復活! 幻の織物、伝統織物『柳井縞(やないじま)』
館内に足を踏み入れると、カタントントンとリズミカルな音が聴こえてきます。
音の正体は機織り機。織っているのは『柳井縞(やないじま)』と呼ばれる伝統織物です。
場所は山口県柳井市にある『やない西蔵(にしぐら)』。
国の重要伝統的建造物群保存地区『白壁の町並み』の一角に佇む白壁土蔵造りの建物です。
柳井縞は柳井で古くから親しまれてきた木綿織物。
江戸時代には全国に知られていましたが、大正末期に姿を消してしまった幻の織物です。
それが1993年に復活!
今ではここ『やない西蔵』を訪れれば誰でも織ることができます。
10センチ角のコースターは製作時間約30分。
400円と値段も手ごろなので、自分へのお土産にぴったりです。
何台かある機織り機にはそれぞれ違った縦糸が仕掛けられていて、好みの台を選ぶことができます。
同じ縦糸でも横糸を何色にするかで、まったく違ったものに。ついつい幾つも作りたくなります。
実際そういう方も多いとか。
例えうまく出来なかったとしてもご愛嬌。自分で作ったものは世界に1つ!
すぐに愛着が湧いてきますよ♪
西蔵を出てすぐの『からり』では、柳井縞を使ったいろいろな商品を買うことも。
名刺入れや巾着、ランチョンマットなどなど…手織りの素朴な風合いはお土産としても大人気です。
『白壁の町並み』にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね♪
【おいでませ!山口】
やない西蔵
住所/山口県柳井市柳井3700-8
開館時間/9:00~17:00
休館日/火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
制作体験/柳井縞コースター400円(13時~16時)金魚ちょうちん900円(10時~16時)
TEL/0820-23-2490
瀬戸内Finder編集部 藤本雅史
この記事が役に立ったらいいね!してね
関連キーワード
関連記事
Hashtags
旬のキーワード