瀬戸内7県のフォトライターが特産品を贈りあう『ライターバトン企画』。今回は愛媛在住の大橋の元に、徳島の飛田さんから届きました。
徳島 は愛媛の反対側なので、同じ四国でも行く機会がとても少ないので考えてみたらあまりよく知らない。
しかも、ダンボールに貼られたシールは、ビン、セトモノ…
どんな物が入っているのか全く想像がつきません。
ドキドキワクワクしながら中を開けると…
中身は…
那賀郡特産『木頭柚子醤油』
海部郡特産『日和佐の青のり』
同じく海部郡特産『かいふ藻塩』
吉野川市特産『阿波和三盆糖』
の4品です。
どれも初めてみるものばかり…。
しかも、全部調味料!どうやって料理すればいいのだろう…。
と一瞬悩みましたが、さすが飛田さん。私がきっと悩むだろうなと思ってしっかりとレシピを入れてくれていました!
しかも可愛い絵ハガキで♪
絵ハガキに書かれた場所は、ウミガメの日和佐!
徳島県の日和佐(大浜海岸)は、毎年アカウミガメが産卵にやってくる海岸。
産卵の季節が終わると、太鼓屋台の舞台になるのですね。
地元のことがわかる絵ハガキって他県の人は私が感じたみたいにとても新鮮に思うんだ、と頂いて初めて気づきました。
今回送っていただいたものは、徳島の食卓には欠かせない美味しい調味料。
徳島の調味料セットを使って、徳島の味を再現します!
まずは、今治産の美味しい竹の子を下茹で。
今治産竹の子と徳島産調味料のコラボ。
新しい企画ができそうだな…。
茹でている間に、まずは和風ドレッシング作り。
木頭柚子醤油は徳島県木頭地域で育った柚子を手しぼりした柚子果汁と本格出汁を贅沢に使ったぽんずしょうゆ。
オリーブオイルとゴマ油を合わせ、そこに少しずつ味を見ながら柚子醤油を入れていきます。
ドレッシングが完成した所で、下ごしらえした竹の子に、青のりの入った衣をつけていきます。
青のりは、ウミガメの産卵地日和佐のもの。
袋を開けた瞬間、磯のかおりが…。
「香ばしい磯のかおりがたまならい」、パッケージ書いている言葉ですが、この言葉ぴったりです!
衣をつけて、油で揚げて完成!
海の香りがする、『竹の子の青のり磯辺揚げ』です。
次は『かいふ藻塩』。
藻塩は、海藻から作った塩で、日本で弥生時代から続いている製法だと言います。
頂いた『かいふ藻塩』は、海部郡沿岸の新鮮な海水と海藻で作られた、徳島の海の味。色は淡いベージュで、塩なのにふわふわ。
これは絶対美味しいおにぎりができる!と作る前から確信。
『かいふ藻塩のおにぎり〛の完成です!
かいふ藻塩で作ったおにぎりは、想像した通りとっても優しい味に。
とっても美味しい。
いくらでも食べられそうです。
竹の子の磯辺揚げは、深い緑の色がとっても綺麗。
食べるとほんのり青のりの味がして、竹の子の味を引き立ててくれます。
美味しい!
柚子醤油で作ったドレッシングは、茹でた菜の花やブロッコリーにたっぷりかけていただきました!柚子の味が醤油の味を更に引き立ててる。
柚子の風味が効いていてとっても美味しい。
さすが、柚子の里。ドレッシングの出来栄えも違います。
そして食後のコーヒーには、『阿波の和三盆糖』を入れていただきました。
徳島産の砂糖キビを使用して、昔ながらの製法で作っている砂糖。
普段はコーヒーにはお砂糖を入れないのですが、思い切って小さじ山もり一杯入れてみました!
スプーンですくうと、砂糖が軽い!しかもフワフワ♪
ドキドキしながら飲んでみると…。
あんなに入れたのに、そんなに甘くない!いや、でも甘い。
どっちなんだと言われそうですが(笑)
とにかく自然な甘さで、甘いのに後味がいい。
しかもコーヒーがとってもまろやかになってます。
今回感じたのは、お料理はやっぱり調味料で決まるということ。
また自然の味をそのまま活かした調味料は、体に自然に溶け込むようで健康にもとってもいい。
徳島県は調味料の宝庫ですね。
飛田さん、美味しい調味料の数々ありがとうございました!
リレーバトン、次は岡山県のハタノさんに愛媛の『食財』をお届けします!
どうぞ、お楽しみに。
今回ご紹介した商品はすべてこちらで購入できます。
●道の駅日和佐(物産館)
所在地/徳島県海部郡美波町奥河内寺前493-6
営業時間/9:00~18:00(土日祝8:00~19:00)
定休日/年中無休
電話番号/0884-77-2121
http://mitinoeki-hiwasa.com/
瀬戸内Finderフォトライター 大橋麻輝
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