モーニングやランチ、おやつに夜カフェなどカフェの楽しみ方は様々ありますが、自分時間を心行くまで過ごせるカフェとして地元の人を中心に多くの人に愛されるカフェが岡山にあります。
その名も『cafe moyau(カフェモヤウ)』。
後楽園の横を流れる旭川沿いの鶴見橋のたもとに建つ、築60年の農機具の倉庫をリノベーションしたレトロな雰囲気が魅力の一軒家カフェです。
店内は、入ってすぐ奥に厨房のあるソファスペース、2階の畳敷きスペース、薄暗い地下スペースに、カウンターから後楽園が眺められる本のあるスペースの4つのエリアに分かれています。
趣きの異なる空間で思い思いにくつろいで過ごせるのが、このカフェの魅力です。
こちらは厨房の前にある急な階段を上った2階にある畳敷きのスペース。冬はこたつを囲んでおしゃべりしながらカフェタイムを楽しめるとあって、グループで利用する人に人気の空間です。
川向こうには緑あふれる後楽園を見下ろすことができます。
誰にも邪魔されることなく静かな時間を過ごしたいという人には、地下室へどうぞ。
地下へと続く階段になんだかワクワクした気持ちになります。扉を開けると、白熱球がやさしく灯る、ゆったりとした空間になっています。
そして一番のおすすめの空間はこちら。
本好きにはたまらない2000冊以上もの蔵書数を誇る本のスペース。
マンガから小説、絵本、写真集まで様々なジャンルの本がずらり。本好きの人ならここで1日過ごせてしまいそうです。
読書を妨げない落ち着いた静かなBGMも◎。
スタッフを呼ぶ時には各テーブルに置かれた呼び鈴を鳴らします。
額縁のように見える窓の向こうには鶴見橋と緑あふれる後楽園。時間とともに表情を変える水面の色ややわらかな日差しを飽きずに眺めていると、何時間でも座っていられそうな気分です。
この日は、コーヒーと『お芋とお豆のチーズケーキ』をいただきました。甘いお芋とお豆がごろごろ入ったやさしい甘さのチーズケーキに1杯ずつ丁寧にドリップするフルーティーなコーヒーの香りと余韻が口の中に広がります。
毎日4~5種類のケーキが用意されており、好きなドリンクメニューとともに楽しめます。
ランチタイムやディナータイムは、雑穀ごはんと野菜中心の一汁三菜のヘルシーな「日替わりごはん(昼)」(850円)や一晩赤ワインで漬け込んでから6時間かけて煮込んだ牛スジ肉入りの「オムライス」(900円)や13~14種類ものスパイスで煮込んだオリジナルレシピの「西山カレー」(900円)などが人気。
食事メニューはどれも体が喜ぶようなやさしい味わいです。
アルコールメニューも用意されているので、本を読みながらゆっくりとお酒を楽しむこともできます。
本をめくりながら、または窓から川沿いの景色を眺めながら、のんびりと思い思いの時間を過ごしてください。
「心地よく過ごせる場所を提供したいと考えています。お客様の滞在時間が長ければ長いほどうれしい」というオーナーの大前絵理さん。
その言葉通り、気兼ねなく長居ができるステキなカフェ。
岡山に来たらぜひ立ち寄ってみてください。
カフェ モヤウ
所在地/岡山県 岡山市北区出石町1-10-2
営業時間/11:30~24:00(L.O22:00)売り切れ次第終了・日曜日は夕方まで
定休日/不定休
TEL/086-227-2872
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この記事を取材したフォトライター
瀬戸内Finder 編集部
地元の皆さんからの写真や、在住ライターの記事で発信する、瀬戸内地域の観光情報サイト、「瀬戸内ファインダー」を作る編集部です。 瀬戸内海を囲む兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県の7県に関わる旬な情報を日々更新しています。 お問い合わせは下記まで Email : staff@setouchifinder.com
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