淡路島の中央部に位置する洲本の街は、かつての城下町の雰囲気、古い建物が情緒あふれるまちなみを残していますが、現在では高齢化が進み、その多くが空き家になっています。
そんなレトロな雰囲気を活かし、洲本のまちを再生しようと声を上げた内のひとり、野口純子(のぐちじゅんこ)さん。
野口さんは、淡路島最後の映画館『洲本オリオン』を拠点に、かつてにぎわっていた洲本の街に再び元気を取り戻したいと思い活動を始めました。
2012年に始めた『城下町洲本レトロなまち歩き』は、2015年で7回目を迎え、県内外から約80店が以上が出店、2日間で1万人を超える人たちが訪れる、洲本を代表するイベントに成長しています。
いま、野口さんが積極的に力を入れているのは、この街に若者に住んでもらう事。
イベントのメイン通りに点在するレトロな建物は、良さを残しながら中身をリノベーションし、意欲があればすぐにでも商いをできる体制を整えるため日々奮闘しています。
そんな野口さんに、今、レトロこみちでがんばっているオススメのお店を紹介してもらいました。
まずはじめは、『フクスケ亭』。
フクスケ亭は、元お坊さんの向井真英(むかいまさひで)さんが営むサンドイッチ専門店です。
サンドイッチといってもメニューが豊富。あれもこれもと注文してしまいます。
シンプルなタマゴサンド、トマトたっぷりの野菜サンド、旨味をギュッと閉じ込めたホットサンド、宮崎のブレドール・ヒロのバケット使ったサンド、自家製マスタードを使ったホットドッグ…その中でも特にオススメしたいのは、きんぴらのホットサンドです。
サンドイッチにきんぴら?と思っていましたが、一口目で「美味い!」って叫んでいました。
2件目のお店は、『そらのあかり カラコルム』。
20年前、岡山からボランティアとして淡路島に来た山口ミナコ(やまぐちみなこ)さん。その後ご結婚され淡路島に移住し、営まれているあかりとアクセサリー、雑貨のお店です。
お店にある商品のほとんどが山口さんのハンドメイドの作品。まるで魔法のようです。
アクセサリーもめちゃめちゃキュートですよ。1点1点違うから愛着もグンと湧きますよね。
最後に野口さんは、「あたしはこの街でみんなに支えられながら生きてきました。これからも、この街に若者が住みたい・帰りたい・また来たいというまちづくりをしていきたい」と話してくれました。
レトロでノスタルジックな洲本の街、レトロな通りに是非遊びにきて下さいね。
城下町洲本レトロなまち歩き
所在地:兵庫県洲本市本町5-4-11
営業時間:10:00〜17:00(日曜は16:00まで)
http://sumoto-retro.blogspot.jp/
フクスケ亭
所在地:兵庫県洲本市本町5-4-12
電話:050-7119-2491
時間:モーニング:7:00〜10:00
通常営業:11:00〜17:00
https://www.facebook.com/fukusuke.tei.komichi
そらのあかり カラコルム
所在地:兵庫県洲本市本町5-3-15
時間:金土日月 11:00〜17:00
定休日:火〜木
メール:awaji.konjiki@gmail.com
https://www.facebook.com/pages/そらのあかり-カラコルム/1551278615153203
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