書状。
拙者、阿波の国のしいたけ侍と申す。煮るなり焼くなりお任せいたし候。
こんな手紙と共に木箱にキレイに詰められているのは肉厚の立派なしいたけ。
なぜこんな言葉遣いかというと、まぁそれは『しいたけ侍』という名前に従ったキャラ設定なわけですが(笑)、このしいたけがとんでもなく美味しいんです!
産地は徳島県阿南市。
生産しているのがこちらの会社です。
『新野木材株式会社』。
なんと、農家ではなく木材会社です。
敷地内には、『しいたけ侍』を栽培するハウスが建ち並びます。
生産方法は、原木栽培ではなく、木くずを用いる菌床栽培を採用しています。
元々木材会社であるこちらには、木材加工の過程でできる良質な木くずが大量にあり、それによりしいたけ栽培に最適な菌床を作ることができるのです。
最高の菌床があるのは分かったのですが、それだけであんなに美味しいしいたけができるはずがありません。
そこで、新野社長にしいたけ作りの極意を突っ込んで聞いてみました。
「最も大事なのは水分量の調整だ」と新野社長は言います。
野菜といえば、水分量多めの瑞々しいものが美味しそうに思えますが、しいたけはそうではないそうで。
「水分量をできるだけ控えめに栽培するのが、最大のポイント。水分量が少ないことで身が締まり、旨みが凝縮されるんです」と語る社長の目は自信に満ちています。
しかし、それでも栽培しているしいたけ全部が『しいたけ侍』になれるわけではありません。
スタッフの厳しい目利きをくぐり抜けた、大きく肉厚なものだけが『しいたけ侍』として出荷されるのです。
水分を抑えるということは、通常その分しいたけは小さくなります。
それでもなお大きく逞しく育ったしいたけだけが”侍”の称号を与えられるのです。
だから、『しいたけ侍』が美味しいのは至極当然。
シンプルに塩焼きでいただくのもいいですが、しいたけソースカツ丼や天ぷらにするのもオススメです!
肉じゃないのに超ジューシー。
また、レトルトパックで販売されている『しいたけ侍カレー』も人気の商品です。
辛口のカレーに『しいたけ侍』の旨みがたっぷりと溶け出しており、未だかつて無い味の絶品カレーに仕上がっています。
『しいたけ侍』も『しいたけ侍カレー』もお取り寄せ可能です!
以下に記載するHPからすぐにポチってみて候。
新野木材株式会社
所在地/徳島県阿南市新野町入田14-1
電話/0884-36-3333
http://shiitake-samurai.net/
瀬戸内Finderフォトライター 千葉大輔
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この記事を取材したフォトライター
千葉 大輔
千葉大輔/フォトライター 1985年生まれ、徳島県三好市出身、徳島市在住。 大学卒業後、徳島の出版社にて様々なMOOKの編集長を務め、2014年4月フリーランスのフォトグラファーとして独立しました。 写真と同時に、コピーライター、エディターとしても活動してます。つか、他にも商品開発やなんやら、いろんなことやってます。求められれば何でもやる、徳島人のくせに阿波踊りドヘタ、そんな僕です。よろしくどうぞ。 http://www.quareal.net/
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