ここは、瀬戸内海に浮かぶ周防大島(すおうおおしま)。
昔から『みかんの島』と呼ばれ、今も約1,400戸のみかん農家がひしめく島です。
山口県産みかんのじつに8割以上がこの島で生産されています。
栽培されている品種は20種類以上!
太陽と潮風をいっぱい浴びて育った島のみかんの味は一度食べたら忘れられません。
今回そんな『みかんの島』から、山口県が誇るブランドみかん『ゆめほっぺ』をご紹介!
出荷時期は3月中旬から4月上旬にかけて。まさに今が旬な、春みかん!
冬を越して育まれた甘さはひと味もふた味も違います。
ゆめほっぺは、島で品種改良された新品種『せとみ』の最上級ブランド。
甘くて独特なぷりぷり食感が人気の『せとみ』の中から、
糖度13.5度以上、酸度1.35%以下のものが『ゆめほっぺ』と名乗ることを許されます。
能書きはそこそこにして、さっそく頂いてみましょう!
皮を剥いて、3房ほどを一気にほうばります。
あっま~い!ぷちぷち食感のあと、口のなかに上品なみかんジュースが溢れます。
なんといっても、高級みかんです。
一口でぱくっと食べるのは気が引ける方にオススメしたいのがこちら!
さらにそれを4等分。お皿に並べると……
選ばれたものだけが放てる輝きといいましょうか、オーラが違います。
周防大島は『ゆめほっぺ(せとみ)』県内生産量の約95%を占めます。
この品種に惚れ込んで島に移住した農家さんもいるくらい。
栽培にはとても手間ひまがかかるそうですが、手をかければかけるほど味で応えてくれるみかんだとか。
また、大きくなるほど味が落ちるみかんが多いなか、この品種は味が落ちていかないのも特徴らしいですよ。
「ほっぺたが落ちるほどおいしい」ことから名付けられたという『ゆめほっぺ』。
お近くで見かけたら、ぜひ手に取ってみて下さいね!
【おいでませ!山口】
●ゆめほっぺ(せとみ)
山口県のオリジナル品種『せとみ』。中でも糖度(13.5度以上)や酸度(1.35%以下)など厳しい基準をクリアしたものだけを『ゆめほっぺ』として販売。春みかんのプレミアムな味わい、ぜひ一度お試しください。
所在地/山口県大島郡周防大島町久賀6598-2(JA山口大島みかん選果場直売所)※『久賀SS JA山口大島』横
営業時間/10:00~16:00(平日)、10:00~17:00(土・日・祝日)
電話/0820-72-2575
http://www.yc.zennoh.or.jp/yumehoppe/yume_pc.html
瀬戸内Finderフォトライター 藤本雅史
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
関連記事
この記事を取材したフォトライター
瀬戸内Finder 編集部
地元の皆さんからの写真や、在住ライターの記事で発信する、瀬戸内地域の観光情報サイト、「瀬戸内ファインダー」を作る編集部です。 瀬戸内海を囲む兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県の7県に関わる旬な情報を日々更新しています。 お問い合わせは下記まで Email : staff@setouchifinder.com
Hashtags
旬のキーワード