瀬戸内海に浮かぶ離島『男木島(おぎじま)』。
2016年に開催される『瀬戸内国際芸術祭』の開催地の一つで、高松港からフェリーに乗って約40分で行けます。
左側の一風変わった建物は『男木交流館』で、元々は2010年の『瀬戸内国際芸術祭』のアート作品の一つとして建てられたもの。
フェリーが着く男木港のすぐ前にあり、現在は観光案内所となっていて、帰りのフェリーの乗船券もここで買えます。
今回ご紹介するグルメスポットは、その交流館の真向かいにある『村上商店』!
小ぢんまりとしたお店ですが、自家製野菜を使った料理が好評で、特に男木産のタコが入った地ダコのお好み焼きが名物。
港のまん前に位置しますので、フェリーの出航直前までいられるというメリットも(笑)。
こちらは店主の村上キヌ子さん。
さっそく、名物メニューの男木産タコを使用した『地ダコ玉焼』(600円)を作っていただきます!
お好み焼きの生地の上に大きな地ダコの切り身がのせられ、ジュウジュウと焼けてきました~!
これは美味しそう!!
しばらくすると生地をひっくり返して、表面もよく火を通します。
最後にかつお節やネギをまぶし、特製ソースをかけて『地ダコ玉焼』が完成!
さっそくいただきますが、天気が良い日にはお店の前にある野外席で港の風景を見ながら食べるのがオススメ!
ただし、『男木島』は別名『猫の島』と呼ばれるほど、島のいたるところに猫たちが出没します。
普段は人懐っこくておとなしい猫たちですが、お腹が空いているときはテーブルの上に飛び乗ってくることもありますので、油断禁物!また、絶対に猫に食べ物を与えてはいけませんので、そのことにも注意してくださいね!
こちらは2016年の『瀬戸内国際芸術祭』の開催期間のみの限定メニュー『特製たこめし』(400円)!
やはり男木産の地ダコが入った炊き込みご飯で、このようにフードパックに詰めてくれますのでテイクアウトが可能。
男木島を散策しながら景色の良い場所を探して、そこでお弁当として食べるのに最適です。
(なお、お好み焼きもテイクアウト可能です)
男木港から比較的近くて景色が良い場所といえば、オススメは『豊玉姫神社』。
『海幸彦・山幸彦の伝説』で有名な豊玉姫(トヨタマヒメ)と山幸彦をそれぞれ御まつりしていて、古代より安産の神様として島の人々に信仰されています。
この『豊玉姫神社』の参道の途中にある二つの鳥居付近が一番のビューポイント!
階段の途中から振り返る景色は素晴らしく、参道の脇には腰を下ろすのにちょうどよい石もあります。
ただし、ここは島の猫たちのとってもお気に入りのスポット。多数の猫たちに取り囲まれることもありますのでご用心を!
(結局、この後は座ったまま食べることができず、絶景を見ながらも『特製たこめし』を立ち食いする羽目に…)
このほか、男木島の北部には『気軽なトレッキングができる遊歩道』が整備されていますし、コースの途中でピクニックを楽しめる展望台や休憩所があります。
男木島の名所巡りをする際には、まず『村上商店』に立ち寄ってお好み焼きや特製たこめしをテイクアウトしていくのもオススメです!
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◇村上商店
所在地/香川県高松市男木町男木港前
営業時間/10:00~17:00
定休日/不定休
電話/090-3786-0601
http://ogijima.info/eatandstay/murakami/
◇男木島へのアクセス情報(雌雄島海運のフェリー)
所要時間/約40分(高松-女木島:約20分、女木島-男木島:約20分)
旅客運賃/大人 510円/小人 260円(高松-男木島の片道料金)
http://ogijima.info/access/
瀬戸内Finderフォトライター 松岡広宣
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この記事を取材したフォトライター
松岡 広宣
松岡 広宣/フォトライター 1974年生まれ、兵庫県西宮市出身、西宮市在住。メディアポリス株式会社 代表取締役。 ソーラー発電付きエコキャンピングカー【ソーラーキング号】で全国各地を訪れながら、日本の美しい風景をハイビジョン映像で撮影しています。 できうる限り全国くまなく歩き回って、貴重な日本の自然や風景を映像として後世に残していきたいと考えています。 日本全国を旅していますが、もちろん、地元の瀬戸内も大好きです! 「癒しの国 日本.TV」 ~ 日本全国を「癒しの映像」でバーチャル旅行 http://www.healing-japan.tv/
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