淡路島で絶対行きたい!安藤忠雄氏が設計したリゾート
淡路島の北東部にある『淡路夢舞台』は、世界に名を馳せる建築家・安藤忠雄氏によって設計された複合型リゾート施設です。
ダイナミックな斜面を利用して、ホテルをはじめ、壮大な回廊、展望テラスなど複数の施設が一体となって整備されており、その中を回遊すると、まるで迷路の中に足を踏み入れたかのような、冒険心をくすぐられる楽しい散策ができます。
こちらは淡路夢舞台の中心施設の一つ『グランドニッコー淡路(旧ウエスティンホテル淡路)』。このホテルも安藤忠雄氏による設計です。
ホテル北面のバルコニー付き客室からは、淡路夢舞台の建造物群が一望できます。今回は①~⑤まで、安藤建築の魅力と見所をご紹介します。
『淡路夢舞台』の見どころ5選!
①『百段苑』
山の斜面に沿って百個の花壇が階段状に連なっていて、入口のエレベーターを出た途端に眼下に広がる素晴らしい景色は圧巻!
見頃は春~秋。冬は土を休める期間です。
四季折々の花の変化を楽しむことができます。お花見しながらお弁当を楽しむ人もいらっしゃるそう!
花壇から望む大阪湾の眺めも素晴らしいです。
②『山回廊』
コンクリートの壁と擦りガラスに囲まれた壮大な空間。
噴水池を取り囲むように回廊が続いていて、ゆっくりと歩きながら1周できます。
なお、海側には『海回廊』もあり、そちらは視界が開けて海が展望でき、水が湛えられた開放的で美しい空間です。山回廊と海回廊を歩き比べるのも楽しいです。
また、山回廊・海回廊も含め、淡路夢舞台には水が流れる場所が多くあり、その底には合計100万枚のホタテ貝が敷き詰められています。
この貝は、実は水産加工工場で捨てられる運命にあったホタテ貝。それが安藤氏の手によって見事にリサイクルされ、美しい景観を生み出しています。
③『円形フォーラム』
直径約32m、高さ約11mの円空間。
淡路夢舞台の中でも人気が高い場所で、下から円い空を見上げたり、突き出た展望スペースから下方の池を見下ろせます。
スロープを歩いて登りながら、光と陰の対比を楽しんで!
④『楕円フォーラム』
長直径約50m、高さ約17mの楕円空間。
ここから山回廊と海回廊へ行き来できるようになっています。西側の壁面を利用した日時計がユニーク。
また、楕円フォーラムの屋上は、大阪湾を見渡すには絶好の展望テラス。特にオススメは早朝の時間帯。年間を通じて、幻想的な朝日が見られます。
こちらは楕円フォーラム越しに望むグランドニッコー淡路。朝日が当たり廊下やホテルの建物もオレンジ色に染まります。ぜひホテルに宿泊して、魔法のような早朝の『安藤忠雄ワールド』を散策してみてください!
⑤『海の教会』
グランドニッコー淡路で行われるご婚礼のための祝祭空間として、ホテル脇に広がる『貝の浜』に設置されています。チャペル内部は立方形となっており、天井面に切り取られた十字状のスリットを通してやわらかな光が人々を包む仕掛けとなっています。
訪れる人々に、水、風、光、陰、空、山、そして海など、日常見過ごしてしまいがちな自然の様相をどれだけ感じ取ってもらえるかー
これが、安藤忠雄氏が淡路夢舞台の設計において念頭に置いていた基本方針です。
隣接する『淡路島 国営明石海峡公園』や『奇跡の星の植物館』と併せると128haにもなる壮大な土地をひとつの庭園と見立てて、訪れる人がゆっくりと散策して楽しめる夢のステージとなっています。
まるで迷路に踏み込んだかのような、冒険心がくすぐられる『安藤忠雄ワールド』をぜひ散策してみてください!
淡路夢舞台
住所/兵庫県淡路市夢舞台2番地
入場料/無料(淡路島 国営明石海峡公園、奇跡の星の植物館は有料です)
https://www.yumebutai.co.jp
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣
*こちらは2015年にPR記事として作成された内容です。
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この記事を取材したフォトライター
松岡 広宣
松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/
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