小さな江戸をゆらりと歩く。〜白壁ぶらり旅【前編】/白壁の町並み(山口県柳井市)

山口県柳井市にある、江戸情緒ただよう『白壁の町並み』。
白壁土蔵造りの建物が立ち並ぶ、国の重要伝統的建造物群保存地区です。

burari_0

場所はJR柳井駅から歩いてわずか5分。町並み自体も数百mととってもコンパクト!
今回はそんなぶらり散策におすすめな、小さな江戸の歩き方をご紹介します。

burari_1

まず立ち寄っていただきたいのが『湘江庵(しょうこうあん)』。
ここに不思議な云われを持つ柳と井戸があります。

burari_2

約1400年前、絶世の美女と言われた般若姫が上京中に立ち寄り、この井戸水で旅の疲れを癒しました。
そのお礼にと井戸のそばに柳の楊枝を挿したところ、一夜にして芽吹いたと伝えられています。
『柳井』の地名はこの柳と井戸から名付けられ、今も枯れずに湧き出る清水は「飲むと美しさが増す」と言われているとか。
清い水をいただいたあとは、『湘江庵』から歩いてすぐの立派なお屋敷へ。

burari_3

江戸時代、西日本屈指の商家として栄えた『むろやの園』です。

burari_4

敷地内にはなんと11棟35室もの建物があり、現存している江戸期の商家としては日本最大規模!
なかにはお殿様もよくお泊まりになったという離れ屋敷『半閑舎(はんかんしゃ)』も。

burari_5

喧噪から離れ、しずかに庭園を眺めていると、古式ゆかしき日本の心を教えられる気がします。
心を整え、白壁の町並みをぶらり歩いていると、漂ってくる芳ばしい香り……

burari_6

柳井の特産『甘露醤油』の蔵元、『佐川醤油』です。
かつてお殿様が「甘露、甘露」と喜んで食したことから名付けられたんだとか。

burari_8

大きな蔵のなかにはこれまた大きな木樽。なかにはぷくぷくと醸成されるお醤油のもとが詰まっています。
さっそく味見させてもらうと、まさに甘露!食欲が刺激されて、お腹がぐーぐー鳴りはじめます。

burari_9

ここまで駆け足でご紹介してきましたが、ゆっくり見て回るとゆうに1時間以上かかります。
腹ごしらえをしたら、白壁ぶらり旅【後編】スタート!大人気の郷土民芸品『金魚ちょうちん』もいよいよ登場です♪


【おいでませ!山口】
曹洞宗 湘江庵(しょうこうあん)
住所/山口県柳井市柳井3058-1(新町)
拝観自由

むろやの園
住所/柳井市柳井津金屋439
電話/0820-22-0016
入館料/大学生以上450円 中高生350円 小学生以下300円(団体割引あり)
休館日/毎週水曜日、年末年始
開館時間/9:00~17:00

佐川醤油
住所/柳井市柳井古市3708-1
電話/ 0820-22-1830
開館時間/8:00~17:00(日曜日・祝祭日は9:30~16:30)
休館日/不定休
入館料/無料
https://www.sagawa-shoyu.co.jp
瀬戸内Finderフォトライター 藤本雅史

大きな地図を見る>

この記事が役に立ったらいいね!してね

関連キーワード

関連記事

この記事を取材したフォトライター

瀬戸内Finder 編集部

瀬戸内Finder 編集部

地元の皆さんからの写真や、在住ライターの記事で発信する、瀬戸内地域の観光情報サイト、「瀬戸内ファインダー」を作る編集部です。 瀬戸内海を囲む兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県の7県に関わる旬な情報を日々更新しています。   お問い合わせは下記まで Email : staff@setouchifinder.com

「アート」のランキング

「アート」の記事はまだまだあります

アート一覧

Features

特集

特集一覧
PAGE TOP