「家庭で不要になったひな人形を全国から集めて、ひな飾りと供養をしよう」という思いから始まった『ビッグひな祭り』。
今では、千葉県や和歌山県などにもこのお祭りが広がっていますが、その元祖は徳島県勝浦郡勝浦町です。
開催場所は、勝浦町の『人形文化交流館』。
回を重ねるごとに増え続けるひな人形は、3万体以上!
会場に入ると、いきなり巨大なひな壇が迎えてくれます。
でも、これで驚くのはまだ早いのです。
奥には『ビッグひな祭り』のシンボルとも言える超巨大なピラミッド型ひな壇がドーンと据えられています。
高さ8m、幅20mの25段のひな壇がピラミッド状に4面組まれた、計100段という信じられないほどの規模です!
見上げると圧巻の迫力。
ピラミッドひな壇を中心に、周りにも多くのひな人形が飾り付けられています。
過去にひな人形を供養で持ち込んだ人は、このどこかに自分の人形もあるかもしれません。
今回のテーマは『遊山の思い出』のため、遊山箱(※)と共にひな人形を飾ってあるコーナーも。
※ 遊山箱(ゆさんばこ)とは、徳島県の伝統的な重箱です。昔、山へ遊びに行く(遊山)際に、お弁当箱として使われていました。
会場の奥では、お抹茶とお茶菓子がいただけます。
たくさんのひな人形に囲まれての一服はオツなものです。
出口付近では勝浦町の特産品である、みかんやイチゴ、それらの加工品が販売されています。
特にイチゴは美味しいので、ぜひお土産に!
『ビッグひな祭り』の開催期間はHPでチェック。
週末にはマジックショーやバンド演奏など、様々なイベントが予定されています。
3月末には『勝浦さくら祭り』も同時開催。
ぜひたくさんのひな人形を見にきてください。
遠い昔の懐かしい記憶が蘇ってくるかもしれませんよ?
ビッグひな祭り
開催場所/徳島県勝浦郡勝浦町大字生名字月ノ瀬35-1(勝浦町人形文化交流館)
電話/0885-42-4334
料金/一般300円、小学生100円、小学生未満無料、10名以上で団体割引あり
P/100台(大型バス可)
http://www.bighinamaturi.jp/
瀬戸内Finderフォトライター 千葉大輔
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この記事を取材したフォトライター
千葉 大輔
千葉大輔/フォトライター 1985年生まれ、徳島県三好市出身、徳島市在住。 大学卒業後、徳島の出版社にて様々なMOOKの編集長を務め、2014年4月フリーランスのフォトグラファーとして独立しました。 写真と同時に、コピーライター、エディターとしても活動してます。つか、他にも商品開発やなんやら、いろんなことやってます。求められれば何でもやる、徳島人のくせに阿波踊りドヘタ、そんな僕です。よろしくどうぞ。 http://www.quareal.net/
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