淡路島を『バーガーの聖地』と呼ぶグルメマニアがいるほど、美味しいハンバーガーがあることをご存知ですか?
このお方こそ『とっとりバーガーフェスタ』で2013年第一位に選ばれた「あわじ島オニオンビーフバーガー」(600円+税)。
もう、このツヤッツヤのバンズをみただけで垂涎もののヴィジュアル。鼓動が早くなるのがおさえきれない…!
『あわじ島オニオンビーフバーガー』は、
・淡路牛…高級和牛である淡路牛を甘辛く炊いたものをたっぷり載せます。
・バンズ…こだわり生地をふっくら焼いたもの。
・オニオン&トマトソース…淡路島産トマトをじっくりことこと煮込みトマトソースに。またざく切りにした淡路島たまねぎを使用。歯ごたえを残した絶妙なソース。
・オニオンピクルス…ピクルスも淡路島たまねぎ。もちろん手作り。
・オニオンチップス…淡路島たまねぎをカリカリにあげたチップス。食感のアクセントにも。
・オニオンスライス…淡路島たまねぎを毎日手でスライス。新鮮なものをサンド。
・たまねぎカツ…淡路牛がピッチャーならば、たまねぎカツはキャッチャー。上記の食材たちを衣で受け止めた上、衣をつけて揚げたたまねぎの甘さをダイレクトに伝えてくる。
…という上記7つ!こだわりにこだわりぬいたバーガーなのです。
美味しいです、美味しいにきまっています。
バーガーの醍醐味である三位一体(このバーガーの場合は七位一体)を思い知らされます。
しかし、『あわじ島オニオンビーフバーガー』も生まれながらの王者ではありません。『とっとりバーガーフェスタ』2011年度は3位、2012年度は2位、そして2013年度に1位の栄光を掴んだのです。
順位をあげていった背景は、「淡路島の良さをもっと取り入れたハンバーガーにしよう」という、企画者や開発者たちの想いがありました。
希少性は高いけれど、全国的に知名度の低い淡路牛の美味しさをもっとみんなに広げたいことから始まったご当地バーガーですが、他の食材に関しては、あまり地産地消にこだわらなかったそうです。
ですが、初年度3位になったことで、「もっと地元のよさを取り入れていけばいいのかもしれない」と思い、地産地消率を高めていき、最終的にテッペンを取ったバーガーなのです。
淡路島は海の幸も山の幸も畜産すべて恵まれている食材の宝島。そのポテンシャルをバーガーに注入した結果、ご当地バーガーの頂点を極める事ができたのです。
他にも、『あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン』には度肝を抜くバーガーがあります。
1日1個限定『前略、道の駅バーガー』(3,000円+税)。
ささささささささんぜんえん?!…と叫びたくなる気持ち、わかります。しかーし、この金額はむしろ「安い」。原価率120%という商売にあるまじきバーガーです。
高級黒毛和牛淡路ビーフのリブロース250g(※焼く前の重さです)を塩こしょうで味付けし、バンズに特製マヨネーズを塗って、淡路島産レタスとたまねぎを挟んだシンプルなバーガー。
私は倒れました。美味しすぎて倒れました。肉が甘い!脂が甘い。口の中で蕩ける旨味に悶絶。ビバ!淡路ビーフ!一瞬で淡路ビーフの虜になりました。
そしてステーキじゃなくて、バーガーだから美味しいんです。このお肉の実力を十二分に発揮させるたまねぎとレタスとバンズとマヨネーズの絶妙なハーモニー。この美味しさなら3,000円安過ぎる!!!と胸を張って言えます!出せば出すだけ赤字なんですー、と中の人は言ってましたが、それでもまた『あわじ島バーガー 淡路島オニオンキッチン』へ行ったら、わたしこれも食べます。
『あわじ島オニオングラタンバーガー』(600円+税)は2014年度全国2位に輝いた新作です。希少な淡路鶏のジューシーな部位を使用し、鶏と相性のいいクリーム系のオニオングラタンソースをかけたもの。ビーフ系バーガーとはまったく違った味わいで、これもうまい!どれを食べる…悩んじゃいますよね。
スイーツはたまねぎソフト(300円+税)がおすすめ。ちゃんとたまねぎの風味も甘さも感じられるのに野菜嫌いの子供でも美味しく食べられます。
淡路島の恵みをサンドしたご当地バーガー。ぜひご賞味あれ!
淡路島オニオンキッチン
本店
所在地 :兵庫県南あわじ市 福良丙947-22
電話番号: 0799-52-1157
うずの丘店
所在地 :兵庫県南あわじ市 福良丙936-3
電話番号:0799-52-2888
http://eki.uzunokuni.com/etc/hamburger.html
瀬戸内Finderフォトライター アサイアサミ/浅井克俊(ココホレジャパン)
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ココホレジャパン
ココホレジャパンは、岡山を拠点に全国で「地域の魅力を広告する」インディペンデントでオルタナティブな広告会社です。 雑誌「TURNS」の企画制作、岡山を代表する魚「ままかり」の可能性を探すプロジェクト=「ままかRe:Project」の主催のほか、CMやグラフィック制作など、広告屋さんぽいこともたまにしています。 大都市のモノマネ・劣化版ではない、その地域・企業だけの魅力を掘り起こし、デザイン・編集して、「これ、いいでしょ!」と伝えていく。 それが私たちの仕事です。 ココホレジャパン http://kkhr.jp
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