宇多津に暮らすように泊まれる宿『古街の家』/香川県綾歌郡宇多津

塩のまち・宇多津へ。心が喜ぶ癒やしの旅

香川県の西方に、宇多津(うたづ)という町があります。
宇多津町は、古くから港が築かれ交易の拠点として栄えた土地で、かつては塩田が広がり『塩のまち』として名を馳せました。
現在も、繁栄を誇った由緒ある神社仏閣や町家が、宇多津駅の南のエリアに残されており、この町並み一帯は『古街(こまち)』と呼ばれています。

2014年4月、古街エリアの旧丸亀街道と旧琴平街道(ことひらかいどう)が交差する地点にあった古民家2軒を改修した『古街の家』(こまちのいえ)が誕生しました。
『古街の家』は、徳島県の祖谷(いや)や京都の古民家再生を手がけたアレックス・カー氏によって監修された1棟貸切の宿泊施設です。
建物は、明治元年に建てられた町家を改修した『臨水(りんすい)』と、洋館風の外観が特徴の『背山(せざん)』の2棟からなります。

『臨水』は、土間や大黒柱、それに天井裏に隠れていた太い梁などをそのままに活かしています。日本建築らしい先人の大工仕事や落ち着きある歴史が感じられる空間です。

対照的に『背山』は、かつての畳の間を思い切って一面ウォールナットのフローリングに変えた、開放的なリビングが特徴です。部屋の両側の大きなガラス窓から沢山の陽ざしが注ぐ、モダンで贅沢な空間です。

古民家、だけど快適。のんびり観光も楽しめる

いずれの建物にも、システムキッチン、冷暖房、檜風呂などの最新設備が完備されており、古民家でありながらも、日常と同等かそれ以上に、快適な滞在ができるよう隠れた工夫が施されています。

宇多津町は、高松市内からは電車で約30分、丸亀市内からは電車で約10分と、香川県滞在の拠点としても便利な立地にあります。
瀬戸内海の島々や美術館を巡ったり、金刀比羅宮や四国八十八カ所へお参りするなど、様々な旅のプランがたてられます。
もちろん、『古街の家』でゆっくり滞在し、神社仏閣や古民家が残る宇多津の町並みを散策するプランもおすすめです。

たとえば、創業100年以上の老舗の『高橋地蔵餅本舗』。
おはぎ、塩餅、きなこ餅など、すべて1つからテイクアウト可能。好みの一品を買って、ぶらぶらと散策するのも、どこか風情があります。

お餅屋さんのすぐ近くには、四国八十八カ所霊場の七十八番札所の『郷照寺(ごうしょうじ)』があります。厄除け大使でも有名ですが、本堂にある色彩豊かな天井装飾は、一見の価値があります。

うどん屋さんだって、すぐ近くに!

せっかく香川に来たのであれば、うどんも食べたいですよね。
郷照寺から、歩いていける距離で古街の端にある、『うぶしな』は、なんと『宇夫階神社(うぶしなじんじゃ)』の境内のなかにある、うどん屋さんです。
本職は禰宜(ねぎ)をされている方が、うどん修行を積まれて開業したそうで、地元で親しまれているうどん屋さんの一つです。

その他にも、新鮮な地元の野菜が購入できる産直や、昔ながらの駄菓子屋さん、夕方になると地元の方が立ち飲みしている酒屋さん、など古街の生活に寄り添ってきた味わい深いスポットがあります。

『臨水』『背山』はいずれも、1棟貸し切りで、1名あたり6,000円から(平日1泊5〜6名利用の場合)、価格も比較的リーズナブルなので、家族やグループでの宿泊にもおすすめです。
1棟1人で貸し切っても14,000円〜というのだから、「次の休みでリセットしたい!」という思いつきの旅だってOKです。

宇多津の古街に暮らすように滞在できる宿で、いつもと違う宿泊体験をしてみてはいかがでしょうか。


古街の家
住所/香川県綾歌郡宇多津町2126-1
電話/0877-85-6941(宇多津古街の家 事務所)
http://co-machi-no-ie.jp

瀬戸内Finderフォトライター 小林有美

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