世界各地でスペインのタパスが流行っている!
タパスといえば、スペインの居酒屋で出される小皿料理。
ですが、ニューヨークではメイン料理としてタパスの組み合わせを提供するタパス・レストランが人気なのだそう。
美味しいものを少しずつ欲張ってつまむスタイルはそのままに、スペイン料理に限らず、アメリカ、フランス、イタリア、メキシコ、アジア各国の要素を取り入れた多彩なメニューでタパスが楽しまれています。
そんなタパス文化を神戸・三宮(さんのみや)から発信するのが、『アンティパストレストラン・タパス』のオーナーシェフ藤本聖さん。
ニューヨークの料理専門学校CIAで学び、イレブン・マディソン・パークなどの超有名レストランでも修業した聖さんに、「瀬戸内の美味しい物でなにか作って」と我ままを言ってみました。
桜鯛とポテトガレットのミルフィーユ仕立て。
桜の花が咲く頃に、産卵のために浅瀬に集まってくる真鯛を、瀬戸内沿岸では特に『桜鯛』と呼びます。
鯛とじゃがいもを順番に重ねて作る、こんな一品をもし自宅で作れたら、一気にあなたもホームパーティー上級者に!なれるかもしれません。
聖さん、お願いします。
まかせろ。
作り方を3つの部分に分けて教えていただきました。
桜鯛とポテトガレットのミルフィーユ仕立ての作り方
【2人分の材料】
鯛フィレ 2切れ(60グラム)
メークイン 1/2コ
小麦粉 大さじ1
サラダ油 大さじ4
塩・こしょう 少々
[ソースの材料]
ニンニク 3かけ
オリーブオイル 大さじ2
アンチョビフィレ 2枚
ケッパー 大さじ1
ブラックオリーブ 5個
プチトマト 4個
白ワイン 30cc
A.ポテトガレットを作る
1.メークインは皮をむき、スライサーでジュリエンヌ(細切り)に。小麦粉と混ぜ合わせ、塩・こしょうで下味をつける。
2.小さめのフライパン(15~20センチ)にサラダ油を引き、切ったメークインを丸く広げ弱火で両面を焼く。油をきり、扇形に、3つに切り分ける。
B.ソースを作る
1. オリーブオイルにニンニクをいれ、焦がさないように、香りをだす。
2. 粗みじんに切ったアンチョビ、ケッパー、オリーブ、プチトマトを入れて軽く炒め、白ワインを加えてアルコールをとばし、乳化させる。
C.仕上げ
1. 鯛は塩・こしょうで下味をつけ、皮目を下にしてサラダ油で焼く。
2.皮目がクリスピー状になるまで弱火で焼いたら、反転させて1~2分焼く。火をとめて余熱で休ませる。
3.器にガレット、鯛の順に重ねていき、上からソースをかける。
これで、完成です。
試したけれど、失敗してしまったという人。こんなの作れないよという人。落ち込まないでくださいね。
神戸三宮駅徒歩5分、落ち着いた雰囲気の『アンティパストレストラン・タパス』で本物が頂けます。
聖さん率いるシェフらが追求する数々のタパスメニューはもちろん、今回教えて頂いた『桜鯛とポテトガレットのミルフィーユ仕立て』やパエリア、淡路島産のもちもち生パスタ、牛ほほ肉のワイン煮込みなど、タパスには食べたい物がそろっています。
お料理はレギュラーサイズかハーフサイズを選んで注文できるので、あれもこれもと欲張りたい人におすすめです。
アンティパストレストランTapas タパス神戸
所在地/兵庫県神戸市中央区磯上通6-1-9 MKビル1F
営業時間/昼11:30~15:30(L.O.14:30)、夜17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日/日曜日
電話/078-241-4155
https://www.kobe-tapas.jp
瀬戸内Finderフォトライター 堀まどか
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この記事を取材したフォトライター
堀 まどか
堀 まどか/フォトライター 兵庫県生まれ、在住。実務翻訳、外国人起業家支援、通訳案内士(英語)、そしてフォトライター。 ネットマーケティングの外資系スタートアップで進行管理や顧客サポートを担当。 2011年から、フジサンケイビジネスアイ掲載の週刊コラム『ITビジネス最前線』を英日翻訳しています。 日常の風景や旅先で出会った人の表情など、心に触れるものを写真におさめています。瀬戸内のスポット、暮らしぶり、季節感、食を私目線で切り取ります。 写真ブログ http://riderv328.tumblr.com ツイッター https://twitter.com/Riderv328
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