『百年の森林(もり)』をつくる地域商社『西粟倉・森の学校』/西粟倉村(岡山県)

岡山県の北東端、百年の森林に囲まれ、快適で人が輝く自然と交流の村・西粟倉村。西粟倉村は2008年より、森林再生事業『百年の森林構想(ひゃくねんのもりこうそう)』に取り組んでいます。
人の手で植えた木は、木材として出荷されるまでに50年かかると言われます。50年前に植えられた森を放置せず、再び手をかけて美しい森を50年後に残す。その取り組みが『百年の森林構想』です。

その『百年の森林構想』の中心的な役割を担っているが『株式会社西粟倉・森の学校』です。
森の学校の主な業務は、木製品の製造販売、地場産品の営業・マーケティング・企画。
つまりは、村の主な資源である木材に付加価値をつけて、全国に西粟倉の木を流通させます。

森の学校のオフィスは村の廃校を改修して利用しています。ショールームとショップも兼ねていて、誰でも訪れて森の学校の製品を購入することができます。
また、様々にイベントも開催されているので、事前にHPなどをチェックしてみてください。

西粟倉の間伐材を床材として商品化した『ユカハリ・タイル』。床材をタイルのように並べるだけで、無垢の床にできるという画期的アイデア商品です。賃貸物件でも無垢材に出来る上、現状回復がとても簡単で、ユカハリは岡山のみならず全国的にも有名です。
商品として優秀なだけではなく、使う事で西粟倉の森が守れるという、想いが込められた商品です。

こちらは『ヒトテマキット』。
大まかな形に切り取られたカトラリーを、それを購入した人が自分の使いやすいように仕上げをする。商品と、『手間』というモノを慈しむ時間を購入するという商品です。

森を守ることが経済に繋がり、村が活性化することによって村にも人が増えます。平成の大合併で『合併しない』道を選んだ、人口1500人の小さな村は、地域再生のモデルケースとして世界からも注目されています。その原動力となっているのが『西粟倉・森の学校』なのです。

『百年の森林』の付加価値をもたらすのも森の学校の大事な使命。森の学校が企画する季節ごとの森林散策ツアーは、森の美しさを体験できるのでおすすめです。
岡山の美しい森に触れるのと同時に、地域おこしの最先端を体験してみてはいかがでしょうか。

「西粟倉・森の学校」
住所:岡山県英田郡西粟倉村影石895
HP:http://www.morinogakko.jp/
HP(ネットショップ):http://zaimoku.me/

瀬戸内Finderフォトライター アサイアサミ/浅井克俊(ココホレジャパン)

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ココホレジャパンは、岡山を拠点に全国で「地域の魅力を広告する」インディペンデントでオルタナティブな広告会社です。 雑誌「TURNS」の企画制作、岡山を代表する魚「ままかり」の可能性を探すプロジェクト=「ままかRe:Project」の主催のほか、CMやグラフィック制作など、広告屋さんぽいこともたまにしています。 大都市のモノマネ・劣化版ではない、その地域・企業だけの魅力を掘り起こし、デザイン・編集して、「これ、いいでしょ!」と伝えていく。 それが私たちの仕事です。 ココホレジャパン http://kkhr.jp

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