筆の生産シェアNo.1! 広島県熊野町のミュージアム『筆の里工房』

広島県熊野町は、町民の約10人に1人が筆に関わる仕事をしているという『日本一の筆の町』。筆の生産シェアが全国の約8割と言われています。今回は、そんな熊野町のミュージアム『筆の里工房』を訪ねました。

展示フロアでお出迎えしてくれたのは、世界一大きな筆! いったい長さはどれくらいだと思いますか?

正解は……

3.7メートル!!

馬およそ200頭分もの尾の毛が使われています。もちろん実用品ではなく、ミュージアムの開館を記念して作られた展示用とのこと。

こちらは京都の書家、木村陽山(1899-1986)が蒐集した筆のコレクション。その数なんと約1000点! 写真のように『これが筆!?』と驚くものもたくさんあります。

一角では、伝統工芸士の方が筆づくりの実演をしていました。写真は毛の選定をしているところ。
希望すれば、伝統工芸士の指導による筆づくり体験ができます。また1週間前までに予約すれば、筆の軸に名前を入れてもらえるそう。

さて、筆といえば書筆以外にもいろいろありますよね。

なかでも、こちらを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

そう、化粧筆です! 熊野の化粧筆は、国内はもちろん海外でも高い評価を得ており、一流メーキャップアーティストたちからも「“KUMANO”でなければ」と支持されています。写真は『筆の里工房』内にある熊野筆のセレクトショップ。書筆、絵筆、化粧筆が約1500種類も並んでいます。なかには、このショップが目当てでミュージアムを訪れるお客さんもいるのだとか。この日も女性客が、プレゼント用の化粧筆を熱心に選んでいました。

ショップスタッフさんイチオシの『洗顔ブラシ』。生クリームのような泡がつくれるとか。欲しい!!

今回はお伝えしきれませんでしたが、このほかにも多彩な企画展や大人気のレストランなど、『筆の里工房』には魅力がいっぱい! 歴史ある筆の町を、あなたもぜひ訪れてみませんか?


『筆の里工房』
住所/広島県安芸郡熊野町中溝5-17-1
営業時間/10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日/月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
電話/082-855-3010
HP/http://fude.or.jp/

瀬戸内Finderフォトライター 古川いづみ

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古川 いづみ

古川 いづみ

古川 いづみ/フォトライター 1982年生まれ、香川県出身。東京の制作会社で雑誌やWeb媒体の編集&ライティングにたずさわったのち、2012年、結婚を機に広島へ。現在、保育園へ通う息子の送り迎えをしながら仕事をしています。取材ネタは、もっぱら週末に家族で行くドライブで収集。好きな道は西条〜三次方面の375号線、好きな食べ物は宮島のあなごめしです♡

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