは、夕景です!
特に秋から冬にかけては瀬戸大橋越しに、島々の間に沈みゆく夕陽の眺望が素晴らしく、『日本の夕陽百選』にも選定されています。
手軽なハイキングを楽しみながら、瀬戸大橋のダイナミックな景色が見られ、美しい夕陽も堪能できる鷲羽山。ぜひ山頂まで歩いてみてください!
鷲羽山
住所/岡山県倉敷市下津井田之浦
http://www.kurashiki-tabi.jp/see/1272/
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣
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この記事を取材したフォトライター
松岡 広宣
松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/
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