岡山県瀬戸内市の郊外に佇む『La Pirata ラ・ピラータ』。ラ・ピラータは『海賊』という意味。
海の近くに育ち、瀬戸内海をこよなく愛すオーナー料理長が2014年6月にオープンさせた本格イタリアンのお店です。
料理長の民實准明(たみざねのりあき)さんはイタリアで4年間修業を積んだあと、故郷であるここ瀬戸内市邑久(おく)町に凱旋帰国。イタリアでは星付きレストランで料理長助手、トリノのレストランでは料理長をつとめた経歴を持つ本格派!料理はすべて地元食材を使用。瀬戸内産の魚介や野菜が本場イタリアの味で堪能できます。
今回ご紹介いただくのは地元・瀬戸内市の特産『冬瓜(とうがん)』をメインに7種の野菜を使ったミネストローネ。栄養たっぷり、トロっと溶ける冬瓜(とうがん)に癒される絶品スープです。本場の味は、優しい味でした。
材料はこちら
・たまねぎ 120g
・セロリ 50g
・とうがん 80g
・にんじん 35g
・カリフラワー 40g
・ブロッコリー 30g
・ほうれんそう 10g
・トマトピューレ 70g
・水 400ml
・塩 5g
・黒こしょう 少々
・オリーブ油 30g
(※材料は2名分)
まずは野菜を切っていきます。
たまねぎとセロリはスープのベースにも使用するので、2種類のみじん切りにします。
たまねぎ:みじん切り50g、粗みじん切り70g
セロリ:みじん切り25g、粗みじん切り25g
ここがポイント①!
たまねぎ、セロリは細かくみじん切り!
スープのベースを作るたまねぎ50g、セロリ25gはできる限り細か〜くみじん切りしましょう。
とうがんは1cm四方に、にんじんを0.5mm四方に切ります。
カリフラワー、ブロッコリーは一口大に切り、ほうれん草は細切りにしてください。
深い鍋にオリーブ油を入れ、細かくみじん切りしたたまねぎ、セロリを弱火であめ色になるまで炒め、塩を適宜加えます。
次に粗みじん切りしたたまねぎ、セロリ、ほうれんそうを入れて中火で軽く炒めましょう。
ここがポイント②
あめ色にしっかり炒めることでスープの甘み、とろみがアップします。
たまねぎ、セロリの次にほうれんそうを入れるのも大切なポイントです!
続いてにんじん、カリフラワー、ブロッコリーの順番に入れ、全体に火を通しながらよく炒めます。
ここで焦げないように注意しましょう。
トマトピューレを入れ、いったん煮立たせたあと、水を注ぎ込こみます。
ここがポイント③
トマトピューレを先に入れ、ひと煮立ちさせたあとに水を入れましょう。
トマトを具材にしっかりなじませることで、具材の味が一層引き立ちます。
この順番を踏まえるだけで本場イタリアのミネストローネに近づくのです。
後はときどきかき混ぜながら、弱火で約15分ゆっくりと煮ます。
とうがんが少しトロっとしてきたら、塩、こしょうで味を整え出来上がりです。
※全体のポイントとして、塩は具材を鍋に入れるたびに少量ずつ加えていきます。
水を出すためと、具材1つ1つになじませることで各野菜の味を引き立たせるためです。
残った塩は全体を調えるために最後に味見しながら入れましょう。
野菜の旨みと甘みがとろっと溶け込んだスープに、それぞれの具材の味がしっかりと感じられる。
そんな本場イタリアの味を再現するコツをしっかり守って作ってくださいね。
これらのレシピや瀬戸内Finderとのタイアップ企画は「みんなの今日の料理」でも掲載されています。
こちらもぜひご確認ください!
・みんなの今日の料理「瀬戸内の“美味しい”旅」
・みんなの今日の料理「瀬戸内の瀬戸内野菜たっぷりのミネストローネのレシピ」
協力 : La Pirata ラ・ピラータ
住所 : 岡山県瀬戸内市邑久町豊原179-1
電話 : 0869-24-7648
営業時間 : 11:30~14:30(14:00LO)/ 18:00~21:00(LO20:30)
定休日 : 日曜夜・月曜
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この記事を取材したフォトライター
瀬戸内Finder 編集部
地元の皆さんからの写真や、在住ライターの記事で発信する、瀬戸内地域の観光情報サイト、「瀬戸内ファインダー」を作る編集部です。 瀬戸内海を囲む兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県の7県に関わる旬な情報を日々更新しています。 お問い合わせは下記まで Email : staff@setouchifinder.com
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