築140年の古民家ギャラリーでオンリーワンのうつわと出逢う/アートスペース油亀(岡山県岡山市)

日本三名園のひとつ、岡山後楽園の対岸にある出石町は、戦災を免れたことから、明治や大正、昭和初期に建てられたレトロな建物が数多く残り、風情ある街並みを作り上げています。

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今回ご紹介する『アートスペース油亀』もそのひとつ。
その昔、『亀さん』と呼ばれていた人が営む油問屋だったため、町の人たちから『油亀』と呼ばれ親しまれていたという築140年にもなる古民家です。
現在はその古民家をギャラリーとして再生。スタッフが独自の視点で考えたユニークな企画展を、月に1~2回のペースで開催しています。

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訪問した日は、3000点を超える選りすぐりの豆皿がそろうという企画展『豆皿だけのうつわ展―小さいけど、すごいやつ。小さいから、すごいやつ。―』(2016年3月12日〜27日)が開催されていました。

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古民家の風格漂う空間に、豆皿たちが大集合しています。さまざまな作り手たちから生み出された豆皿の競演をこれから楽しむのだと、ワクワクしながら引き戸を開けて中に入ります。

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ずらりと並ぶ豆皿たちは、どれも手のひらにちょこんと乗るような小さなサイズですが、その存在感はバツグン!競い合うようにそれぞれが個性を主張し、輝きを放っています。

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これはお醤油入れに、あれは箸置きに、いやスタンドにのせてミニインテリアグッズにしようか…なんて一つひとつ手に取って眺めていると、時間の経つのも忘れそう!

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「作り手と買い手をつなぐのが僕たちの仕事。作家さん背景やストーリーを伝えることでファンを作るお手伝いができたら」と話すのは代表の柏戸喜貴さん。

作り手の作品に対する思いや作品の背景、作品にまつわるエピソードなど、作品についてのさまざまな情報を教えてくれます。

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お正月の風物詩であるカルタを豆皿にしてしまったのは、福岡在住の陶芸家タナベヨシミさん。
『き』は『筋肉』、『そ』は『掃除機』、『あ』は『網タイツ』だろうな、やっぱり…なんて考え出すと、目が離せなくなってしまいます。

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こちらは愛知県の作家、岡モータースさんの作品。いつかどこかで出会ったような人がお皿になっています。いるいる、いますよね、こんな人!
こんな遊び心あふれるうつわから、生活道具としての実用的なうつわまで、豆皿が幅広くそろっています。

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代表の柏戸喜貴さん、志帆さん夫妻をはじめ、総勢5人のスタッフが、日本全国を駆け回り、さまざまな窯元や作家を訪問。個性あふれるうつわを生み出す作家や、ものづくりに真摯に向き合う作り手を発掘し、テーマに合わせた作品制作を依頼することでこのような企画展を実現させています。

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いつまで眺めていても飽きそうにない魅力的なうつわたちと居心地の良い空間。

『珈琲のための器展』や『カレーのためのうつわ展』といった斬新な発想を盛り込んだ人気の企画展には、全国からファンが押し寄せます。

アートスペース油亀の展覧会情報は、HPをチェック!

暮らしに新しい楽しみを添えてくれるようなうつわを探しに、そして手仕事の豊かさを感じに、岡山にあるアートスペース油亀を訪れてみませんか。


アートスペース油亀
所在地/岡山県岡山市北区出石町2-3-1
営業時間/11:00~19:00
休館日/不定休(展覧会により異なる)
電話/086-201-8884
http://www.aburakame.com

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瀬戸内Finder 編集部

地元の皆さんからの写真や、在住ライターの記事で発信する、瀬戸内地域の観光情報サイト、「瀬戸内ファインダー」を作る編集部です。 瀬戸内海を囲む兵庫県、岡山県、広島県、山口県、愛媛県、香川県、徳島県の7県に関わる旬な情報を日々更新しています。   お問い合わせは下記まで Email : staff@setouchifinder.com

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