全国に名だたる明石・淡路の海でとれた鮮魚を、神戸にある創作和食店『くら蔵』。
こちらでは、漁港買付資格(セリ人登録済:神戸市でも30社ほどしか認定されていない)を持つセリ人が、お店の目の前にある『垂水漁港』から日々競り落とした新鮮な素材を出しています。(ちなみにそのセリ人はなんと女性!店に行くと会えますよ!)
そして、野菜、肉類も兵庫県産を中心に、確かな素材にこだわっている店です。
今回は、セリ落とした活きのいい明石だこを、大根と一緒にじっくり柔らかく煮込み、最終的に天ぷらに仕上げたレシピを教えてもらいました!
外側はカリッと、中のたこはとっても柔らか。食感バランスが絶妙です。
パプリカなど彩りのキレイな野菜の天ぷらを添えると、皿が華やかになりますよ〜。
ご家庭では、一日目の食卓は煮物で、二日目は天ぷらで、二度楽しめる便利な一品です。
材料は以下のとおり。
・たこ 1kg
・大根 100g
・パプリカ 1コ
・ズッキーニ 1本
【A】
・白だし汁 800ml
・みそ 100ml
・濃口しょうゆ 100ml
・天ぷら衣 適量
・青のり 適量
【下ごしらえ用】
・米ぬか 適量
(※材料は4名分)
まずは米ぬかでたこをもみ洗いします。
さっそくですが、ここでレシピのポイント①。
普通は塩を使うことが多いですが、塩だとどうしても身が固くなりすぎることがあります。
米ぬかで揉み込み洗うことで、キレイにぬめりが取れ、更に身を固くしてしまうことを防ぐことが出来ます。ぬめりを取ったあとは水にさらして米ぬかを取り除きます。その後、湯でさっと湯引きをし、生臭さを取り除きます。
大根は一口大に切っておきましょう。
次に、【A】の調味料を鍋に入れ、たこと大根を入れ、強火で沸騰させてアクをしっかり取り除きます。
中火にし30~40分ほど煮込んだところで「たこと大根の煮物」は出来上がり!
ここでポイント②!
中火でたこを煮込むときはこまめにアクをとりつつじっくり煮込んでください。
明石だこをじっくり煮込むことで、味わいが凝縮され、柔らかく食べやすくなります。
さて、ここからは天ぷらの行程に入っていきます。
まず煮込んだたこ、パプリカ、ズッキーニを食べやすい大きさに切りましょう。
青のりを混ぜた天ぷら衣でカリッと揚げます。
最後のポイントはこの青のり!のりの風味でたこの味わいが一層引き立ちますよ〜。
お好みで塩、さんしょう塩、レモンをかけて召し上がれ!
1度で2度おいしい明石だこのレシピ、ぜひ皆さんもお試しください。
これらのレシピや瀬戸内Finderとのタイアップ企画は「みんなの今日の料理」でも掲載されています。
こちらもぜひご確認ください!
・みんなの今日の料理「瀬戸内の“美味しい”旅」
・みんなの今日の料理「明石蛸(たこ)やわらか煮の磯辺揚げのレシピ」
協力:創作和食店『くら蔵』
所在地:兵庫県神戸市垂水区平磯3丁目7-10
TEL:078-754-8996
営業時間:昼 11:00~15:00[L.O.14:00] 夜 17:00~22:00[L.O.21:00]
定休日:なし、年中無休
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この記事を取材したフォトライター
瀬戸内Finder 編集部
地元の皆さんからの写真や、在住ライターの記事で発信する、瀬戸内地域の観光情報サイト、「瀬戸内ファインダー」を作る編集部です。 瀬戸内海を囲む兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県の7県に関わる旬な情報を日々更新しています。 お問い合わせは下記まで Email : staff@setouchifinder.com
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