元祖のこだわりは本場の味!激辛ご当地グルメ「汁なし担々麺」(広島県広島市)

今や全国的にも有名になった広島名物の「汁なし担々麺」。
中でも広島市の「きさく」は、休日のお昼どきともなれば行列ができるほどの人気店です。

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JR広島駅から路面電車(広電・江波線)で約25分の「舟入幸町」電停から徒歩1分。
普段はあまり観光客が訪れるような場所ではありませんが、競合店も多い中、本場・四川の味にこだわり「元祖」と呼ばれる味は地元でもイチ押しと評判です。

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店内は洞窟を連想させるつくりで、土を塗ったような壁や天井に裸電球。15人ほど座れるL字形のカウンターのみです。

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専門店と言うだけあってメニューは「汁なし担々麺」のみですが、温玉入りや大盛りもでき、麺が冷たくスープが温かい「汁なしピン担麺」や、麺もスープも冷たい「冷やし汁なし坦々麺」のバリエーションも。どれにするか迷うところですが、一番人気の「汁なし担々麺 温玉入り(600円)」に決定です。

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「汁なし」と聞くとスープが一滴も入っていない、と勘違いしそうですが、通常のラーメンのようにタレとスープが入ります。
ただしスープは少なめ。しかし、このスープこそが人気の秘密で、ただ辛いだけでなく旨みを感じる主役になっています。

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店主の服部幸一さんは、この味を生み出すために四川に足を運び、年軒もの店を食べ歩いたそうです。
そして、日本で調達できる材料を使って本場を再現するために試行錯誤。2001年1月に新メニューとして加えると、たちまち口コミで評判が広まり、広島の名物グルメになりました。

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「汁なし担々麺」を美味しく食べるコツは、よくかき混ぜること。30回以上かき混ぜて麺にタレやスープを絡ませ、ぐちゃぐちゃにすることです。

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見た目はキレイとは言えませんが、口に入れるとラー油の辛みと山椒のしびれが舌や鼻腔を刺激し、やがてスープの旨みが広がります。
さらに温玉入りならまろやかさも加わり、もう箸が止まりません。

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カウンターには黒酢と鷹の爪が用意されているので、もっとインパクトのある味にしたいときはお好みで。
また、辛さのアップや2分の1・4分の1・ゼロにもできるので、激辛ファンだけでなく、辛いものが苦手な人にもぜひ味わってもらいたいご当地グルメです。


汁なし担々麺専門店 きさく
所在地/広島県広島市中区舟入川口町5-13
営業時間/11:00~14:00、18:00〜20:00(売り切れ次第終了)
定休日/水曜日(祝日の場合は11:00〜14:00のみ営業)
電話/082-231-0317

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