徳島県の鳴門海峡は、メッシーナ海峡(イタリア)、セイモア海峡(アメリカ)と並び世界三大潮流に数えられる激流の海域。
渦潮に象徴される激しい潮流に揉まれ育った天然鯛が鳴門鯛(なるとだい)です。
この激しい潮流のおかげで、鳴門鯛(なるとだい)はとても引き締まった身をしており、心地よい歯ごたえと共にうまみが溢れてきます。
シンプルにお刺身でいただくのもオススメの鳴門鯛(なるとだい)ですが、今回はわさび漬けのレシピをご紹介します。
教えてくれるのは、徳島県の地元食材を生かした創作料理が人気のお店『新・徳島料理 かたやま』の片山さんです。
わさび漬けはそのままでも美味しいですが、ご飯に乗せてだし汁茶漬けにするのもオススメですよ。
まずは材料のご紹介。
・鳴門鯛(なるとだい) 150g
*刺身用のたいでOK。
・刺身しょうゆ 10ml
・わさび 適量
・ごま 大さじ1
・しそ 2枚
・みょうが 2コ
(※材料は3名分)
まず始めに鳴門鯛(なるとだい)の切り身の皮の部分に90℃くらいのお湯をサッとかけます。
たいの皮が少し縮む程度が目安です。
(皮の付いていない刺身を使用する場合はこの工程は不要。
これがさっそくのポイント①
皮の脂やうまみも全部楽みます!
鳴門鯛(なるとだい)は皮の部分に脂がのっていて、うまみもたっぷり含んでいます。
皮を美味しくいただくためには、下処理の段階で、皮の部分に90℃程のお湯をサッとかけることが大切です。この作業を“霜降り”と言います。
霜降りをした鳴門鯛(なるとだい)の身を2mm幅にカッします。
続いて、刺身しょうゆにわさびをとき、カットした鳴門鯛(なるとだい)の身とあえます。
ここでポイント②
もし魚臭さが気になる場合は、ここにしょうが汁を加えると臭みがなくなります!
これを冷蔵庫で30分程なじませ、食べる前にごま・しそ・みょうがを加えて完成です。
ここでポイント③
完成後は、ぜひかつおだし汁でお茶漬けにしてみてください。
トッピングは梅、しば漬け、すだち、三つ葉などをお好みで。
かつおだし汁以外も、コンソメスープや鶏ガラスープをかけても美味しいお茶漬けになりますよ!
最後のポイント④!
この中華風にも洋風にもアレンジできます!
鳴門鯛(なるとだい)わさび漬けにごま油を加えると中華風の味わいに、オリーブオイルを加えればオシャレな洋風メニューに早変わり!
いろいろなアレンジを楽しんでみてください。
これらのレシピや瀬戸内Finderとのタイアップ企画は「みんなの今日の料理」でも掲載されています。
こちらもぜひご確認ください!
・みんなの今日の料理「瀬戸内の“美味しい”旅」
・みんなの今日の料理「瀬戸内の鳴門鯛(なるとだい)わさび漬け丼のレシピ」
協力 : 新・徳島料理 かたやま
住所 : 徳島県徳島市紺屋町38
電話 : 088-623-1885
営業時間 : 18:00~24:00(23:00LO)
定休日 : 日・月曜日
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
関連記事
この記事を取材したフォトライター
瀬戸内Finder 編集部
地元の皆さんからの写真や、在住ライターの記事で発信する、瀬戸内地域の観光情報サイト、「瀬戸内ファインダー」を作る編集部です。 瀬戸内海を囲む兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県の7県に関わる旬な情報を日々更新しています。 お問い合わせは下記まで Email : staff@setouchifinder.com
Hashtags
旬のキーワード