家飲みマリアージュVOL.10香川県 森國酒造『ふわふわ純米吟醸酒』×『瀬戸内産鯛のゴマ風味ソテー ピスタチオとベリーのソースで』

食べ合わせや、温度、酒器の違いにより、さまざまな顔を見せてくれるのが日本酒の魅力。
相手(料理)の長所を活かしながら調和する奥ゆかしさが持ち味です。
日本酒独特の〝ゆるやかな酔い心地″を楽しみながら、自分好みの味わいを探ってみませんか?
そんな『日本酒遊び』は、笑顔広がる時間になること間違いなし!

家飲みマリアージュは、 国内外述べ1万件の飲食店で飲み歩いてきた唎き酒師・菅波葉子が、瀬戸内の地酒と肴を独自の視点で紹介していくコーナーです。
【今日のお酒】
今回は香川県からお酒をセレクト!
香川県 森國酒造『ふわふわ純米吟醸酒』


※グラフの説明 日本酒に含まれる主な4つの味わい要素①香り度②旨み度③酸み度④甘み度に、使用している米や酵母の地元産使用度(瀬戸内度)を加え表現しました。

香川県小豆島といえば、オリーブ、ゴマ油などの生産地として知られています。
その小豆島で島にたったひとつしかない酒蔵『森國酒造』。
可愛らしいラベルのイメージ通り、味わいは柔らか。
まるでキャラメルの様な甘さと香ばしさが広がります。
甘さ、酸味、香ばしさがバランスよく共存しています。

【料理とのマリアージュ】
お酒の持つ印象的なキャラメルの様な味わいと、香ばしさに光をあてます。
お酒の香ばしさを引き立たせるために、今回選んだのは白身魚の一皿。
淡白な鯛は、皮目はオリーブオイルでパリっと、身側はゴマをあしらい、食感を香ばしさと纏わせます。
更に、味わいの変化を楽しむため、ソースは2種類で。
甘酸っぱいベリーのソース、そして食感を残して少し塩を効かせたピスタチオのソースを添えました。

「では、いただきます!」
まずは何も付けずに鯛のソテーだけでいただきます。
鯛のプリプリ食感と香ばしく焼いた皮とゴマのハーモニーを楽しみながら、お酒を一口。
和の印象が強い、わかりやすい美味しさが口に広がります。
お次はベリーのソースでいただいてみましょう。
一気に洋に早変わり!そして、お酒の味わいにも変化が。
ベリーの甘みにより、お酒にピリリとしたほのかな辛さを感じます。
お酒単体でいただく時とだいぶ違う味わいが引き出されました。
さらに、塩気があるピスタチオのソースで。
今度はナッツの香りに、元々お酒の持ち味であったキャラメル香が一層引き出され、そして程よい塩気で甘さが強調されます。いわば、塩キャラメルのような感覚。
次々に変わる味わいに、飽きることなくゆっくりとお酒を楽しめる一皿となりました。

【おすすめ温度】
ふわっと柔らかな味わいを楽しみたいので『常温』~『ぬる燗』がおすすめです。

【器選び】
愛媛県の『砥部焼』をセレクトしました。
器の中にもお花の柄が施されている可愛らしい器。
『ふわふわ』のイメージにあわせてみました。
ぐい飲みなので、並々注いで一度でたっぷり頂けるのも魅力のひとつ。
上の部分が広がっているので香りをキャッチしやすくなっています。
磁器の温もりと島仕込みでほぼ機械を使わず醸した『ふわふわ』の素朴さがマッチしました。
手にすっぽり包まれる大きさなので手の中で温度が変化し、味わいがまぁるく変わっていく様子も楽しめますよ。

自分好みのお酒や肴、素敵な酒器探しをしてみると、日本酒の新しい味わいにたどり着くはずです。


◆今日のお酒
森國酒造
http://www.morikuni.jp/

瀬戸内Finderフォトライター 菅波葉子・江崎誠(㈱Rainbow Sake)

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Rainbow Sake

Rainbow Sake

菅波葉子 ㈱RainbowSake 菅波葉子(広島県出身) 2011年ハワイから帰国後、広島県に帰郷。 日本国内&ハワイの広告会社勤務の後、日本酒を海外に普及するPR会社㈱Rainbow Sakeを立ち上げました。 『SAKEで世界を笑顔で繋ぐ』その架橋になりたい!という想いで、日本とハワイ・シンガポールを中心とした海外を行ったり来たりしています。 帰国する度に地元の魅力を再発見し、瀬戸内海の心安らぐ穏やかな景色、新鮮で素朴な海の幸&山の幸に癒されています。 ㈱Rainbow Sake http://www.rainbowsake.co.jp/

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