瀬戸内7県のフォトライターが各県の特産品を贈りあう『ライターバトン企画』。
山口県在住の藤本のところに届いたのは、愛媛県の大橋麻輝さんからの贈り物です。
手紙には「いろいろ迷ったんですが、やっぱりこれかな」の文字。そう、愛媛といえば『みかん』です。あえて直球を投げてくるあたり、相当な自信を感じます。
そんなことにはおかまいなく、みかんに目がない妻がそそくさと封を切ります。
飛び出てきたのは『デコポン』、おそらく掛け合わせ品種の『清見』と『はるみ』の3種類。そして『果試28号』という“鉄人28号”を彷彿とさせるネーミングのジャム。
裏庭での記念撮影を終え、さっそくいただきま〜す!
皮を剥くと、ぷりっぷりっの身がぎっしり。みごとな完熟っぷり、食べ頃です。
一切れを口にほうばると、いやはや「あっまーい!」
デコポンは薄皮がついたまま、ですよね?なんとも「ジューシー!」
このままだとあっと言う間に平らげてしまいそうなので(←妻が)、「これ、大福にしてみない?」と提案。「広島の『はっさく大福』ってあるじゃない、あれ真似してみよう!」
ということで、もっとも大福にあいそうな、少し酸味がある『はるみ』をチョイス。
「うまくできるかな?」
じつは作るのはじめて!期待と不安が交じりあうなか、料理教室がスタート。
あっという間にできあがり。けっこー簡単にできるもんですね。
冷やした方が美味しそうということで、一晩冷蔵庫で寝かせます。
翌朝、起きて冷蔵庫をあけると目の前に大福が。思わず、一口。
「う、うまいじゃないか!」
まだ夜は空けたばかり、薄暗いキッチンで一人感動。
いよいよ、ティータイムです。
ほどよく甘い餡の向こうで弾けるぷりっぷりのジューシーな愛媛みかん。衝撃のマッチングぶりです。珈琲との相性がこれまた抜群!
ジャムはパンとヨーグルトとあわせて。さらっとフルーティ、美味です。
『果試28号』は愛媛県のオリジナル品種『マドンナ』の正式名称。ゼリーのようなぷるるん果肉が特長だとか。
みかん尽くし、満喫♪大橋さん、ごちそうさまでした!
お次は、兵庫の日根野さーん。さて、何贈ろう??
瀬戸内Finderフォトライター 藤本雅史
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