ライターバトン企画:岡山瀬戸内市の豪華牡蠣尽くしの味わい方

瀬戸内Finderのフォトライターが、地域の特産品を贈り合うライターバトン。岡山から兵庫の堀がバトンを受け取りました。

この企画、楽しみにしていたんです。宅急便のおにいさんの「ピンポーン」を聞いて、はんこを持って玄関に出て、そっと箱を開けて中をのぞくと、送り主さんの詰め込んだ気持ちがふわりとそこに立ち上る贈り物。わくわくして、はさみも使わずに箱を開きます。

英字新聞に包まれて入っていたのはふたつの小瓶。

そのうえに牡蠣の佃煮が乗せられています。

どれも瀬戸内市虫明(むしあげ)の牡蠣漁師さんが六次産業化で加工されている品だそう。「味にバリエーションがあるので試してみて下さい」とのメッセージが付いています。ちなみに皆さん、岡山には邑久(おく)町、牛窓町、長船町が合併して2004年に生まれた「瀬戸内市」という名の市があるんですよ、ご存知でしたか?

では、早速佃煮をいただいてみましょうか。

一粒ずつずっしり大きな牡蠣が出てきました。煮た後もこんなに大きく身が残っているなんて驚きです。

あまい三温糖と生姜の香りが牡蠣の旨みを損なわずに包み込んでいて、漁師さんのお宅で自家製の佃煮をいただいているようなやさしい味わい。

ちょうどひな祭りに合わせて作ったちらし寿司と一緒に口に運ぶと、最高のご馳走に。もしかしたら蛤のお吸い物は要らないかも、と思わせるぐらいの腕を持っています、この佃煮。

翌日は、辛口牡蠣味噌をどう食べようかと頭をひねります。

焼き味噌、うどん・冷麺のトッピングといったアイデアレシピが添えられています。どうしようかな。瓶を開けて中をのぞくと、閉じ込められていた牡蠣の匂いが広がる、広がる!赤いお味噌を味見して思いついたのが、こちら。

担々麺風、牡蠣味噌ラーメン。中心に盛った牡蠣味噌を崩していくと、牡蠣味噌が溶け込んで極上のスープが完成します。このピリ辛スープはかなりおすすめ。

そのまた翌日は、牡蠣の燻製オリーブオイル漬けを、ちょっとニース風なサラダ仕立てでいただきました。これ、地場もん国民大賞審査員賞を受賞した商品だそうで、華やかなスモークの香りが特徴です。こうしてシンプルにいただくのが正解だと思います。バゲット、チーズ、ワインがあれば、他にはなにもいりません。

同じ産地の牡蠣を同じ生産者の方が加工しているとは想像できないほどの豊かなバリエーションを堪能しました。

次は、徳島県に兵庫の素朴な味をお届けします。はい、バトンタッチ。

牡蠣の家「しおかぜ」
ブログ/http://www.kaki-shiokaze.jp/
注文電話/0869-25-0225

瀬戸内Finderフォトライター 堀 まどか

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堀 まどか

堀 まどか

堀 まどか/フォトライター 兵庫県生まれ、在住。実務翻訳、外国人起業家支援、通訳案内士(英語)、そしてフォトライター。 ネットマーケティングの外資系スタートアップで進行管理や顧客サポートを担当。 2011年から、フジサンケイビジネスアイ掲載の週刊コラム『ITビジネス最前線』を英日翻訳しています。 日常の風景や旅先で出会った人の表情など、心に触れるものを写真におさめています。瀬戸内のスポット、暮らしぶり、季節感、食を私目線で切り取ります。 写真ブログ http://riderv328.tumblr.com ツイッター https://twitter.com/Riderv328

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