アートな島の小さな発見。路地裏散策で見つけたノスタルジックな隠れ家カフェ/カフェサロン中奥

直島の本村エリアは、伝統的な焼杉板と白漆喰の壁が並ぶ昔ながらの民家が残り、ノスタルジックな風情を漂わせています。

ぶらりとまち歩きを楽しんでいると、ちょっと足を止めたくなる面白い風景や意外なものが目に飛び込んでくることも。
本や雑貨、食器などが並べられた倉庫のような空間に目をやると、なんとこちら物々交換スペース。一品につき一品、自分が等価値と考えるものと交換して良いそう。『~あなたから次の人へ、物が旅する中継地~』と書かれています。なんだかステキですね。

「今日、何かええことあった?」
「あったよ!あった!」って思わず答えたくなってしまう、路地の片隅に置かれた瓦。日常の空間に溶け込んだアートは、見つけた人に小さな幸せを運んでくれます。

さりげなくかけられた看板やしつらえにも、住む人のセンスや遊び心が感じられて思わずほっこり。こんな楽しみ方ができるのも直島の魅力です。

こちらのエリアには、民家を改装したアットホームなカフェが多く、アートめぐりの休憩にも最適。そんな中から、ゆったりとした島時間が過ごせる、とっておきの隠れ家カフェをご案内しましょう。
本村地区にある直島町営バス停『農協前』から徒歩5分。路地の各所に置かれた『Café Salon “Naka-Oku”』の案内板を目印にたどっていくと、田園の向こうの坂の上に、灯りのともる古民家が見えてきます。

築70年の古民家を改装したカフェ。親戚のお家を訪ねるような気分で、ガラガラっと引き戸を開けると、思わず「お邪魔します!」なんて言ってしまいそう。

こちらは、ホテルマンをしていた経験もあるという直島出身のオーナー、小林貴洋さんのお店。直島に移住してカフェを経営する人が増えている中、生粋の直島育ちである自分が指をくわえて見ているわけにはいかないと思い立ってはじめられたそう。島の魅力を発信する基地に、との思いが詰まったステキ空間です。

のんびりとしたレトロな雰囲気は、ゆるりとした島時間を過ごせるぜいたくな空間。女性一人の利用者が多いのも納得です。

床の間や縁側があるのも古民家ならでは。さりげなく飾られたアンティークの道具類が、独特の雰囲気を醸し出します。グループなら和室で座卓を囲むと、おしゃべりが弾みそう。

この日は、『中奥オリジナルブレンド』コーヒーと名物の『シフォンケーキ』をいただきました。オーナーの小林さんが1杯ずつ丁寧にドリップしてくれるコーヒーは、フルーティーな香りとしっかりとした余韻が口の中に広がります。岡山県玉野市産の有機栽培紫いもをふんだんに練り込んだやさしい甘さのシフォンケーキと一緒に。中身はその時々の旬ものを利用して作るため、季節がわりだそうです。

ランチタイムの人気メニューは、『ふわふわオムライスの特製ココナッツカレーソース』。ディナータイムは、しっかり食事もできてアルコールも楽しめるバルとして、観光客だけでなく地元の方にも人気です。
ゆったりとした島時間を過ごせる、直島一のステキカフェ。ぜひ訪れてみてください。


カフェサロン中奥
住所/香川県香川郡直島町本村1167
TEL/087-892-3887
営業時間/11:30~15:00
17:30~21:00
定休日/火曜日+不定休
アクセス/直島町営バス停『農協前』 下車徒歩5分
HP/http://www.naka-oku.com/

瀬戸内Finder編集部

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